「魅力的な人」の特徴は何でしょうか。
容姿が整っている? スタイルがいい? ファッションセンスがある? どれも魅力の一つではありますが、何よりも人の印象を決定付けるのは「素敵な笑顔」ではないでしょうか。
口角がキュッと上がった笑顔の女性は、もうそれだけでとっても魅力的!
そこで、リップの塗り方一つで口角を上げる、愛され唇の作り方をご紹介いたします!
◆口角が下がる原因
口角が下がる原因は、口周りの「口輪筋」と呼ばれる筋肉が加齢により衰えてくることにあります。
身体の筋肉は両端が骨にくっついて支えられているのに対して、表情筋は一方が骨に、もう一方は皮膚に直接くっついています。
そのため、表情筋が衰えると、その表情筋に直接くっついている皮膚を支えきれなくなり、筋肉の衰えとともに肌がずり落ちて「たるみ」として現れてしまうのです。
口角を上げる根本的な解決方法は口輪筋を鍛えることですが、トレーニングには日々の積み重ねが必要であり、結果が出るのにも時間がかかります。
そこで、日々のトレーニングを行いつつも、もっと手軽に口角を引き上げる(引き上がったように見える)リップの塗り方をテクニックとして取り入れてみましょう!
◆唇の黄金比
唇には、一番キレイに見える理想的な「黄金比」があります。
リップを塗る際にはこの黄金比を意識して行えば、バランスの取れた美しい唇に仕上げることができますよ。
【唇の黄金比】
・上唇と下唇の縦幅(厚さ)の比率が1対1.5
・上唇の「山」の位置が、唇の中心から片方の口角までを3分割した場合の、中心から3分の1の箇所
・上唇の「谷」の位置が、鼻先から垂直におろした直線上
◆リップの塗り方【口角をキュッと引き上げるメイク法】
前述の唇の黄金比を念頭に、キュッと上がった口角に仕上げるリップの塗り方について見ていきましょう。
まず準備するものは以下の6アイテムです。
【準備するもの】
・リップクリーム
・コンシーラー(固形、リキッドなどお好みのタイプでOK)
・リップペンシル(もしくは、リップブラシ)
・アイブロウ(パウダータイプ、またはペンシルタイプ)
・リップ
・ハイライト(パウダー、リキッドなどお好みのタイプでOK)
(1)リップクリームで保湿を行う
まずは、リップメイクの下準備として唇の保湿を行います。
せっかくキレイなカラーのリップを塗っても、縦ジワや皮剥けのある乾燥した唇では台無しに。リップの前には必ずリップクリームを塗って保湿を行いましょう。
リップクリームを塗る際には、横方向に塗るのではなく、縦ジワに沿って縦方向に丁寧に塗るのが正解!縦塗りをすることで、縦ジワにクリームがしっかりと入り込みシワが目立ちにくくなります。
リップクリームを塗った後には軽くティッシュオフを行い、余分な油分を取り除いておきましょう。この一手間を行うことで、リップの付きと持ちがよくなります。
(2)コンシーラーで口角のくすみを消す
口角を挟むように「くの字」にコンシーラーを塗ります。
塗ったコンシーラーを、口角の輪郭をぼかすように指でトントンとなじませ、くすみを消していきます。
くすみを消すことが目的のため、コンシーラーのカラーは肌よりも少し明るめを選びましょう。カラーは、クマやたるみの「影色消し」に有効なオレンジやイエロー系がおすすめです。
※コンシーラーをぼかした後、上からフェイスパウダーで軽く押さえておくとよりキレイに仕上がります。
(3)口角のラインを描く
リップペンシルで口角の「くの字」ラインを描きます。
口角の下側はふくらませ過ぎずに、口角に向かって斜め上に引き上げるようにラインを引きます。上唇も、山から口角に向かって直線を引くように描きましょう。
唇の端のラインがはっきりすると口角がスッキリとしてキュッと引き締まって見えます。
リップペンシルのカラーはリップよりも少し濃い色を選ぶとキレイに仕上がります。
もしリップペンシルがない場合には、リップブラシとリップで代用してもOK。リップを唇全体に塗る前に、リップブラシに少し取って口角の「くの字ライン」をしっかり描いておきましょう。
(4)口角に影をつける
パウダータイプのアイブロウを小さいブラシに取り、口角から「斜め上」に向けて1~2mmほどライン(影)を入れます。
アイブロウのカラーは肌なじみの良い薄めのブラウン系がおすすめです。
あくまで口角に上向きの「影」を入れる程度ですので、ラインが濃くなりすぎないように注意。濃く付き過ぎた場合は指でぼかしましょう。
ペンシルタイプのアイブロウの場合にも描く方向や長さは同じですが、パウダータイプに比べてペンシルタイプはラインの輪郭がはっきりと出てしまうため、描いた後に必ず指で少しぼかしてください。
ラインの長さも長くなりすぎないように注意。長さは、鏡から少し離れて見たときにラインを描いていると分からない程度(1~2mm程度)で十分です。
(5)リップを塗る
リップを唇全体に塗ります。
リップの色はナチュラルカラーよりも、発色の良いカラーの方が(4)で付けた影と馴染みやすいため、口角上げメイクの際にはおすすめです。
口角部分にリップを塗る際は、(3)で描いた「くの字ライン」からはみ出さないように注意してください。
(6)ハイライトで光を味方につける
口角の上下にほんの少しハイライトをのせ、指でぼかして馴染ませます。
白やブルー系のカラーは白浮きしがちなため、肌なじみの良いほんのりとピンクがかったカラーを選ぶのがベスト。
ハイライトの光を集める効果で、口角がキュッと引き上がったような目の錯覚を起こすことができるため、最後の仕上げにほんの少しプラスしておきましょう!
口紅×グロス、美しい発色の「ミネラルルージュ」
ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルルージュ」は、石けんで落とせるほど肌にやさしい低刺激処方でありながら、「鮮やかな発色」と「色持ちの良さ」を実現したルージュ。
ホホバ種子油やオリーブ果実油の植物オイル、ビタミンAやビタミンCなどの美容エキス配合で、トリートメント効果も高く、デリケートな大人女性の唇を乾燥や縦ジワから守ります。
ミネラルコスメブランドならではの無添加処方で、敏感肌にも安心です。
カラーはナチュラル系の「アプリコットベージュ」、発色の良い「ハニーテラコッタ」と「クラシックベリー」の全3色。
いずれも肌なじみの良いカラーのため、シーンに合わせて使い分けが楽しめます。
■「ミネラルルージュ」商品詳細はこちら
※2024年3月末で販売終了
美容成分90%以上配合!「ミネラルリップグロス」
VINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルリップグロス」は、みずみずしいツヤと肌なじみの良い上品な発色が楽しめる大人のリップグロス。
ジンジャー、ユズ、レモンエキスが、ハリと立体感のあるぷるんとジューシーな唇に導きます。
また、マカデミア種子油、ワレモコウエキスなどの保湿効果の高い植物エキスや植物オイルなど美容成分90%以上配合。縦ジワやくすみをカバーして、健康的でみずみずしいハリ感を長時間キープします!
ミネラルコスメブランドならではの無添加処方で、敏感肌にも安心。
カラーは「チェリーレッド」「マルセイユピンク」「オーロラオレンジ」の全3色。石けんで落とせるほど肌にやさしい低刺激処方のミネラルリップグロスです。
■「ミネラルリップグロス」商品詳細はこちら
※2024年3月末で販売終了
天然成分100%の「ミネラルシルクコンシーラー」
VINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルシルクコンシーラー」は天然成分100%処方。
肌にやさしいだけではなく、カバー力にも優れたアイテムのため、ファンデーションだけでは隠せないシミ・くすみ・毛穴・クマなどを部分的にしっかりカバーします。
天然植物油配合でエモリエント効果にも優れているため、目の下や口周りなどの乾燥による小じわが気になる部分にも使用しやすいコンシーラーです。
◆愛され唇はメイクでゲット!
いつものメイクにほんのひと手間加えるだけで、唇の印象はグッと変わります。
特別なメイクアイテムは不要。定番アイテムの使い方をちょっと工夫するだけで、魅力的な愛され唇が手に入るなら、取り入れてみて損はないですよね。
今日から愛され唇メイク、始めてみてはいかがでしょうか?
お仕事や家庭、プライベートなどで一日中忙しく、お化粧直しもままならない。そんな毎日をアクティブに過ごす方には、朝のつけたてメイクが一日中続くなんて理想的ですよね。
そこで、ロングラスティング効果を謳ったメイクアイテムは多く発売されています。しかしそれらのアイテムも、より適切に使用してこそ効果が発揮されるもの。
ここでは、崩れが一番気になるファンデーションの中から特にリキッドファンデーションに注目し、肌質・年齢を問わずこれまで以上にリキッドファンデのつけたて美肌をキープする塗り方をご紹介します!
リキッドファンデーションの選び方
リキッドファンデーションの塗り方を学ぶ前に、まずは適切なリキッドファンデーションを選ぶことが重要です。
肌質や肌トーンに合ったファンデーションを選ぶことで、より美しい仕上がりを実現することができます。
【肌質から選ぶ】
まず、肌質に合ったファンデーションを選ぶためには、ご自分の肌の特徴を把握することが大切です。
肌が乾燥している場合は、保湿成分が豊富な自然なツヤ系のリキッドファンデーションを選ぶと良いでしょう。一方、脂性肌の場合は、テカリを抑える効果のあるマットな仕上がりのリキッドファンデーションがおすすめです。
【肌トーンから選ぶ】
また、肌トーン(肌の色の明度・彩度の度合い)に合ったファンデーションを選ぶことも重要です。
ご自分の肌トーンを正確に把握し、そのトーンに適した明るさや色味のファンデーションを選ぶことで、自然な仕上がりを実現できます。
一般的には、自然光のもとで肌の色味を確認し、トーンが明るい場合は明るめのファンデーション、暗めの場合は暗めのファンデーションを選ぶと違和感なく肌の美しさを演出できるでしょう。
【ファンデーションの成分から選ぶ】
さらに、ファンデーションの成分にも注目しましょう。
肌に負担をかけにくい成分や保湿効果のある成分が選ばれているファンデーションは、メイクによる肌への負担を軽減しながら美しい仕上がりを実現します。
保湿成分や紫外線カット効果のある成分、さらにはご自分の肌に合う成分を重視して、適切なファンデーションを選ぶことをおすすめします。
【おすすめリキッドファンデ】美容液ミネラルリキッドファンデーション
美容液成分91%以上!光のソフトフォーカス効果で肌の凹凸も飛ばし、なめらかな均一肌へと導く「美容液ミネラルリキッドファンデーション」。
メイクしている間も美容液成分が角層に浸透し、みずみずしいハリツヤ肌へと導きます。
リキッドファンデーションの下地作り
リキッドファンデーションを美しく仕上げるためには、メイクの前に適切な下地作りを行うことが欠かせません。下地作りには、肌の保湿や日焼け止めの使い方などが関わってきます。
【1.肌の保湿ケア】
まず、下地作りの第一歩は保湿です。
中には、ファンデーションが崩れやすいのは油分が多いからだと、乳液やクリームをほんの少し、もしくは全く塗らない、という声も。
ですが実は、肌は乾燥を感じると、紫外線や花粉・ホコリなどの外部刺激を防いだり、肌内部の水分蒸発を抑えたりしようとして、毛穴から過剰に皮脂を分泌するのです。
つまり、本当は乾燥肌(もしくは肌内部が乾燥している「インナードライ肌」)なのに脂性肌と勘違いし、乳液・クリームの油分で肌の乾燥を守らないために、ますます肌奥の乾燥が進んで皮脂過多に……、なんて悪循環が続いている可能性も!
ですから、皮脂によるメイク崩れが気になる方も、化粧水の後にきちんと乳液やクリーム等を塗ってしっかりと保湿し、水分と油分のバランスがとれた肌づくりを心がけましょう。
※ただし、乳液・クリームを塗った後は1分程度置き、その後軽くティッシュオフして余分な油分は取ります。ティッシュオフの際は肌をこすらないように、軽く押さえる感じに。
■あわせて読む
『スキンケア後のベタつき対策!おすすめの化粧水やクリームをご紹介』
■インナードライ肌について詳しくはこちら
『インナードライとは?見分け方や原因は?スキンケアによる対策方法もご紹介』
【2.日焼け止めの使用】
日焼け止めの使用も下地作りの重要なステップです。日焼け止めをファンデーションの下に塗ることで、より効果的に紫外線ダメージによる乾燥や乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。
また、未来のシミ・シワなどのエイジングサインを予防することも期待できます!
日焼け止めアイテムを選ぶ際は、 SPF値やPA指数、配合成分などを確認し、ご自分の肌の日焼けしやすさやライフスタイルに合った日焼け止めを選びましょう。
※メイク下地不要のリキッドファンデーションの場合は、ファンデーション自体のSPF・PA値や配合成分についてご確認ください。
■紫外線(UV)の肌への影響やSPF・PAについて詳しくはこちら
『UV(紫外線)って?種類や肌への影響について解説』
【3.メイク下地の使用】
メイク崩れや毛穴が気になる方や、直接ファンデーションを塗るとかさつきなどを感じる方は、密着度や保湿力に優れたメイク下地を使用しましょう。
※日焼け止めと化粧下地の機能がひとつになったアイテムをご使用の場合は、どちらかでOKです。日焼け止め効果のないメイク下地を使用する場合は、日焼け止めをスキンケアの最後に塗布した後、メイク下地(下地不要の場合はファンデーション)を塗布してください。
メイク下地を塗る際は(メーカー指定の)適量を、おでこ・鼻・両頬・あごの5点に乗せて、肌をこすらないようにしつつ、薄く顔の中央から外側へと伸ばします。
目元のきわは軽く指の腹を使って伸ばして。また崩れやすい小鼻は、軽く叩くようにメイク下地をなじませましょう。
最後にスポンジまたはティッシュで顔全体を押さえて、肌とメイク下地をしっかりとなじませます。
※化粧下地の量は少なすぎても多すぎても、その後のファンデーションの色ムラや崩れの原因になります。また日焼け止め効果がある場合、塗布量が少ないとその効果が減ってしまいます。
日焼けしやすい頬骨の高い部分は特に念入りに塗りつつも、ファンデーションがヨレないようにティッシュオフはきちんと行なってくださいね。
正しいリキッドファンデーションの塗り方のステップ
リキッドファンデーションの美しい仕上がりを実現するためには、正しい塗り方が重要です。以下では、ステップごとに詳しく見ていきましょう。
【下準備】
最初に洗顔で肌を清潔にし、スキンケアでしっかりと保湿を行います。清潔で潤いのある肌にリキッドファンデーションを塗ることで、ノリや持ちを良くすることができます。
【顔全体の塗布方法】
ファンデーションを顔全体に均等に広げるために、指や専用のブラシを使って塗ります。
※手、スポンジ、ブラシと、ファンデーションを顔に伸ばす方法は複数あります。
ただしどのようなツールを使用しても、基本的にはお化粧下地と同じくリキッドファンデーションも、(メーカー指定の)適量を手の甲に乗せ、指で軽く混ぜて柔らかくします。
量が多いと厚塗り感とメイク崩れの原因になるため、最初は薄いと感じるぐらいの量にしましょう。
■ポイント:顔の5か所(額、両頬、鼻先、あご先)に点置きして外側へ
手で塗る場合は人差し指、中指、薬指の3本を使い、手の甲に出したリキッドファンデを「両頬に多め」に置き、残りを「おでこ・鼻・あご」に置きます。
そして両頬の中央から外側へとさっと伸ばし、ポンポンと指の腹で押さえます。
残りの部位のファンデ―ションも「中央から外側」へと伸ばして、指で優しく押さえます。小鼻など細かな部分も忘れずに、指の腹を使って密着させて下さい。
特に鼻の周りや目の下など、カバーしたい部分には丁寧に塗布します。
※ブラシ、スポンジの場合も同様に「中央から外側」へと伸ばします。しみや毛穴が目立つ頬の中央部分をキレイにカバーし、フェイスライン(顔の輪郭近く)はナチュラルに薄く、を意識しましょう! 顔に立体感が出て、ベタッとした厚塗り顔ではなくなります。
【フェイスラインから首筋も忘れずに】
肌が薄くて崩れやすい目元は、指に残った程度のファンデを軽くトントンと付けます。さらにフェイスラインから首筋にかけては、指かスポンジでぼかすように軽くなじませます。
フェイスラインから首筋にまでうっすらとリキッドファンデーションをぼかすことで、「顔だけが浮く(白浮き)」のを防ぎ、自然な立体感と「まるで素肌全体が美しいような透明感」を演出できます。
【余分なリキッドファンデをなじませる】
顔全体が完成したら、スポンジをポンポンと肌に乗せて余分なファンデを取ります。スポンジがない場合は、ティッシュオフ(ティッシュで顔を軽く押さえる)を必ずするようにしましょう。
その後、濃いシミなど気になる箇所にだけ、リキッドファンデーションもしくはコンシーラーを重ねます。
最後に手のひらで顔を包み込み、肌に完全になじませましょう。
■リキッドファンデだけでなく、化粧下地やコンシーラーをのばす際にも大活躍!
【ポンポン3Dパフ】紹介ページを見る▶
メイクの持ちアップにパウダー使用
リキッドファンデーションの持ちをさらにアップさせるためには、仕上げにパウダーの使用が効果的です。
リキッドファンデーションを塗った後に、軽くパウダーを乗せることで、テカリや崩れを防ぐことができます。適量のパウダーをパフもしくはスポンジに取り、顔全体に薄く乗せるようにしましょう。
この時も顔の中央から外側へと重ねます。小鼻など細かな部分はパフもしくはスポンジを折り曲げて、塗り残しがないように。フェイスパウダーもまた、フェイスラインから首筋にも塗って、立体的かつナチュラルに仕上げましょう。
これらのテクニックやポイントを押さえることで、リキッドファンデーションのメイクをより長持ちさせることができますよ!
■あわせて読む
『夏でも崩れないおすすめファンデーション特集』
ファンデーションは塗り方ひとつで仕上がりに変化が
忙しい朝だと、ティッシュオフなどの工程を飛ばしてしまいがち。しかし何気ないほんのひと手間の積み重ねが、崩れにくい上級メイクを叶えてくれます。
ナチュラルなのにいつでもキレイな仕上がりをキープできている肌の秘密は、「丁寧な下地作り」から始まっているのかもしれませんね。
崩れにくいベースメイクにおすすめの商品
ここからは、メイク下地・日焼け止めからリキッドファンデーション、コンシーラー、仕上げのフィイスパウダーまで、メイク崩れにお悩みの方におすすめのベースメイクアイテムをご紹介します!
ミネラルCCクリーム
カラーコントロール・日焼け止め・化粧下地・毛穴カバー・美容液の1本5役の多機能CCクリーム「ミネラルCCクリーム」。
ひと塗りで、うるおってツヤめく1本5役(カラーコントロール・日焼け止め・化粧下地・毛穴カバー・美容液)の多機能CCクリーム。
紫外線をカットする紫外線防止効果(SPF50+ PA++++)、美容成分による優れたスキンケア効果、気になる毛穴や凸凹をカバーするメイクアップ効果でナチュラルなツヤ肌を叶えます。
ミネラルとエーデルワイスエキスなどの希少なオーガニック成分である6種の植物エキス配合。一日中潤いが続き、酸化セリウムにより肌の色素沈着を引き起こすブルーライトからも肌を守ります。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。敏感肌パッチテスト済み。
ミネラルシルクマットベース(化粧下地)
皮脂をブロックして毛穴をカバーするマット系化粧崩れ防止下地「ミネラルシルクマットベース」
皮脂吸着パウダーが余分な皮脂を吸着してテカリや崩れを防ぎ、さらりとした肌を保つ、皮脂テカリ防止マット系メイク下地。肌表面に膜を形成して皮脂を内側に抱え込み、皮脂を広げることなく一日中キープします。
紫外線カット効果(SPF40 PA++++)やブルーライトカット効果(97.5%)があり、色素沈着の原因になる外部刺激から肌を優しく守ります。保湿成分ヒト型セラミド配合で、肌に潤いを与えて乾燥を防ぎます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
■ミネラルシルクマットベースの商品詳細を見る▶
美容液ミネラルリキッドファンデーション
美容液成分91%以上!光のソフトフォーカス効果で肌の凹凸も飛ばし、なめらかな均一肌へと導く「美容液ミネラルリキッドファンデーション」。
コラーゲン、プラセンタエキス、ヒアルロン酸、スクワラン、セラミドなどの美容液成分91%以上配合、スキンケア処方のリキッドファンデーション。メイクしている間も美容液成分が角層に浸透し、みずみずしいハリツヤ肌へと導きます。
光のソフトフォーカス効果で肌の凹凸も飛ばし、軽いつけ心地なのに気になる毛穴やシミ・クマをしっかりカバーしてなめらかな均一肌へ。光老化のスイッチ因子をストップさせるイザヨイバラエキス配合で、光老化から肌を守ります。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、パラベン、エタノール、鉱物油、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
ミネラルシルクコンシーラー
気になる毛穴、シミ、ニキビ跡、クマなどの肌悩みを厚塗り感なくカバーできるスティックコンシーラー「ミネラルシルクコンシーラー」。
カバー力に優れた、スティックタイプのミネラル配合コンシーラー。
毛穴、ニキビ・ニキビ跡、シミやくすみ、目の下のクマ、ほうれい線など、気になる肌悩みを厚塗り感なくしっかりとカバーします。 保湿美容成分のホホバ種子油やセラミド、シルク成分配合でしっとりと肌にフィットし、ヨレることなく繊細な肌を守ります。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
ミネラルUVパウダー
肌にやさしく紫外線カット!テカリ崩れを防止して透明美肌が続く日焼け止めフェイスパウダー「ミネラルUVパウダー」。
紫外線カット(SPF50+ PA++++)・保湿ケア・テカリ防止が叶うミネラルUVパウダー。
天然ミネラル成分とピュアシルクパウダー配合で、長時間くすまず透明感のあるツヤ肌へ。
特殊コーティングで時間がたっても崩れず、美肌をキープします。また、肌触りの良いパフが簡単にふんわりきめ細かい仕上がりを実現。
ブルーライトも99.4%カットでき、外部刺激から肌を守ってしっとり感が続きます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、鉱物油、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
【あわせて読みたい】
『ベースメイクの正しい順番は?きれいに仕上げるためのポイントを解説』
『皮脂による肌トラブルを防ぐには?皮脂と上手に付き合うための方法をご紹介』
『スキンケアの正しい順番を朝夜別に徹底解説!ケアの目的から注意点まで』
『敏感肌の正しいスキンケアを徹底解説!原因とどんな化粧品を選ぶべきか』
『リキッドファンデとパウダーファンデの特徴とメリット、使い方まとめ!』
普段メイクをする方にとって、ファンデーションはメイクアップの中で欠かせない重要なアイテム。肌と相性のよいファンデーションを選ぶことは、肌の印象を大きく左右するため、選び方から慎重になりますよね。
そこでここでは、多くの方がどちらがよいか悩みやすい「リキッドファンデーション」と「パウダーファンデーション」、それぞれの特徴とメリットに注目!
これからのファンデーション選びのご参考に、ファンデーションを代表するリキッドファンデーションとパウダーファンデーションの特徴とメリットを詳しくご説明します。また、簡単にそれぞれの使い方もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
リキッドファンデーションの特徴とメリット
一般的なリキッドファンデーション(略して「リキッドファンデ」)の特徴とメリットについて見ていきましょう。
■テクスチャーと質感・・・その名の通り、液体(リキッド)状のファンデーション。一般的に、なめらかでクリーミーなテクスチャーが多いでしょう。そのため乾燥しがちな肌でも均一に広げやすく、肌の上で自然になじみます。
■カバー力・・・軽いカバー力からしっかりとしたカバー力があるものまであります。カバー力が高いものは、コンシーラーを使わずにシミ、ニキビ、赤みなどをカバーすることができます。
■仕上がり・・・マット、セミマット、ツヤ、ナチュラルなど幅広くありますが、基本的には「ツヤ」を演出しやすいでしょう。
■保湿力・・・多くのリキッドファンデには、肌を潤して乾燥を防ぐ保湿成分が含まれています。これにより、長時間の使用でも肌がしっとりとした状態を保つことができます。
■持続性・・・パウダーファンデと比較して、肌に密着しやすく化粧くずれしにくいでしょう。
パウダーファンデーションの特徴とメリット
一般的なパウダーファンデーション(略して「パウダーファンデ」)の特徴とメリットについて見ていきましょう。
■テクスチャーと質感・・・その名の通り、粉状(パウダー)のファンデーション。パウダーなので質感も軽く、メイクの厚塗りが気になる方でも挑戦しやすいでしょう。
■仕上がり・・・肌に自然なマットな質感を与えてテカリを抑えるのに効果的です。
■皮脂吸収効果・・・パウダーが余分な皮脂を吸収してくれるため、特に脂性肌(オイリースキン)の方や暑い日やスポーツをする際におすすめです。
■塗布・携帯のしやすさ・・・パフやブラシを使用してサッと塗るだけで、均一なカバーが得られます。外出先のリタッチ(化粧直し)にも適しています。
■UVカット効果(日焼け止め効果)・・・パウダーファンデの場合、UV(紫外線)カット指数のSPF値が表記されていなくても、ある程度のUVカット効果が期待できます。
というのも、多くのパウダーファンデに配合されている酸化チタンなどには、紫外線散乱剤と似た働きがあるためです。日焼け止め成分が苦手な方は、パウダーファンデをこまめに塗り直しましょう。
リキッドファンデーションの選び方
次にリキッドファンデーションの選び方について見ていきましょう。
【肌のタイプ】
■乾燥肌(ドライスキン)・・・保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、スクワランなど)や美容液成分、良質な油分を含むリキッドファンデがおすすめです。また、乾燥肌特有のかさつきをカバーして、潤いある肌に仕上げたいため、ファンデーションはマットタイプよりもツヤタイプを選ぶようにしましょう。
■脂性肌(オイリースキン)・・・日中のテカリや皮脂浮きをできるだけ抑えるために、ベタつきの少ないタイプやセミマット、マット仕上げのリキッドファンデがおすすめです。
なお、リキッドファンデを使用する場合は、皮脂コントロール成分が含まれているフェイスパウダーで仕上げると良いでしょう。
【季節】
■夏・・・夏や湿度が高い時は、汗や皮脂に強く、SPF値が高めのリキッドファンデがおすすめです。
■冬・・・肌が乾燥しやすいため、保湿成分が豊富で、肌を乾燥から守ってくれるリキッドファンデがおすすめです。
パウダーファンデーションの選び方
次にパウダーファンデーションの選び方について見ていきましょう。
【肌のタイプ】
■乾燥肌(ドライスキン)・・・保湿力のある成分が配合されつつ、成分自体はシンプルで負担の少ないパウダーファンデがおすすめです。
■脂性肌(オイリースキン)・・・余分な皮脂を吸収する、マット・セミマットな仕上げのパウダーファンデがおすすめです。
【季節】
■夏・・・夏や湿度が高い時は、皮脂吸収成分が含まれるパウダーファンデがおすすめです。
■冬・・・肌が乾燥しやすく敏感になっているため、シンプル処方でミネラル成分の多い、乾燥しづらいパウダーファンデがおすすめです。さらに乾燥が気になる場合は、スキンケア時の保湿クリームやメイク下地の組み合わせを工夫しましょう。
リキッドファンデーションの使い方
①肌の下準備:
きちんと洗顔した後、化粧水、美容液、乳液・クリーム等の基本的なスキンケアを行い、しっかりと保湿します。ベタつきが残る場合は、顔に軽くティッシュを当てて、余計な油分をティッシュオフしてください。
次に、化粧下地を塗ります(下地不要のファンデの場合はなし)。多くの化粧下地は、ファンデーションの持ちをよくするだけでなく、皮脂を抑えて毛穴をカバーする効果もあります。
②ファンデーションを手に取る:
手の甲に適量のリキッドファンデーションを出し、指で軽く混ぜて柔らかくします。その後、ファンデを顔の5点(額、両頬、鼻、あご)に点置きします。
③顔の中心から外側へ塗る:
顔の中心部から始めて、外側へ向かって伸ばします。こうすることで、自然なグラデーションが作れます。
※ブラシやスポンジを使用して伸ばす場合も同様にしましょう。
④均一に伸ばす:
ファンデーションがムラにならないよう、きちんと伸ばすように注意しましょう。特に、フェイスラインや小鼻の周り、目の下などは丁寧に押さえて密着させてください。
※シミやニキビ跡が気になる場合は、その部分だけコンシーラーやリキッドファンデを重ねます。
⑤仕上げをする:
リキッドファンデの上から、軽くフェイスパウダーをはたいて、メイクを密着させます。
■リキッドファンデーションについてさらに詳細はこちら
『メイク崩れ・ヨレ対策!リキッドファンデーション正しい塗り方・選び方ガイド』
パウダーファンデーションの使い方
①肌の下準備:
きちんと洗顔した後、化粧水、美容液、乳液・クリーム等の基本的なスキンケアを行い、しっかりと保湿します。ベタつきが残る場合は、顔に軽くティッシュを当てて、余計な油分をティッシュオフしてください。
次に、化粧下地を塗ります(下地不要のファンデの場合はなし)。多くの化粧下地は、ファンデーションの持ちをよくするだけでなく、皮脂を抑えて毛穴をカバーする効果もあります。
②ファンデーションを取る:
パウダーをパフやブラシに適量取ります。取りすぎてしまった場合は、手の甲などで余分を落としてから使用します。
※シミやニキビ跡が気になる場合は、その部分だけパウダーファンデの前にコンシーラーでカバーしましょう。
③顔の中心から外側へ塗る:
パフをポンポンと軽く押さえるようにして、顔全体に塗布します。ブラシを使用する場合は、内側から外側へと軽くスライドしながら塗布します。
④仕上げをする:
肌にムラがないか確認し、必要であれば、ブラシやスポンジで均一に伸ばしてください。なお、ムラになりやすいフェイスラインや小鼻の周り、目の下などはパフを折って、丁寧に押さえて密着させてください。
最後に、手のひらでやさしく顔全体を包むようにして押さえ、ファンデをなじませます。
■パウダーファンデーションについてさらに詳細はこちら
『ベースメイクの正しい順番は?きれいに仕上げるためのポイントを解説』
以上が、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの基本的な使い方です。
どちらも使用する製品の特徴や肌の状態、肌との相性によって、最適な使い方が異なる場合がありますので、色々と試しながら自分に合った方法を見つけることをおすすめします。
崩れにくく肌に優しいリキッド&パウダーファンデーション
ここからは、ミネラルとシルクの力で崩れにくく肌に優しい「リキッドファンデーション」「パウダーファンデーション」、リキッドファンデーションの仕上げにおすすめの「フェイスパウダー」、どちらのファンデーションにも相性がよく使いやすい「スティックタイプのコンシーラー」をご紹介します。
美容液ミネラルリキッドファンデーション
美容液成分91%以上!光のソフトフォーカス効果で肌の凹凸も飛ばし、なめらかな均一肌へと導く「美容液ミネラルリキッドファンデーション」。
コラーゲン、プラセンタエキス、ヒアルロン酸、スクワラン、セラミドなどの美容液成分91%以上配合、スキンケア処方のリキッドファンデーション。メイクしている間も美容液成分が角層に浸透し、みずみずしいハリツヤ肌へと導きます。
光のソフトフォーカス効果で肌の凹凸も飛ばし、軽いつけ心地なのに気になる毛穴やシミ・クマをしっかりカバーしてなめらかな均一肌へ。光老化のスイッチ因子をストップさせるイザヨイバラエキス配合で、光老化から肌を守ります。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、パラベン、エタノール、鉱物油、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落とせます。
ミネラルシルクファンデーション
パウダーなのにしっとりうるおう、毛穴やテカリをカバーする「ミネラルシルクファンデーション」。
敏感肌・乾燥肌にやさしくメイクしているのを忘れるくらい軽いつけ心地ながら、ソフトフォーカス効果で毛穴やくすみ・テカリをしっかりカバーするパウダーファンデーション。
皮脂吸着パウダー配合で時間が経つほどに皮脂ときれいに混ざり、一日中テカリを防ぎながら美しいツヤを与えます。また、肌触りの良いパフが簡単にふんわりきめ細かい仕上がりを実現。
SPF25 PA++で日常の紫外線をカットでき、ピュアシルクパウダーの保湿力で「パウダーなのにしっとりうるおう」新感覚に!
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自分らしいファンデーション選びを楽しんで!
まさに、美しいメイクの土台となるファンデーション。その選び方一つで、日常のメイクの質が大きく変わると言っても過言ではありません!
リキッドファンデーションは、そのなめらかなテクスチャーとカバー力が支持されています。一方のパウダーファンデーションは、比較的ナチュラルな仕上がりを求める方や、メイクの持ちを重視する方におすすめです。
しかし、大切なのは現在の肌質・肌悩みや活用シーン、気分に合わせて最適なファンデーションを選ぶこと。季節や肌の調子によって使い分けるのも一つの方法です。
何よりも、ファンデーション選びは「自分らしさ」を表現する楽しいプロセス。長く愛用できるお気に入りのファンデーションを、ぜひ見つけてみてくださいね。
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健やかな肌をキープするためには、「角質ケア」は欠かせません。
というのも、肌の表面にある角質層は、古い角質細胞が積み重なったものであり、適切なケアを行わないと、ニキビや肌荒れ、乾燥、毛穴づまりなどの肌トラブルやシミ・シワ・くすみといったエイジングサインの原因となることもあるからです!
そこでここは、「角質ケア」に注目。潤いのある柔らかな肌を手に入れるための基本的な知識と角質ケア方法についてご紹介します。
角質とは
肌の一番上には、「表皮」があります。そして表皮は、さらに下から「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層(角層)」に分けることができます。
表面の「角質層(角層)」は、角質細胞がレンガのように積み重なったもの。そしてこの「角質細胞」のことを、一般的には「角質」と呼んでいます。
角質層は、厚さが約0.02mmと薄いものの、肌を紫外線やホコリ、細菌などの外部刺激から守り、肌内部の水分の蒸発を防ぐシャッターのような機能「バリア機能」を担っている重要な層なのです!
角質の役割について
では、さらに詳しく角質の役割について見ていきましょう。
先述したように、角質は肌の最も外側に位置し、外部からの刺激や環境の変化から肌を守るバリア機能を担っています。
また、角質層にはセラミドや天然保湿因子(NMF)といった保湿・保水成分が存在し、肌の水分蒸散を防ぐ働きを持っています。
そのため、なんらかの原因で角質層のバリア機能が弱まると、肌は乾燥しやすくなり、刺激に敏感に傾きます。
さらに、バリア機能の低下は肌トラブルの原因となり、ニキビや湿疹、かゆみなどの問題が生じる可能性があります。
また、角質は肌のターンオーバーにも関与しています。ターンオーバーとは、肌の新陳代謝のこと。古くなった角質細胞が自然にアカとして剥がれ落ち、新しい細胞が表面に現れるプロセスを指します。
つまり、正常なターンオーバーが行われていると、肌は新鮮な状態を保ち、透明感やツヤを実現します。しかし、ターンオーバーが乱れると、古い角質が長く肌表面に残って厚く積もる(=角質肥厚)ため、肌のくすみやざらつきの原因に!
また、古い角質が毛穴に落ち込むと、余分な皮脂や汚れと混ざって角栓になることも。さらに、古い角質が厚く積もって毛穴の出口を塞ぐと、皮脂がうまく排出されなかったり角栓が詰まりやすくなったりするため、大人ニキビができやすくなります。
主な角質の肌トラブル
では次に、角質に関する肌トラブルについて、具体的に見ていきましょう。
【乾燥・乾燥性敏感肌】
乾燥や乾燥による敏感肌は、角質層の水分不足やバリア機能の低下によって引き起こされます。
洗浄力の強い洗顔料・クレンジングの多用や保湿ケア不足などで、バリア機能が低下すると、角質層が乱れて粉をふいたり、かゆみを感じたりすることも。
このような乾燥ダメージ予防には、肌の水分バランスを保つためのスキンケアルーティンを実践することが重要です。
【キメの乱れ】
角質層の厚みやターンオーバーの乱れによって、肌のキメが乱れることがあります。
※肌のキメとは:肌表面の滑らかさや整った状態のこと。正常なキメとは、肌の表面に均等に配置された細かな凹凸が整然としている状態を指し、肌が健康で美しく見える要素のひとつ。
古い角質が蓄積されると、肌表面がざらつき、くすみが目立つようになります。適切な角質ケアによって、古い角質を適切に除去してターンオーバーを整えることが大切です。
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【肌のごわつき】
肌のごわつきとは、肌表面が滑らかでなく、細かな凹凸やざらつきを感じる状態。これは、角質層の不均一な厚みや古い角質細胞の蓄積によって引き起こされます。
肌のごわつきは、乾燥やターンオーバーの乱れ、紫外線の影響、不適切なスキンケアなどさまざまな要因によって発生することがあります。不均一な厚みのある角質層は、肌の表面を粗く見せるだけでなく、メイクのりも悪くし、肌の透明感や滑らかさを損なうことにも!
肌のごわつきを改善するためには、適切な角質ケアが重要です。古い角質を取り除くことでターンオーバーを整えて、保湿ケアで肌の水分バランスを取り戻すこともポイントになります。
角質とニキビは関係がある?
古い角質が厚く積もることで、毛穴に角栓が詰まりやすくなると、ニキビや吹き出物が発生することがあります。
角栓が毛穴を詰まらせると、毛穴内で皮脂をエサにする雑菌が繁殖。そこから炎症が起こることが原因です。
適切な洗顔や皮脂コントロール、角栓ケアを行うことで、ニキビや吹き出物の予防につながります。また、食生活やストレスなどの内部要因にも注意し、バランスのとれた生活を送ることも大切です。
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角質の正しいケア方法
次に、角質の正しいケア方法について見ていきましょう。
【優しい洗顔と適切な保湿】
洗顔は、肌の清潔さを保つために欠かせないスキンケアのひとつ。ですが、過度な洗顔や刺激の強い洗顔料やクレンジング剤の使用は、角質を傷つけてバリア機能にダメージを与えるリスクがあります。
そのため、まずは刺激が少なく保湿力のある洗顔料・クレンジング剤を選ぶことが、角質ケアの第一歩とも言えます。
また洗顔時は、よく泡立てて、適度な力加減で優しく泡で洗うようにしましょう。
さらに洗顔後は、同じく低刺激な保湿力のあるスキンケアアイテムで、適切な保湿ケアを行うことが重要に。保湿ケアは肌の水分バランスを整え、角質の乾燥やゴワつきを防ぐ効果があります。
保湿力の高い化粧水や美容液、乳液・クリームなどで肌に適切な水分と油分を与えることで、角質を健やかに整えましょう。
■スキンケアに含まれる保湿成分例:セラミド、ヒアルロン酸、スクワラン、アミノ酸類、コラーゲン、グリセリンなど
【角質ケア用のアイテムの適切な使用】
角質ケアには、フェイシャルスクラブやピーリング剤などの専用アイテムを適切に使用することで、古い角質を取り除き、ターンオーバーを整えることができます。
しかし、これらのアイテムを適切に使わないと肌を傷つけることも。必ず使用頻度や使用方法を守り、過度な摩擦や刺激を避けましょう。
なお、肌の乾燥がひどい場合や敏感肌の場合は、強い刺激を与えるとさらにターンオーバーが乱れることがあるため、保湿ケアで角質に潤いを与えることに重点を置くようにしてください。
【健康的な生活習慣の維持】
角質ケアは外部からだけでなく、内側からのケアも欠かせません。健康的な生活習慣を維持することで、肌の状態を改善できることがあります。
たとえば、バランスの取れた食事を心掛け、肌に必要な栄養素を摂取することで肌の健康をサポートしましょう。
また、睡眠不足や慢性的なストレスは肌のターンオーバーを乱し、肌トラブルの原因になることがあります。そのため、十分な睡眠やストレス発散も、角質ケアにつながります!
日々の生活習慣を見直して、肌を健やかに育てる規則正しい生活を送りましょう。
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角質ケアにおすすめのスキンケア商品
古い角質を優しく落として肌に潤いを与える、角質ケアにおすすめのスキンケアアイテムを以下にピックアップします。
ミネラルシルクソープ(固形石けん)
毛穴詰まりの元になる古い角質や毛穴汚れを巻き込んで、すっきりと落とす洗顔せっけん「ミネラルシルクソープ」。
肌の潤いを守りながら古い角質を優しく落とす、京都産カイコまゆエキス配合の丁寧に作られた「枠練りコールドプロセス」石けん。
海洋性ミネラル成分が豊富な沖縄産クチャ(海シルト、海泥)の微細な粒子が、毛穴奥の皮脂汚れやホコリを吸着。保湿効果や肌整効果が期待できます。
もっちりとした粘り泡が乾燥しやすい肌をやさしく包み込み、くすみのない透明美肌へ。肌を整えるムラサキ根エキスや保湿成分のオリーブ果実油やヤシ油配合で、しっとりとした潤いが楽しめる石けんです。
ボタニカルモイストセラム(美容液)
キメの乱れが気になる肌に、ふっくらハリを与えてキメを整える美容液「ボタニカルモイストセラム」。
保湿美容成分ヒアルロン酸や4種のヒト型セラミド、5種の植物幹細胞エキスやカイコまゆエキスが、乾燥肌や年齢肌に不足しがちな潤いとハリをプラスし、肌表面のバリア機能を整える美容液。
カミツレ花エキスやセイヨウオトギリソウ花エキスなどの植物エキスが、目元・口元の乾燥ジワやたるみ毛穴などのエイジングサインが気になる肌をひきしめて、キメの整った肌へと導きます。
ボタニカルモイストクリーム
保湿成分スクワランが肌の水分蒸発を防いで、角層に潤いを閉じ込める保湿クリーム「ボタニカルモイストクリーム」。
保湿美容成分6種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスが、乾燥肌・年齢肌に潤いとハリを与えて、肌表面のバリア機能を整えます。
さらに、整肌成分の油溶性ビタミンC誘導体が潤い満ちる明るい肌へと導き、使うほどにくすみのないハリツヤ肌へ。
正しい角質ケアで潤い満ちるつるつる肌へ
肌のバリア機能を担う角質を健やかにする角質ケアは、肌の健康と美しさを保つために欠かせません。適切なケアを行うことで、肌のバリア機能とターンオーバー、水分バランスが整い、結果的に肌トラブルを予防できます。
自分自身の肌質に合った適切な角質ケアを実践することで、乾燥やニキビなどの角質トラブルが起きにくい理想の肌作りを目指しましょう!
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スキンケアやメイクをするたびに気になる毛穴の凹凸。夕方になるとメイクの毛穴落ちが気になる……。そんな開いた毛穴に長年悩んでいる、という声は少なくありません!
ですが、どれだけ毛穴ケアをしていても、やり方が誤っていればますます毛穴が開いてしまい、さらには他のエイジングサインまで目立つようになることも。
そこでここでは、毛穴開きの主な原因と、日常でできる毛穴を引き締める手順やスキンケアの注意点、また改善したい生活習慣についてご紹介します。
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毛穴開きの原因とは
まずは、どうして毛穴が開いてしまうのか、その主な原因について見ていきましょう。
原因1:乾燥
一年中肌にかさつきがあったり、夏よりも冬のほうが毛穴が目立ったり、といった特徴があるのなら、毛穴が開いている原因は「肌の乾燥」かもしれません。
肌表面の角層の水分が不足していると、肌表面はハリを失いしぼんだ状態に。すると、肌表面にある毛穴の出口が開いて毛穴周りの影まで大きく目立っているのです。
なお、肌が乾燥すると、肌表面を外的刺激から守り、肌内部の水分蒸発を防ぐ「バリア機能」が衰えます。
すると、肌の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー」も乱れやすくなるため、古い角質細胞が剥がれずに蓄積されて毛穴を防ぎ、開き毛穴から詰まり毛穴へと変化することもあります。
原因2:皮脂の過剰分泌
脂性肌で毛穴から皮脂が過剰分泌されやすい場合、毛穴の奥にある皮脂腺が元々大きく、毛穴が開きやすいと言えます。
また、実際は乾燥肌ながら、水分不足を補ってバリア機能を守ろうと過剰に皮脂が分泌されている「インナードライ肌」の場合も、毛穴が開きやすく目立つことになります。
原因3:加齢や紫外線によるたるみ
毛穴の形が丸型ではなく、楕円形のしずく型になっている場合、肌がたるんで下垂し、毛穴が開いて見えていると考えられます。
加齢や紫外線ダメージなどによって、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの機能が衰えたり、数が減少したりしていると、これらが担っている肌のハリ・弾力が低下するため、肌はたるみやすくなるためです。
※上図:コラーゲンやエラスチンの生成力の低下と肌のたるみのイメージ
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毛穴を引き締める手順
では、開いて目立っている毛穴を引き締めるには、どのようなケアをすればよいでしょうか。毎日取り入れたい、毛穴を引き締めるためのスキンケアの手順について見ていきましょう。
手順1:ホットタオルで肌を柔らかくする
開いた毛穴には、余分な皮脂やメイク汚れ、花粉やホコリなどが入り込んでいることがあります。そのため、まずは毛穴汚れを取るところから毛穴ケアをスタートさせましょう。
とはいえ、汚れが気になるからとゴシゴシと洗顔やクレンジングで洗いすぎると、肌が乾燥してさらに皮脂分泌量が増えてしまいます。
また、肌にダメージを与えることでバリア機能が損なわれ、ターンオーバーが乱れて毛穴づまりの原因である角栓ができやすい悪循環を生むことにも。
そこで、まずはホットタオルを当てて、硬くなった肌や角栓を柔らかくほぐします。
【ホットタオル(蒸しタオル)の作り方】
1.清潔なタオルを軽く水で濡らします
2.1のタオルをロール状に巻いて、乾かないようにラップに包みます
3.500Wの電子レンジで50秒前後温めます ※ぬるい場合は10秒ずつ適温になるまで温めます
必ず手でタオルの熱さを確かめてから顔に乗せ、ヤケドをしないように気をつけましょう。
手順2:毛穴の汚れをやさしく取る
ホットタオルで肌を柔らかくしたら、保湿成分配合のクレンジング剤や古い角質や汚れを吸着するクレイ配合の洗顔料を使って、潤いを残しながら洗います。
洗顔料を使用する場合は、よく泡立てて、泡のクッションで汚れを吸着させるようにして洗いましょう。
手順3:スキンケアで保湿する
洗顔をした後は、毛穴開きや過剰な皮脂分泌の原因になる肌の乾燥を防ぐために、保湿力のあるスキンケア(化粧水・美容液・クリーム)をすぐに塗布します。
片方の手で頬のたるみを持ち上げて、反対側の中指・薬指の腹で、毛穴の下から上に向かってクルクルと優しくマッサージしながら、スキンケアアイテムを毛穴になじませるように塗りましょう。
スキンケアの各工程の最後には、ハンドプレスをして成分を角層にきちんと浸透させてください。
なお、開き毛穴・たるみ毛穴がひどい場合は、コットンに保湿・エイジングケア美容成分配合の化粧水をたっぷりと含ませてから両頬に乗せて、5分程度コットンパックをするのもおすすめです。
スキンケアの注意点
先述したように、肌のハリが不足すると、肌のたるみによる毛穴開き(たるみ毛穴)が目立ちます。そのため、保湿やハリにアプローチできるスキンケアを心がけましょう。
肌内部の水分は、セラミドなどの保湿・保水成分によって維持されていますが、加齢などによってこれらの保湿成分を作り出す力が弱まると、角層の水分が失われてしまいます。
肌の水分が失われるとバリア機能が弱くなり、外部刺激を受けやすくなります。その結果、肌内部にまでダメージを受け、肌がたるみやすくなることで毛穴の開きなど毛穴トラブルにつながるのです。
そこで重要なのが、スキンケアでの保湿です。化粧水で水分を肌に入れたら、最後に乳液やクリームなどの油分で肌をカバーし、水分蒸発をふせぐことが重要です。
また乾燥対策には、肌の水分をキープして潤いを保持するセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿・保水成分が配合されたものを選ぶようにしましょう。
生活習慣を改善して毛穴を引き締める
では、気になる毛穴を引き締めるためには、スキンケア以外にどのような生活習慣に気をつければよいのかチェックしていきましょう。
1.紫外線対策
紫外線(UV)は、肌のハリをなくしてたるみを誘発する大きな要因のひとつ。特に普段から紫外線対策をしていない方は、注意が必要です!
肌の老化の8割は紫外線によるものとも言われています。紫外線は、表皮を透過し真皮にまで届き、コラーゲンを傷つけたり、エラスチンを変性させる活性酵素の発生を促したりします。
なお、紫外線は一年中地表に降り注いでおり、日差しの弱い冬場や曇りの日であっても油断できません。シーズンや天候に関わらず、常にUVカット効果のあるアイテムを活用するようにしましょう。
2.栄養バランス・食生活の見直し
ソーセージやハムなどの加工肉や揚げ物、甘いものの食べ過ぎや飲み過ぎは、肌をたるませて毛穴を目立たせる要因になります。これは、「糖化(とうか)」とよばれる現象が関係します。
糖化とは、食事などから摂取した余分な糖分がタンパク質(=コラーゲンやエラスチン)や脂質と結合し、細胞にダメージを与えてしまう現象のこと。肌だけではなく、体全体の老化を引き起こす原因ともされます。
糖化によって作られるAGEsとよばれる悪性物質は、コラーゲン繊維などの繊維同士を結合させることで伸縮性を奪い、肌のハリを失わせます。さらに、AGEsは細胞に色素沈着することから、たるみだけではなく、くすみやシミの原因にもなるため要注意なのです。
肌の健康維持に欠かせないビタミン類の不足や、血行促進に必要な鉄分の不足も肌の不調につながるため、栄養バランスのよい食事を摂ることを心がけましょう。
3.運動や入浴で汗をかく
運動や入浴で汗をかくことは、健やかな肌づくりの土台になります。
人の肌は、汗をかくことで弱酸性が保たれています。そして、健やかな肌に欠かせない正常なターンオーバーは、肌が弱酸性の時にこそキープできるのです。
そのため、運動や入浴で良質の汗をかくことで、弱酸性の肌を保つことがポイントに。
入浴時はシャワーだけではなく浴槽につかり、ゆっくりと汗をかきましょう。長時間の入浴が苦手な方は、水圧による負担の少ない半身浴がおすすめです。
また、適度な有酸素運動(ウォーキング、サイクリング、水泳など)は、汗をかくと共に、細胞の修復に欠かせない成長ホルモンの分泌を促す効果も期待できます。
※汗をかいた後は、しっかりと水分補給を欠かさないように注意しましょう。
正しいスキンケアと生活習慣で毛穴が気にならない肌へ
毛穴の開きは、皮脂や詰まりを無理に取ろうとするほど目立つようになるため本末転倒です。
摩擦を与えない正しい保湿重視のスキンケアと日々の紫外線対策、また食生活や運動習慣などの内側からの改善によって、年齢やダメージに負けない健やかな毛穴のない肌づくりを目指すようにしましょう。
毛穴におすすめのスキンケア商品
ではここからは、気になる毛穴におすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
ボタニカルモイストウォッシュ(洗顔料)
毛穴汚れをすっきりさせて潤い守る洗顔フォーム「ボタニカルモイストウォッシュ」。
もっちりとした濃密泡がモコモコのクッションになり、毛穴に詰まった皮脂や汚れを落としながら、肌に摩擦を与えずにやさしく洗い上げる洗顔料。
植物由来の洗浄成分と保湿効果が期待できる京都産カイコまゆエキス配合で、肌に必要な水分・油分は残して毛穴汚れはすっきり!
さらに、保湿成分の5種のヒト型セラミドと3種の植物幹細胞エキスが、乾燥しやすい肌に潤いを与えてバリア機能を整えます。
ミネラルシルクソープ(固形石けん)
毛穴詰まりの元になる毛穴汚れや古い角質を巻き込んで、すっきりと落とす洗顔せっけん「ミネラルシルクソープ」。
肌の潤いを守りながら古い角質を優しく落とす、京都産カイコまゆエキス配合の丁寧に作られた「枠練りコールドプロセス」石けん。
海洋性ミネラル成分が豊富な沖縄産クチャ(海シルト、海泥)の微細な粒子が、毛穴奥の皮脂汚れやホコリを吸着。保湿効果や肌整効果が期待できます。
もっちりとした粘り泡が乾燥しやすい肌をやさしく包み込み、くすみのない透明美肌へ。肌を整えるムラサキ根エキスや保湿成分のオリーブ果実油やヤシ油配合で、しっとりとした潤いが楽しめる石けんです。
ボタニカルモイストクレンジングミルク(メイク落とし)
メイクや毛穴汚れを、やさしく落とすミルククレンジング「ボタニカルモイストクレンジングミルク」。
保湿成分4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス配合で、メイクや毛穴汚れはすっきり落としつつ、ゆらぎやすい肌に潤いとハリを与えるクレンジングミルク。
植物由来の洗浄成分と京都産カイコまゆエキスが、毛穴に詰まった皮脂やメイク汚れを優しくオフ。肌に必要な水分・油分は残して、美容成分が乱れやすい肌のバリア機能を整えます。パッチテスト、スティンギングテスト済。
ボタニカルモイストローション(化粧水)
乾燥肌・インナードライ肌を潤いで満たし、みずみずしく保つ化粧水「ボタニカルモイストローション」。
4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスなどの保湿美容成分が、乾燥肌・インナードライ肌に潤いとハリを与えて、乱れがちなバリア機能を整える化粧水。
グリチルリチン酸2Kやアラントインなどの整肌・保湿成分が肌荒れを防いで、乾燥によるエイジングサインにもアプローチ。
ミネラル豊富なボタニカルウォーターが角質にすっと浸透して、ハリのあるみずみずしい肌へと導きます。敏感肌パッチテスト済。
ボタニカルモイストセラム(美容液)
年齢サインが気になる肌に、ふっくらハリを与える美容液「ボタニカルモイストセラム」。
保湿美容成分ヒアルロン酸や4種のヒト型セラミド、5種の植物幹細胞エキスやカイコまゆエキスが、乾燥肌や年齢肌に不足しがちな潤いとハリをプラスし、肌表面のバリア機能を整える美容液。
カミツレ花エキスやセイヨウオトギリソウ花エキスなどの植物エキスが、目元・口元の乾燥ジワやたるみ毛穴などのエイジングサインが気になる肌をひきしめて、キメの整った肌へと導きます。
ボタニカルモイストクリーム
保湿成分スクワランが肌の水分蒸発を防いで、角層に潤いを閉じ込める保湿クリーム「ボタニカルモイストクリーム」。
保湿美容成分6種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスが、乾燥肌・年齢肌に潤いとハリを与えて、肌表面のバリア機能を整えます。
さらに、整肌成分の油溶性ビタミンC誘導体が潤い満ちる明るい肌へと導き、使うほどにくすみのないハリツヤ肌へ。
ミネラルシルクマットベース(化粧下地)
皮脂をブロックして毛穴をカバーするマット系化粧崩れ防止下地「ミネラルシルクマットベース」
皮脂吸着パウダーが余分な皮脂を吸着してテカリや崩れを防ぎ、さらりとした肌を保つ、皮脂テカリ防止マット系メイク下地。肌表面に膜を形成して皮脂を内側に抱え込み、皮脂を広げることなく一日中キープします。
紫外線カット効果(SPF40 PA++++)やブルーライトカット効果(97.5%)があり、色素沈着の原因になる外部刺激から肌を優しく守ります。保湿成分ヒト型セラミド配合で、肌に潤いを与えて乾燥を防ぎます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
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スキンケアやメイクをする時、気になるエイジングサインの上位にあるのが顔のシワ。「最近目元シワが増えたような……」「笑うとシワの跡が残ってなかなか消えない……」など、シワにお悩みではありませんか?
シワがあると年齢よりも上に見られたり、疲れて見えたりすることもあるので、できれば予防したいと思うのは当たり前のことです!
そこでここでは、まずはシワの原因をタイプ別にご説明します。また、それぞれのシワタイプ別対策方法やおすすめのフェイスマッサージ方法をご紹介します!
シワのタイプ・種類別にみる原因
一括りに「シワ」といっても、タイプによってできやすくなる原因は異なります。そのため、まずは気になるシワがどのタイプに当てはまるのか、見ていきましょう。
1:乾燥ジワ・小ジワ(表皮ジワ)
年齢に関わらず、肌が乾燥していると現れやすくなるのが「乾燥ジワ」。一般的には「小ジワ」「ちりめんジワ」とも呼ばれる、薄く細かいシワを指します。皮膚が薄く乾燥しやすい目元や口元、首元に出やすいのが特徴的です。
乾燥ジワは別名「表皮ジワ」とも呼ばれます。というのも、肌の一番上の層「表皮」が乾燥することでバリア機能が衰え、さらに乾燥が加速することで肌のハリがなくなり、シワになってしまうことが原因のため。
※バリア機能:紫外線や花粉・ホコリなどの外的刺激から肌を守り、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐ、肌表面のシャッターのような役割
肌が乾燥してバリア機能が低下する主な要因としては、誤った洗顔方法、スキンケアによる保湿不足、日焼け、空気の乾燥、エアコンに直接長時間浴びる、といった生活習慣が挙げられます。
2:大ジワ・肌の奥のシワ(真皮ジワ)
小ジワがさらに進行すると、深く刻まれた「大ジワ」になります。別名「真皮ジワ」とも呼ばれ、表皮の下の層「真皮」にまで陥没しているシワを指します。一般的に「シワ」というと、この真皮ジワを指すことが多いでしょう。
真皮層にある、肌のハリ・弾力を担うコラーゲンやエラスチンの数が減少したり機能が衰えたりすることで現れます。
額や目の下のくぼみなどにくっきりと刻まれてしまった状態のため、保湿だけではすでに戻りにくくなっており、主な要因として加齢や紫外線ダメージの蓄積によって起こりやすいとされます。
3:ほうれい線・目の下のたるみジワ
「ほうれい線・目の下のたるみジワ」は、さらに年代によって主な原因が分かれます。
まず20代の場合、主な原因は乾燥や表情の癖、また過剰なダイエットによる栄養不足などによって、シワやたるみができやすい肌になっていることが挙げられます。
次に30代40代以降の場合は、先述したように加齢や紫外線ダメージの蓄積による「真皮ジワ」が目立つようになっていることがあります。さらには、加齢によって顔にある筋肉「表情筋」までも衰えやすくなるため、表情筋が支えている脂肪や皮膚がたるみやすくなります。
肌自体のハリ不足と併せて頬全体がたるみやすくなることから、たるみによるシワとして、ほうれい線や目の下のたるみジワが深く刻まれるようになるのです。
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4:表情ジワ・癖ジワ
表情ジワ・癖ジワとは、表情を作る際にできる長年の癖によって、表情を戻しても跡が残るシワを指します。
主に目元・口元、額、眉間など、喜怒哀楽の表情を表す時によく動かす部位にできやすいのは特徴です。長年の癖の蓄積のため、早めに対策をしなければ深く刻まれた真皮ジワに進行します。
シワタイプ別の対策方法とは?
次に、それぞれのシワタイプにあった対策方法について見ていきましょう。
1:乾燥ジワ・小ジワ(表皮ジワ)の対策方法
なんといっても「乾燥」が一番の大敵です。そのため、肌を乾燥させる習慣をやめて、潤いを与えるように心がけましょう。
たとえば、脱脂力(皮脂を落とす力)が強すぎる洗顔料やクレンジング剤を使用していると、バリア機能を守るために必要な皮脂まで落ちてしまい、肌内部の水分まで蒸発しやすくなります。
そのため、乾燥ジワが気になる方は、汚れは落としつつも潤いは守るタイプの洗顔料・クレンジング剤を選び、また使用時は肌をこすって傷つけないように注意しましょう。
さらに洗顔後は、肌が乾燥しやすい状態になっています。そのため、健やかな肌づくりの基本となる保湿成分が配合されたスキンケアアイテム(化粧水・美容液・乳液・クリーム)で朝晩きちんとケアをして、潤いの満ちたツヤ肌を目指しましょう。
■保湿成分例:セラミド、ヒアルロン酸、スクワラン、アミノ酸類、コラーゲン、グリセリンなど
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2:大ジワ・肌の奥のシワ(真皮ジワ)の対策方法
真皮にまで届く深いシワ対策には、乾燥対策にプラスして肌にハリを与える対策がポイントに。
コラーゲンやエラスチンのほか、ハリ対策が期待できるビタミンC誘導体や先述した保湿成分が配合されたスキンケアアイテムで肌を整えて、たるみに悩まない潤いのある肌作りを目指しましょう。
なお、真皮層へのダメージの大きな要因として、紫外線(UV)があります。紫外線は日差しの弱い秋冬や曇りの日などでも降り注いでおり、紫外線A波の場合、ガラスを通して屋内にも侵入します。
そのため、UVカットアイテムを活用して一年中紫外線対策をすることで、真皮層のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸へのダメージをできるだけ予防するようにしましょう。
3:ほうれい線・目の下のたるみジワの対策方法
基本的な対策としては、乾燥ジワと同じく保湿ケアは欠かせません。
同時に、コラーゲンやエラスチン減少によるハリ不足が併発しているため、大ジワ対策と同じくハリ対策が期待できるビタミンC誘導体が配合されたスキンケアアイテムで肌を整えて、たるみに悩まない潤いのある肌作りを目指しましょう。
また、表情筋の衰えも要因になるため、表情筋を鍛えるエクササイズやフェイスマッサージも対策のポイントになります(エクササイズ・マッサージ方法は後述)。
なお、最近ではうつむいた姿勢でのスマートフォンの長時間使用により、年齢に関わらず顔が重力によってたるみやすい傾向に。そのため、普段から姿勢を正して、頬が下方にたるまないように気をつけましょう。
4:表情ジワ・癖ジワの対策方法
表情ジワは、長年の癖が蓄積されることで深く刻まれます。
そのため、すでにシワが現れている場合はそこにシワがいく表情の癖を意識的に直すようにしましょう。
また、シワができやすい箇所は、表情筋がこわばっている可能性があるため、表情筋をほぐすマッサージを行うことをおすすめします。
《部位別》シワの原因と対策方法
次に、特にシワができやすい部位別の、主な原因と対策方法を見ていきましょう。
1:おでこ(額)
おでこは、主に表情を動かす際にできる「表情ジワ」ができやすい部位です。
そこで、おでこの筋肉「前頭筋」のコリをほぐして柔軟にするマッサージを行いましょう。
①両手を軽く握ります。
②両手の指の第2関節~第3関節部分(平らな部分)を額の中心に当てます。
③額の中心から外側に向かって、拳で円を描くようにしながら額をマッサージします。
④ ③をある程度行なったら、指の第2関節~第3関節部分を左右の眉上に当てます。
⑤ ④の状態で、拳を上方向に押し上げ、眉毛を持ち上げます。この上下運動を2~3分間行ないます。
また、肌自体が乾燥していてもシワができやすくなるため、おでこもしっかりと保湿成分配合のスキンケアで保湿をし、紫外線対策として日焼け止めクリームやパウダーなど、UVカットアイテムを塗布するようにしましょう。
2:眉間
おでこと同じく、眉間もまた表情によって表情ジワができやすい部位です。また、気づかないうちに眉間にシワを寄せる表情が癖になりやすくもあります。
そのため、眉頭の上にある筋肉「皺眉筋(しゅうびきん)」のコリをほぐして柔軟にするマッサージを行い、あわせてできるだけ眉間にシワを寄せないように普段から気をつけましょう。
※上図:赤丸部分の皺眉筋をもみほぐします。
①両手の親指と人差し指の腹で、左右の眉頭の上にある筋肉「皺眉筋(しゅうびきん)」をはさみます。
② ①の状態で、縦方向に10回、横方向に10回、動かしてほぐします。
③ はさんだままで、円を描くように10回動かしてほぐします。
3:目の周り
目の周りの肌は顔の中でも薄く、水分をキープしづらいため、乾燥ジワができやすい部位です。また、目元は表情ジワもできやすいと言えます。
そのため、洗顔・クレンジング時はゴシゴシとこすらず、優しく潤いを与えながらメイク汚れなどを落とすアイテムを使用しましょう。また、スキンケアでは保湿成分配合で低刺激性のものを選び、目元のバリア機能を整えて潤いを与えることを重視してください。
なお、目元のたるみが気になる場合は、目周りの筋肉「眼輪筋(がんりんきん)」が衰えている可能性があります。そのため、「目をかたく5秒閉じ、ゆっくり大きく見開く」を、毎日気づいた時には繰り返し行うようにしましょう。
4:頬・口元
頬のほうれい線や口元は、乾燥ジワや表情ジワのほか、肌奥に刻まれる真皮ジワまでもできやすい部位です。また、表情筋のおとろえによる肌のたるみも要因になります。
そのため、保湿ケアや紫外線対策はもちろんのこと、ほうれい線対策のできるエクササイズやフェイスマッサージで内側からも行いましょう。
■表情筋エクササイズ1■
1.首を真上に向けます。
2.舌をできるだけ突き出し、5秒キープ。
3.舌を突き出したまま、左右に数回ゆっくりと動かします。
4.舌を戻し、正面を向きます。
※1日3~4回行いましょう。
■表情筋エクササイズ2■
1.口を閉じたまま、舌を前歯の歯茎と唇の間に入れます。
2.右頬のほうれい線の内側、下(歯茎と唇の間)、左頬のほうれい線の内側と、舌をゆっくり1周させます。※5~10回行う。
3.逆方向も5~10回行います。
■フェイスマッサージ方法■
※以下の全行程を行えば、ほうれい線だけではなく、眉間や額のシワや目元の下垂、二重アゴなどの予防にもなります!
①セラムやクリームを適量手に取り、清潔な手の平全体に広げて人肌に温めてから、顔全体と首になじませます。肌に摩擦を与えないように、追加でさらに適量を同様に広げます。
②両手を交互に(首の右側には左手、左側には右手を使って)、両耳の後ろ辺りから鎖骨までなで下ろします。
③ほうれい線に両手の人差し指の側面を置き、小鼻の両脇に人差し指の腹を置いて圧をかけます。
※下から上へ持ち上げるように圧をかけましょう。
④両手の人差し指の腹を左右の眉頭に置き、下から上へ持ち上げるように圧をかけます。
⑤両手の人差し指の腹で左右の眉下をなぞりながら、中指・薬指を使って眉を下から持ち上げて圧をかけます。そのまま額の生え際からこめかみに向かって、圧をかけながら指を滑らせて、こめかみでキープします。
⑥両手で拳を作り、小指と薬指の関節で両頬骨を下から持ち上げて圧をかけます。
⑦両頬骨の下ラインを中指・人差し指の関節でなぞり、耳の前のくぼみに圧をかけます。
⑧拳を耳の前のくぼみに置いたままで、皮膚を持ち上げるようにして揺らしながら拳を引き上げ、眉の高さでキープします。
⑨両手の人差し指の側面をアゴ先に置き、フェイスラインに沿って人差し指の側面を耳の方向に動かし、耳下でキープします。これを3回繰り返します。
⑩両手の指の腹を口角から頬骨下のエリアに置き、肌全体を引き上げます。そのまま耳前から側頭部の筋肉(側頭筋)を揺らしながら引き上げ、眉の高さでキープします。
⑪両手の指の腹を鼻横から目の下のエリアに置き、肌全体を引き上げ、こめかみで圧をかけてキープ。その後、こめかみから側頭部の筋肉(側頭筋)を揺らしながら引き上げ、額の高さでキープします。
⑫両手の指の腹全体を眉上から額の生え際へ引き上げたまま、頭頂部へ揺らしながら引き上げ、頭皮を中央に集めるようにしてキープします。
⑬指先を立てて、頭頂部から後頭部、側頭部から後頭部へと首の後ろ側までなで下ろして完了です。
5:首
首の肌は、実は顔の肌の平均の厚さの3分の2程度しかなく、目元の肌と同じく繊細で乾燥しやすい特徴があります。そのため、乾燥ジワができやすく、またうつむき姿勢によって癖ジワも付きやすい部位。
そのため、顔と同じように首元までしっかりと保湿ケアや紫外線対策を行い、乾燥ダメージを与えないようにしましょう。
また、首はコリやすくリンパの流れが滞りやすい部位でもあるため、シワやたるみ予防に以下のようなリンパマッサージもおすすめです。
①セラムやクリームを適量手に取り、清潔な手の平全体に広げて人肌に温めてから、フェイスライから首にかけてなじませます。
②アゴ先から左右の耳の後ろに向かって、両手の指先でさすり上げます。
③耳の後ろから首筋を通って鎖骨へと、両手の指先で優しくさすります。
④鎖骨の内側から肩口に向かって、両手の指先で優しくさすってリンパを流します。
なお、うつむき姿勢や猫背などの悪姿勢は、首に負担をかけることでシワができやすくなります。見た目にも健康のためにも、正しい姿勢を心がけましょう。
シワのない肌を作るための生活習慣とは?
毎日のスキンケアによる保湿やマッサージ、表情筋エクササイズ、紫外線対策のほか、次のような生活習慣を続けることで、シワが気にならない美肌づくりを目指しましょう。
生活習慣1:質の良い睡眠
日中に受けた肌ダメージを修復する成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。そのため睡眠不足は成長ホルモンの分泌不足を招き、ダメージが蓄積されることになります。
また、睡眠不足が続くと交感神経が優位になり、過剰な皮脂分泌の原因にもなり、肌トラブルが起こりやすくなります。
睡眠時間だけではなく、睡眠の質にも重要です。短時間でも質が良ければ肌へも良い影響があるため、寝つきが良く深く眠れるように「適度な運動・ストレッチなどでストレス発散をする」「就寝1時間前までに、PC・スマホ・テレビなどのブルーライトを浴びない」など、スムーズな入眠に導く習慣をつけましょう。
生活習慣2:適度な運動
運動不足が続くと筋肉が衰えて代謝が落ち、血行不良になりやすくなります。すると肌のターンオーバーも乱れやすくなるため、新しく健やかな肌細胞が育たなくなってハリが失われがちに。
適度な運動はストレス解消の効果も期待でき、上述した睡眠の質の向上にも役立つため、ひいてはシワをはじめ、エイジングサインや肌トラブル予防が期待できます。
生活習慣3:バランスの取れた栄養
肌のターンオーバーを整えて健やかな肌を育てる栄養素をバランスよく食事から摂取して、美肌を目指すようにしましょう。
■ビタミンA(ターンオーバーを整える):ブロッコリー、カボチャ、ホウレンソウ、チーズなど
■ビタミンB群(皮脂分泌を整える):ウナギ、レバー、サバ、サンマ、イワシ、卵、乳製品、アーモンド、豆腐、納豆、アボカド、葉菜類など
■ビタミンC(ターンオーバーや皮脂分泌を整える):赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、ホウレンソウ、ジャガイモ、サツマイモ、キウイフルーツ、イチゴなど
■カリウム(ターンオーバーを整える):切り干し大根、ドライトマト、アボカド、ホウレンソウ、枝豆、モロヘイヤ、カボチャなど
■カルシウム(角層を整える):牛乳、乳製品、大豆製品、小魚、エビ、小松菜、モロヘイヤ、切り干し大根など
生活習慣を見直してシワが気にならない肌へ
シワは一度できてしまうと、数日で薄くするのは難しいもの。そのため、日頃からシワを作らせないように生活習慣に注意してみましょう。
また、現在気になるシワはもちろんのこと、誰にとってもできやすいシワ予防のためにも、季節を問わず保湿ケアや紫外線対策を欠かさないようにして、いつまでも潤いとハリのある美肌を目指してくださいね。
スキンケアのおすすめの商品
シワが気にならない美肌づくりのベースになる、保湿ケア対策におすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
ボタニカルモイストクレンジングミルク(メイク落とし)
メイクや毛穴汚れを、やさしく落とすミルククレンジング「ボタニカルモイストクレンジングミルク」。
保湿成分4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス配合で、メイクや毛穴汚れはすっきり落としつつ、ゆらぎやすい肌に潤いとハリを与えるクレンジングミルク。
植物由来の洗浄成分と京都産カイコまゆエキスが、毛穴に詰まった皮脂やメイク汚れをオフ。肌に必要な水分・油分は残して、美容成分が乱れやすい肌のバリア機能を整えます。パッチテスト、スティンギングテスト済。
ボタニカルモイストウォッシュ(洗顔料)
毛穴汚れを潤い守って洗い上げる洗顔フォーム。「ボタニカルモイストウォッシュ」。
もっちりとした濃密泡がモコモコのクッションになり、毛穴に詰まった皮脂や汚れを落としながら、肌に摩擦を与えずにやさしく洗い上げる洗顔料。
植物由来の洗浄成分と保湿効果が期待できる京都産カイコまゆエキス配合で、肌に必要な水分・油分は残して汚れをすっきりに!
さらに、保湿成分の5種のヒト型セラミドと3種の植物幹細胞エキスが、乾燥しがちな肌に潤いを与えてバリア機能を整えます。
ボタニカルモイストローション(化粧水)
乾燥しやすい敏感肌を潤いで満たし、みずみずしく保つ化粧水「ボタニカルモイストローション」。
4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスなどの保湿美容成分が、肌に潤いとハリを与えて、乱れがちなバリア機能を整える化粧水。
グリチルリチン酸2Kやアラントインなどの整肌・保湿成分が肌荒れを防いで、乾燥によるエイジングサインにもアプローチ。
ミネラル豊富なボタニカルウォーターが角質にすっと浸透して、みずみずしい肌へと導きます。敏感肌パッチテスト済。
ボタニカルモイストセラム(美容液)
乾燥ジワなどのエイジングサインが気になる肌に、ふっくらハリを与える美容液「「ボタニカルモイストセラム」。
保湿美容成分ヒアルロン酸や4種のヒト型セラミド、5種の植物幹細胞エキスやカイコまゆエキスが、不足しがちな潤いとハリをプラスし、肌表面のバリア機能を整える美容液。
カミツレ花エキスやセイヨウオトギリソウ花エキスなどの植物エキスが、目元・口元の乾燥ジワなどのエイジングサインが気になる肌をひきしめて、キメの整った肌へと導きます。
ボタニカルモイストクリーム(保湿クリーム)
保湿成分が水分蒸発を防いで、刺激から守る保湿クリーム「ボタニカルモイストクリーム」。
保湿成分スクワランが肌の水分蒸発を防いで、角質層に潤いを閉じ込めるフェイスクリーム。
保湿美容成分6種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス、加水分解コラーゲンが、乾燥しがちで敏感な肌に潤いとハリを与えて、肌表面のバリア機能を整えます。
さらに、整肌成分の油溶性ビタミンC誘導体(※)が潤い満ちる明るい肌へと導き、みずみずしいハリツヤ肌へと導きます。
※テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、整肌成分
■ボタニカルモイストクリームの商品詳細を見る▶
UVケアにおすすめのアイテム
石けんで落とせる、ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)処方のUV対策アイテムをご紹介します。
ミネラルUVクリーム(日焼け止めクリーム、化粧下地)
エーデルワイスを中心とした6種の植物エキスの働きで、乾燥ダメージを受けた肌をしっとりと包み込み、紫外線やPM2.5などの環境ストレスから肌を守る「ミネラルUVクリーム」(化粧下地)。
紫外線をカットする紫外線防止効果(SPF50+ PA++++)やブルーライトカット効果で敏感な肌をカバー。波長の長いUVAもしっかりカットする事により、たるみやシワなど、さまざまな肌トラブルの原因から肌を守ります。
ローズヒップオイル、マカダミアナッツオイルやバオバブ種子油などの希少なオーガニック成分の植物オイルがキメを整え、肌にツヤとうるおいを与えます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
ミネラルUVパウダー(フェイスパウダー)
肌にやさしく紫外線カット!テカリ崩れを防止して透明美肌が続く日焼け止めフェイスパウダー「ミネラルUVパウダー」。
天然ミネラル成分とピュアシルクパウダー配合で、長時間くすまず透明感のあるツヤ肌へ。特殊コーティングで時間がたっても崩れず、美肌をキープします。また、肌触りの良いパフが簡単にふんわりきめ細かい仕上がりを実現。
ブルーライトも99.4%カットでき、外部刺激から肌を守ってしっとり感が続きます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、鉱物油、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
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10代に多い思春期ニキビから20代以降の大人ニキビまで、ニキビに悩む方は少なくありません。
その中でも、炎症を起こして赤味や痛みをともなう「赤ニキビ」は、悪化すると跡が残りやすく困った存在です。
そこでここでは、赤ニキビと他のニキビの違いや発生原因、日頃から注意したい予防ケア方法などをご紹介します!
赤ニキビとは?
ニキビとは、医学的には「尋常性ざ瘡」と呼び、毛穴内で起こる炎症のこと。そのため、基本的には毛穴のある部位にできやすい皮膚疾患のひとつです。
ニキビは、発生段階や炎症の進行状況によって「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」に分けることができます。
その中でも「赤ニキビ」は、毛穴の中で過剰繁殖したアクネ菌によって、毛穴やその周辺の皮膚が炎症を起こし、赤くなっている状態を指します。
他のニキビとの違い
では、赤ニキビと他のニキビとの違いについて見ていきましょう。
■白ニキビ
毛穴に詰まった余分な皮脂や古い角質が混ざり合い、角栓(コメド)と呼ばれる塊になります。
毛穴に詰まっている角栓は、毛穴の出口付近で白く見えるため「白ニキビ」と呼びます。
■黒ニキビ
白ニキビからさらに進行すると、角栓の頭が酸素に触れて酸化します。
酸化によって角栓は黒くなり、白ニキビ段階での角栓よりもさらに硬くなります。この状態を「黒ニキビ」と呼びます。
■赤ニキビ
硬くなった角栓によって毛穴の出口がさらに塞がるため、毛穴内の皮脂腺で分泌された皮脂が排出されずに、毛穴の中でさらに余分な皮脂が溜まります。
この時、毛穴の中は角栓と皮脂が詰まり、酸素が少ない状態に。すると、元々毛穴内に存在し、酸素のないところを好むアクネ菌が、皮脂をエサにして過剰に繁殖します。
その後、毛穴の中で過剰繁殖したアクネ菌が、炎症を起こす物質を放出。すると、毛穴やその周辺の皮膚が炎症を起こして赤くなります。この状態を「赤ニキビ」と呼びます。
■黄ニキビ
さらに炎症が進行すると、増えすぎたアクネ菌を抑えるために、白血球(好中球)が毛穴に集まります。
白血球が菌と戦うと皮膚は赤くなったり熱を持ったりし、白血球や菌などの死骸、壊れた組織などが膿になります。
このようなひどい痛みや膿を含んだ腫れなどを伴ったニキビを、「黄ニキビ」と呼びます。その後、炎症が周囲にまで広がり重症化すると、凹みを伴うニキビ跡(クレーター)になってしまうのです。
ニキビが発生する主な原因とは?
では、そもそもなぜニキビはできてしまうのでしょうか。その主な原因について見ていきましょう。
1:ホルモンバランスの乱れ
ストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏り、栄養不足、不規則な生活などによってホルモンバランスが乱れると、自律神経のうちの交感神経が優位になり、皮脂が過剰分泌されることがあります。
また、ホルモンバランスの乱れは肌細胞の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー(新陳代謝)」周期を乱すことにもつながります。
すると、健やかな肌ならアカとなって自然に剥がれ落ちるはずの古い角質細胞が蓄積され、肌表面の角層が厚くなってしまいます。これを「角質肥大」と呼びます。
角質肥大になると、肌表面にある毛穴の出口がふさがってしまい、さらには毛穴のなかに古い角質細胞が溜まることに。こうしてニキビの初期症状である「角栓の詰まり」を招きます。
その結果、ニキビができやすくなるのです。
2:アクネ菌
アクネ菌とは、健やかな肌の毛穴にも存在している皮膚常在菌。肌を弱酸性に保つ働きを担っており、肌にとって大切な存在です。
ですが、毛穴が詰まることでアクネ菌が毛穴内に過剰繁殖すると、アクネ菌は炎症を起こす物質を放出するため、ニキビ悪化の原因になります。
赤ニキビの原因になる生活習慣
先述したように、ホルモンバランスの乱れはニキビの原因になります。
そのため、ホルモンバランスが乱れるような生活習慣――たとえば、ストレスや睡眠不足、栄養バランスの偏り、栄養不足、不規則な生活は、炎症を起こした「赤ニキビ」を招く大元になるとも言えるのです。
その他、毎日のスキンケアによる保湿不足も、肌のバリア機能を低下させる要因になります。
すると、乾燥による過剰な皮脂分泌を招いたり、紫外線・花粉などの外的刺激が侵入しやすくなったりするため、結果的に毛穴内で炎症が起きやすくなり、赤ニキビの原因に。
日々の生活習慣がニキビの初期症状を生み、赤ニキビへと進行させているのです!
赤ニキビができやすい場所はどこ?
ニキビができやすい場所は、基本的に皮脂腺の多い顔、胸、背中です。
顔の中でもTゾーン(額、眉間、鼻)は、特に皮脂が多く、比較的10代~20代前半にできやすいとされます。
Uゾーン(アゴ、フェイスライン)や口周りは、ホルモンバランスの乱れによってニキビが発生しやすく、比較的大人ニキビができやすいとされます。
頬に関しては、思春期ニキビから大人ニキビまでできやすく、最近ではマスクによってニキビができやすくなっていることもあります。
赤ニキビの予防方法とは?
次に、日常的に気をつけたい赤ニキビの予防方法について見ていきましょう。
1.健やかな生活習慣を意識する
健やかな生活習慣とは、「健康3原則(3要素)」と呼ばれる「適度な運動」「バランスの取れた栄養・食生活」「心身の疲労回復と充実した人生を目指す休養(睡眠)」(※)を押さえた習慣を指します。
※参考資料:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/07/dl/0201.pdf
先述したように、ニキビの原因のひとつとしてホルモンバランスの乱れが挙げられます。
そこで、ホルモンバランスを整えて肌のターンオーバーが正常に行われ、ニキビをはじめとした肌トラブルを予防するためにも、「適度な運動」「バランスの良い栄養」「質の良い睡眠」を意識した生活を送るようにしましょう。
2.正しいスキンケアを意識する
古い角質、花粉やホコリなどの汚れ、メイク汚れは、赤ニキビを招く毛穴詰まりの要因になります。
メイクをする場合はその日のうちにクレンジングをして、その日のメイク汚れなどをきちんと落としましょう。また、メイクをしない場合でも、朝晩の洗顔で余分な皮脂やホコリなどを落として、肌を清潔に保つことがニキビ予防には大切です。
ですが、肌を清潔にしようと強く肌をこすったり、洗浄力のつよいクレンジングや洗顔料を使ったりすると、それらの摩擦や乾燥によって肌のバリア機能が低下。ターンオーバーまでも乱れてしまいます。
バリア機能が低下すると肌内部の水分も蒸発しやすくなります。すると乾燥を防ぐために皮脂が過剰分泌されて、ニキビができやすい肌状態に。
以上から、クレンジング・洗顔料を選ぶ際は、汚れはきちんと落としつつ、肌に潤いを与える保湿成分配合のものをおすすめします。
その後に塗布する化粧水、美容液、乳液・クリームも、保湿力がありバリア機能を整えられるアイテムがおすすめです。
なお、洗顔時はよく泡立てて、泡をクッションのように顔の肌に当てて汚れを吸着し、肌に摩擦を与えないようにしましょう。
3.ファンデーションは油分を少なめに
多くのリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションには油分が含まれます。これらの油分が毛穴に詰まると、アクネ菌が増殖しやすくなるリスクが高まることに。
また、油分を多く含むファンデーションは、オフする際に洗浄力の強いクレンジング剤を使用しないと十分に落ちない場合もあり、毛穴詰まりや肌の乾燥を招きやすくなります。
そのため、たとえば油分を使用していないパウダーファンデーションなど、「オイルフリー(油分不使用)」のメイクアイテムを選ぶようにしましょう。
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赤ニキビの対処法とは?
すでに赤ニキビができてしまい炎症がひどく長引く場合には、皮膚科を受診して抗菌剤・抗生物質による適切な治療などを受けることをおすすめします。
ニキビは予防習慣を第一に!
赤ニキビは悪化すると膿の溜まった黃ニキビになり、さらに悪化するとクレーターになる可能性があります。
そのため、まずは赤ニキビにまで進行しないように予防をし、どうしても赤ニキビにまで悪化した場合には、皮膚科受診を検討しましょう。
ニキビ予防におすすめのスキンケアアイテム
乾燥しがちでバリア機能の低下が気になる大人ニキビ肌におすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
ボタニカルモイストウォッシュ(洗顔料)
毛穴汚れをすっきりさせて潤い守る洗顔フォーム「ボタニカルモイストウォッシュ」。
もっちりとした濃密泡がモコモコのクッションになり、毛穴に詰まった皮脂や汚れを落としながら、肌に摩擦を与えずにやさしく洗い上げる洗顔料。
植物由来の洗浄成分と保湿効果が期待できる京都産カイコまゆエキス配合で、肌に必要な水分・油分は残して毛穴汚れはすっきり!
さらに、保湿成分の5種のヒト型セラミドと3種の植物幹細胞エキスが、乾燥しやすい肌に潤いを与えてバリア機能を整えます。
ミネラルシルクソープ(固形石けん)
毛穴汚れや古い角質を巻き込んで、すっきりと落とす洗顔せっけん「ミネラルシルクソープ」。
肌の潤いを守りながら古い角質を優しく落とす、京都産カイコまゆエキス配合の丁寧に作られた「枠練りコールドプロセス」石けん。
海洋性ミネラル成分が豊富な沖縄産クチャ(海シルト、海泥)の微細な粒子が、毛穴奥の皮脂汚れやホコリを吸着。保湿効果や肌整効果が期待できます。
もっちりとした粘り泡が乾燥しやすい肌をやさしく包み込み、くすみのない透明美肌へ。肌を整えるムラサキ根エキスや保湿成分のオリーブ果実油やヤシ油配合で、しっとりとした潤いが楽しめる石けんです。
ボタニカルモイストクレンジングミルク(メイク落とし)
メイクや毛穴汚れを、やさしく落とすミルククレンジング「ボタニカルモイストクレンジングミルク」。
保湿成分4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス配合で、メイクや毛穴汚れはすっきり落としつつ、ゆらぎやすい肌に潤いとハリを与えるクレンジングミルク。
植物由来の洗浄成分と京都産カイコまゆエキスが、毛穴に詰まった皮脂やメイク汚れを優しくオフ。肌に必要な水分・油分は残して、美容成分が乱れやすい肌のバリア機能を整えます。
パッチテスト、スティンギングテスト済。
ボタニカルモイストローション(化粧水)
乾燥しがちな敏感肌を潤いで満たし、みずみずしく保つ化粧水「ボタニカルモイストローション」。
4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスなどの保湿美容成分が、乾燥肌に潤いとハリを与えて、乱れがちなバリア機能を整える化粧水。
グリチルリチン酸2Kやアラントインなどの整肌・保湿成分が肌荒れを防いで、乾燥によるニキビやエイジングサインにもアプローチ。
ミネラル豊富なボタニカルウォーターが角質にすっと浸透して、ハリのあるみずみずしい肌へと導きます。敏感肌パッチテスト済。
ボタニカルモイストセラム(美容液)
バリア機能を整えて、ふっくらハリを与える美容液「ボタニカルモイストセラム」。
保湿美容成分ヒアルロン酸や4種のヒト型セラミド、5種の植物幹細胞エキスやカイコまゆエキスが、乾燥肌や年齢肌に不足しがちな潤いとハリをプラスし、肌表面のバリア機能を整える美容液。
カミツレ花エキスやセイヨウオトギリソウ花エキスなどの植物エキスが、目元・口元の乾燥ジワやたるみ毛穴などのエイジングサインが気になる肌をひきしめて、キメの整った肌へと導きます。
ボタニカルモイストクリーム
ゆらぎやすい肌に潤いや美容成分を閉じ込め、刺激から守るクリーム「ボタニカルモイストクリーム」。
保湿成分スクワランが肌の水分蒸発を防いで、角層に潤いを閉じ込める保湿クリーム。
保湿美容成分6種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスが、ニキビができやすい乾燥肌や年齢肌に潤いとハリを与えて、肌表面のバリア機能を整えます。
さらに、整肌成分の油溶性ビタミンC誘導体が潤い満ちる明るい肌へと導き、使うほどにくすみのないハリツヤ肌へ。
■ニキビ肌におすすめのメイクアイテムについてはこちら
『ニキビ肌のベースメイク特集!おすすめのファンデーション・化粧下地をご紹介』
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『皮脂による肌トラブルを防ぐには?皮脂と上手に付き合うための方法をご紹介』
『角栓ができる原因と除去・ケア方法を徹底解説!』
『アクネ菌とニキビの関係って?アクネ菌がニキビを引き起こす仕組みと対策をご紹介』
『スキンケアの正しい順番を朝夜別に徹底解説!ケアの目的から注意点まで』
気温が上がると気になる方が増える「UV(紫外線)」。ですが、本当にUV対策は日差しの強い夏だけでいいのか、疑問に思うことはありませんか?
また、UVカットアイテムをよく見るものの、実際にUVがどのような影響を肌に与えるのかは知らない……、という声も少なくありません。
そこでここでは、はじめにUVとはどのようなもので、肌に対してどのような作用を及ぼすのかご説明します。その後で、UVケアを始める時期やUVケアアイテムの選び方のポイント、おすすめのUVケアアイテムなどをご紹介します!
UV(紫外線)とは
UVとは、太陽光線(日光)に含まれる紫外線のこと。紫外線の英語表記“Ultraviolet”の略称です。
太陽から発せられる太陽光線は、波長の長さによって「紫外線(Ultraviolet)」「可視光線(Visible)」「赤外線(Infrared)」の3つに分けることができます。
さらに紫外線は、波長の長さの範囲から「UVA(紫外線A波)」「UVB(紫外線B波)」「UVC (紫外線C波)」に分けられます。
これらのうち、地表に届くのは「UVA(紫外線A波)」と「UVB(紫外線B波)」。「UVC(紫外線C波)」はオゾン層によって吸収されるため、基本的には地表にまで届きません。
※オゾン層が破壊されると、UVCが地表にまで届くため問題となっています。
そのため、通常「UV(紫外線)対策」「UVケア」という場合は、UVAとUVBが与える肌へのダメージを予防したり、ダメージ後の肌を整えたりする対策・方法を意味するのです。
紫外線の種類について
では次に、UVAとUVBについてさらに詳しく見ていきます。
それぞれの特徴を踏まえて、どのような働きで肌に大きな影響を与えるのか、チェックしてみましょう。
UVA(紫外線A波)
UVAとは、紫外線の約95%を占める波長の長い紫外線のこと。
UVAは、肌の奥の真皮層にまで侵入し、肌のハリ・弾力を担うコラーゲンにダメージを与えて変性させます。さらに、線維芽細胞にもダメージを与えます。
線維芽細胞とは、ハリ・弾力を担うコラーゲンやエラスチン、保湿成分のヒアルロン酸を作り出す元になる細胞。そのため、UVAによって線維芽細胞がダメージを受けると、肌にシワやたるみが発生しやすくなってしまうのです。
また、UVAはシミの元となるメラニン色素の合成を促進するため、時間が経つとシミが肌表面に現れるようになります。
このようにUVAは、急激な肌の変化ではなく、じわじわとダメージを蓄積させる長期型と言えます。
なお、UVAは雲や窓ガラスなどの物質を通り抜けるため、曇りの日や室内でも油断できない紫外線の一種なのです。
UVB(紫外線B波)
UVBは、地表に届く紫外線の約5%を占める波長の短い紫外線のこと。UVAと比較して量が少ないため、肌への影響も少ないように感じるかもしれません。
しかし、UVBはUVAの「600~1000倍強いエネルギー」とされており、肌表面を強い力で焼いてヤケド状態にさせるほどの力があります。
そしてその強いエネルギーによって肌表面の表皮細胞やDNAにまでダメージを与えるため、肌の炎症を起こしやすく、シミ・そばかすの他、ひどい場合には皮膚がんを誘発することもあります。
なおUVBは、UVAのように雲や窓ガラスを通り抜けるのは難しいものの、「薄い雲では UVBの 80%以上が透過」(※)すると言われているため、UVAと併せてやはり油断はできません。
※出典・参照:環境省『紫外線環境保険マニュアル』
UVケアはいつから?
UV・紫外線と聞くと、日差しが強く気温の高い真夏が強いイメージがあるのではないでしょうか。
ですが、実はUVの強さは2月と10月で同程度、5月では8月とそこまで大きくは変わらないとされています。なお、一番少ない12月であっても当然ながら「ゼロ」ではなく、肌への影響は十分に想定されます。
※高地や赤道に近い地域では、紫外線量は増加します。
■上図:気象庁| 日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ(2022年、東京)
UVA波にくらべてUVB波は、時期によりその量に高低差があります。5月頃から増え始め、特に6~8月に量が多くなるとされます。ちなみに最も少ない12月では、ピーク時の2割程度です。
以上から、UVA、UVBにかかわらず、遅くても「5月」の時点でUVケアは重要であり、さらには年間を通して降り注ぐ紫外線について意識する必要はあると言えます。
また、繰り返しになりますが、悪天候の日や室内であろうともUVは肌へと届いています。
そのため、いつでも肌をUVダメージから守ることが、未来の肌状態につながることを押さえておきましょう。
日焼け止めのSPFとPAって?
季節や気温を問わず、一年中UVケアが重要であることを踏まえて、次に日焼け止めアイテムによく記載されている「SPF」「PA」について説明します。
これらの意味についてよく分からない……、という場合は、これからの日焼け止めアイテム選びの目安にぜひしてみてください。
※日焼けを起こす時間や程度は、個人の肌質や日焼け止めの塗布量にもよるため、SPF/PA値はあくまで目安として捉えましょう。
SPFについて
SPFとは、英語の“Sun Protection Factor”の頭文字を取った略語。UVBに対する防止効果を示す数値です。
一般的には、日焼け止めアイテムをなにも塗らない素肌の場合、「UVBを浴びて日焼けする時間を20分」とします。この20分を「SPF1」として、数値が上がるごとに日焼けする時間が伸びる、という考え方です。
たとえばSPF30の場合、【20分×30=600分】となり、「この製品はUVBによるヤケド状態(サンバーン)を起こすのに600分かかる」ことを意味します。
PAについて
PAは、“Protection Grade of UVA”の略語。肌の色が濃くなる(=サンタン)UVAに対する防止効果を示しています。
PAの場合は「+」の数で4段階あり、「PA+ (効果がある)」「PA++(効果がかなりある)」「PA+++(効果が非常にある)」「PA++++(効果が極めて高い)」目安となります。
【注意点】
日焼けアイテムを選ぶ際は、これらSPF/PA値をチェックすることは重要です。ですが、数値が高ければ高いほど良い、とは一概に言えません。
たとえば、これらの数値が高くても肌に合わない成分が含まれていると、UV以外の外部刺激によって肌トラブルが起こる可能性があります。また、ほとんど屋内にいる日には、そこまで高い数値が必要なわけではありません。
ほとんど屋内にいる日に数値が高いものをつけ続けたりしていると、肌の負担になることもあります。
そのため、日焼け止めアイテムを選ぶ際は、どのような成分を配合しているのか、どのようなシチュエーションで長時間使用するのか、といったことを踏まえて選ぶことをおすすめします。
おすすめのUVケア
では、日常的に行なっていただきたい、おすすめのUVケア方法について見ていきましょう。
【UVカットアイテムを活用する】
最近よく見かけるのが、UVカット効果のあるカーディガンやアームカバー、ストール、つばの広い帽子。これらの紫外線対策用に作られた衣類を活用することで、効果的にUVダメージから肌を守ることができます。
また、日傘やサングラスで外出時の強い日差しを遮るのもおすすめです。
さらに室内にまで入り込むUVA対策には、UVカット効果のあるカーテンやフィルムで窓ガラスをカバーすることで、室内での「うっかり日焼け」を予防しましょう。
■日傘の選び方のポイントについてはこちら
『日傘のおすすめの色は白or黒?最適な素材も合わせて紹介!』
【日焼け止めを適量、こまめに塗る】
日焼け止めクリームやジェルなどの日焼け止めアイテムを外出前に塗った後、一日中塗り直さない方は珍しくありません。
ですが、日焼け止めアイテムは水や汗、摩擦などで取れやすく、また、その効果自体も時間が経つごとに弱まってしまいます。そのため、できる限り2~3時間ごとに適量を塗り直すことをおすすめします。
顔の場合は、メイク直しの延長でUVカット効果のあるパウダーで押さえて仕上げるようにしましょう。
なお、一般的に日焼け止めクリーム・ジェルの使用量は、顔だけで「約パール粒2つ分」が基準であり、それよりも少ないと、記載されているSPF/PF値の効果を得られないとされます。
そのため、日焼け止めアイテムを塗布する際は、顔の場合で約パール粒2つ分(またはメーカー記載の量)をしっかりと塗布し、その後もこまめに塗り直すように心がけましょう。
■日焼け止めアイテムの塗り方のポイントについてはこちら
『紫外線ってどんなもの?基礎知識から対策方法まで徹底解説!』
毎日のUVケアが未来の肌を左右する!
一年中空から降り注ぐUVは、日焼けの実感がない場合もじわじわと肌にダメージを与えます。
乾燥、肌荒れやニキビ、シミ・シワなどのエイジングサイン予防のためにも、一年中毎日UVケアに気をつけて、事前の紫外線対策に気を配りましょう!
UVケアにおすすめのアイテム
石けんで落とせる、ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)処方のUV対策アイテムをご紹介します。
ミネラルUVクリーム(日焼け止めクリーム、化粧下地)
エーデルワイスを中心とした6種の植物エキスの働きで、乾燥ダメージを受けた肌をしっとりと包み込み、紫外線やPM2.5などの環境ストレスから肌を守るUVクリーム(化粧下地)。
紫外線をカットする紫外線防止効果(SPF50+ PA++++)やブルーライトカット効果で敏感な肌をカバー。波長の長いUVAもしっかりカットする事により、たるみやシワなど、さまざまな肌トラブルの原因から肌を守ります。
ローズヒップオイル、マカダミアナッツオイルやバオバブ種子油などの希少なオーガニック成分の植物オイルがキメを整え、肌にツヤとうるおいを与えます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
ミネラルUVパウダー(フェイスパウダー)
肌にやさしく紫外線カット(SPF50+ PA++++)! テカリ崩れを防止して透明美肌が続く日焼け止めパウダー「ミネラルUVパウダー」。
天然ミネラル成分とピュアシルクパウダー配合で、長時間くすまず透明感のあるツヤ肌へ。特殊コーティングで時間がたっても崩れず、美肌をキープします。また、肌触りの良いパフが簡単にふんわりきめ細かい仕上がりを実現。
ブルーライトも99.4%カットでき、外部刺激から肌を守ってしっとり感が続きます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、鉱物油、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
ミネラルUVファンデーション(パウダーファンデーション)
紫外線カット(SPF50+ PA++++)・保湿ケア・毛穴やシミのカバーが叶う多機能UVパウダーファンデーション「ミネラルUVファンデーション」。
天然ミネラル成分とピュアシルクパウダー配合で、長時間くすまず毛穴やシミをカバー。一日中潤いが続いて崩れません。また、肌触りの良いパフが簡単にふんわりきめ細かい仕上がりを実現。
ブルーライトも99.9%カットでき、外部刺激から肌を守って長時間くすまず透明感が続きます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、鉱物油、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
【あわせて読む】
『肌のくすみの種類と原因を解説!タイプ別対策も』
『シミの原因や対策方法を詳しく紹介』
『敏感肌はシミができやすい!?シミができるメカニズムとシミ予防対策』
『おでこのシワの原因とは?目立たなくするマッサージ方法などを紹介!』
マスク着用の機会が増えた昨今、マスクに覆われた部分に起こる、ニキビや赤み・かゆみなどの肌荒れトラブルに悩む方が増えています。
マスクによる肌荒れ、いわゆる「マスク荒れ」は、これまで肌荒れにならなかった方でも起こることがあるため、敏感肌の方だけの問題ではありません。
そこでここでは、マスクで肌荒れになる原因をご説明した上で、予防対策方法をご紹介します。
マスクによる肌荒れの原因とは?
まずは、どうしてマスクをすると肌荒れが生じやすいのか、主な原因を見ていきましょう。
【原因1.高湿度によるムレ】
マスクを長時間着用していると、マスク内は呼気(吐く息)や汗、唾液などの影響によって高温多湿の状態になります。
すると、肌表面の角層(角質層)の細胞がふやけてしまい、バリア機能が損なわれてしまうことに。
バリア機能とは、肌内部の水分蒸発を防ぎ、同時に外部刺激(紫外線、花粉、ホコリ、摩擦など)から肌内部を防御するためのシャッターのような機能を指します。
そのため、角層の細胞がふやけて隙間ができると、肌内部の水分が蒸発しやすく、外部刺激は侵入しやすくなるのです。その結果、様々な肌トラブルが起こりやすくなります。
さらに、マスク内で汗が溜まったままになっていると、肌の表面はアルカリ性に傾きます。すると、細菌が繁殖しやすくなり、ニキビ・吹き出物、炎症などが生じやすくなるのです。
【原因2.乾燥】
場面や状況にあわせて、長時間着用していたマスクを外すと、マスク内の湿気が一気に蒸発します。すると、湿気と一緒に肌内部の水分まで蒸発してしまうのです。
このようにマスクの着脱を繰り返すことで、肌はどんどん乾燥し、バリア機能が低下して肌トラブルが生じやすくなります。
【原因3.摩擦】
こまめにマスクの着脱をおこなっていると、その度にマスクと肌が触れるため、少なからず摩擦が起きます。また、会話などでの口元の動きによっても、知らず知らずのうちに摩擦が起こっています。
この摩擦が繰り返されることで、肌が弱ってバリア機能が低下し、肌トラブルが生じやすくなります。
【原因4.刺激】
マスクの繊維と肌の相性が良くない場合、繊維が外的刺激になって肌トラブルが生じやすくなります。
なお、洗濯して繰り返し使用できる布マスクは、洗剤が落ちきれていないと洗剤成分が肌への刺激になることがあるため、注意が必要です。
マスクで起こりうるその他の肌トラブル
マスクで覆われている部分の肌荒れ以外にも、マスクによって起こりやすい肌トラブルがあります。心当たりがないかどうか、チェックしてみましょう。
【マスク焼け】
マスクをしているからと、顔の紫外線対策を怠ってはいませんか。
そのような場合、マスクで覆われた部分とマスクで覆われていない部分に日焼けの差が出て、マスク跡が残ってしまう「マスク焼け」のリスクがあります。
さらに、UVカット効果がほぼないマスク素材を使っていると、紫外線がマスクの繊維を通って肌に当たるため、思いの他マスクをしている部分も日焼けをしている(=「マスク越し日焼け」)、ということも。
紫外線は一年中地表に降り注いでおり、さらに紫外線のなかでもUVA(紫外線A波)は、雲を通り抜けるため、曇りの日であっても晴天時の約75%前後は地表に届いていると言われています。
※上図:気象庁公式サイトより『日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ』
また、窓ガラスも通り抜けるので、室内でも日焼けをする可能性は否めないのです。
なお、紫外線による日焼けは、肌の色に変化が起こるだけではありません。
たとえばUVAは肌の奥の真皮層や皮下組織にまで届き、維芽細胞(ハリ・弾力を担うコラーゲンやエラスチン、保湿成分のヒアルロン酸を作り出す元になる細胞)にダメージを与えたり、コラーゲン自体にダメージを与えたりして機能の低下を招きます。
そのため紫外線ダメージを受けると、肌にハリがなくなり、シワ・たるみや乾燥による肌トラブルが起きやすくなるのです。
また、UVB(紫外線B波)は、肌表面をヤケド状態にさせるほどの強いダメージを与える力があるため、当たりすぎるとシミ・そばかす、肌の炎症など肌トラブルが起こりやすくなります。
【ヒモの耳への食い込み】
マスクの着用で、耳の痛みや耳の肌トラブルを訴える声も少なくありません。
これは、マスクのヒモが細い・硬い場合、耳の裏側に負荷が大きくかかるため、ヒモが食い込んでしまうため。また、マスクのサイズが合っていない(マスクが小さい)場合も、ヒモが短いために耳の裏側にダメージが生じやすくなります。
マスク肌荒れの対策・予防法はある?
マスクによる肌荒れの主な原因を踏まえて、次にマスク肌荒れの対策・予防方法について見ていきましょう。
1:マスクの中の汗はこまめに拭く
マスク内の湿度が高くなると、肌がふやけてバリア機能が低下し、さらに細菌が繁殖しやすくなります。そのため、マスク内の汗はこまめに拭くようにしましょう。
※汗を拭う際は、肌に摩擦を与えないように、清潔なタオルやティッシュで抑えるようにしましょう。
もしも汗を拭うだけでは湿気がなくならない場合は、事前にマスク内に(摩擦の少ない)ガーゼやティッシュを入れておき、ムレてきたら新しいものに取り替えるようにするのもおすすめです。
2:マスクのこすれが気になる部位にクリームを塗る
マスクがこすれて摩擦や刺激を感じる場合、マスクが触れやすい部位(頬、鼻、アゴ、耳の裏側など)に、事前に油分を含む保湿クリームを塗り、肌の乾燥やバリア機能の低下を防ぐようにしましょう。
また、日中もマスクのこすれが気になる時は、保湿クリームを肌表面に薄く広げて、油分の保護膜が張るようにしてください。
3:マスクの素材をお肌に合うものに替える
マスクの素材が肌に合っていないと感じる場合、マスクの素材選びから見直しましょう。
たとえば不織布マスクのなかでも、通気性や肌へ低刺激性に特徴があるものがあります。また、マスクフィルターなど、マスクの内側に挟むアイテムもあるため、肌に合うものを活用しましょう。
不織布マスク以外では、主に以下のような素材のマスクが、比較的低刺激とされます。
・コットン(綿)・・・柔らかい肌触りで低刺激性。吸水性・吸湿性が高い。
・シルク(絹)・・・なめらかな肌触りで低刺激性。吸湿性・放湿性が高い。
なお、素材だけではなく、縫い目がフラットでごわつかないものや、立体構造で肌に接触しにくいもの、ヒモが柔らかく幅広で痛くなりにくいものなど、装着感を重視して選びましょう。
4:マスクをつけていても紫外線対策を徹底的にする
マスクを一日中つけている日でも、紫外線対策は欠かさず行ないましょう。
顔全体に日焼けクリームを塗布して、マスク焼けを防いでください。
スキンケアで保湿をした後、日焼け止めを5点(両頬、額、鼻、顎)に置き、顔の内側から外側に向かってムラにならないように伸ばします。
目元や小鼻、フェイスライン、髪の生え際、耳などの凹凸のある部分も、しっかりと忘れずに塗ってください。
なお、日焼け止めクリームを塗った後やメイクの最後には、フェイスパウダーを塗布して、マスクのこすれによるメイク崩れや摩擦を軽減することをおすすめします。
5:マスクを外したら丁寧な洗顔・保湿をする
一日の終わりにマスクを外したら、洗顔・保湿ケアで疲れた肌を清潔にしていたわりましょう。
洗顔をする際は、洗顔料をよく泡立ててから、手のひらと顔のあいだに泡をクッションのように挟みます。決して摩擦を与えないように注意して、泡で汚れを吸着するイメージで丁寧にやさしく洗ってください。
また、洗顔時は32~34度程度のぬるま湯を使用して、毛穴を開きつつ肌を乾燥させないようにしましょう。フェイスラインや髪の生え際まできちんとすすいでから、柔らかいタオルで水分を吸わせるようにして拭ってください。
洗顔後は、肌が乾燥しやすくなっているため、保湿成分の入った低刺激性のスキンケアアイテム(化粧水、美容液、乳液・クリーム)を丁寧に塗布します。
■保湿成分例:セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、スクワラン、グリセリン、アミノ酸など
肌に合った保湿系スキンケアで肌の水分・油分バランスを整えて、乱れやすいバリア機能が正常に働くように毎日きちんとケアしましょう。
6:生活習慣を整えて体の内側からバリア機能を高める
マスク荒れをはじめとした肌トラブルを防ぐには、外からのケアと同時に体の内側からのケアも欠かせません。
たとえば「良質な睡眠」は、肌のターンオーバーを整えてバリア機能を正常に働かせ、血流を良くする効果が期待できます。
そのため、日中は適度な運動を行ない、就寝1時間前には電子機器から発せられるブルーライトを浴びないように気をつけることがポイントに。
また、食事から摂取する栄養バランスも、ターンオーバーやバリア機能など肌のコンディションを左右する重要なポイントになります。
特にターンオーバーを整えるビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、保湿成分コラーゲンの生成をサポートするビタミンCなどのビタミン類は、不足すると肌の乾燥の要因になり、乾燥による肌トラブルを招くことに。
脂質や糖質の多い食事をしている方は、日々の食事内容から見直しましょう。
■肌荒れ対策におすすめの食材についてはこちら▶
『肌荒れを対策するには?肌荒れの原因や肌に良い食べ物について』
マスク肌荒れは日々のケアを大切に!
マスクによる肌荒れは、これまで肌トラブルがなかった方でも生じる可能性があります。
バリア機能が低下する前に、日々の紫外線対策と保湿ケアを徹底し、マスク内をできるだけ清潔にして健やかな肌をキープしましょう!
※「接触性皮膚炎」でかぶれ・炎症がひどい場合は、皮膚科の受診をおすすめします。
保湿成分配合のおすすめスキンケアアイテム
ここからは、あらゆる肌タイプの方が使える、余分な成分は不使用で高保湿成分配合のスキンケア商品をご紹介します!
ボタニカルモイストウォッシュ(洗顔料)
潤い守って毛穴汚れはすっきり落とす洗顔フォーム「ボタニカルモイストウォッシュ」。
もっちりとした濃密泡がモコモコのクッションになり、毛穴に詰まった皮脂や汚れを落としながら、潤いは守って肌に摩擦を与えずに洗い上げる洗顔料。
植物由来の洗浄成分と保湿効果が期待できる京都産カイコまゆエキス配合で、肌に必要な水分・油分は残します。
さらに、保湿成分の5種のヒト型セラミドと3種の植物幹細胞エキスが、乾燥しやすい肌に潤いを与えてバリア機能を整えます。
※石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、タルク、シリコン、鉱物油、パラベン、合成香料、合成着色料、エタノール不使用
ボタニカルモイストローション(化粧水)
乾燥しがちな敏感肌を潤いで満たし、みずみずしく保つ化粧水「ボタニカルモイストローション」。
4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスなどの保湿美容成分が、繊細な敏感肌に潤いとハリを与えて、乱れがちなバリア機能を整える化粧水。
グリチルリチン酸2Kやアラントインなどの整肌・保湿成分が肌荒れを防いで、乾燥によるエイジングサインにもアプローチ。
ミネラル豊富なボタニカルウォーターが角質にすっと浸透して、みずみずしい肌へと導きます。敏感肌パッチテスト済。
ボタニカルモイストクリーム(保湿クリーム)
敏感肌に潤いや美容成分を閉じ込め、刺激から守るクリーム「ボタニカルモイストクリーム」。
保湿成分スクワランが肌の水分蒸発を防いで、角質層に潤いを閉じ込める保湿クリーム。
保湿美容成分6種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスが、敏感な肌に失われがちな潤いとハリを与えて、肌表面のバリア機能を整えます。
さらに、整肌成分の油溶性ビタミンC誘導体(※)が潤い満ちる明るい肌へと導き、使うほどにみずみずしいハリツヤ肌へ。
※テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、整肌成分
紫外線対策におすすめのUVカットアイテム
ここからは、余分な成分は不使用で敏感肌でも使えるUVカット商品をご紹介します!
ミネラルUVクリーム(日焼け止めクリーム、化粧下地)
エーデルワイスを中心とした6種の植物エキスの働きで、乾燥ダメージを受けた肌をしっとりと包み込み、紫外線やPM2.5などの環境ストレスから肌を守る「ミネラルUVクリーム」(化粧下地)。
紫外線をカットする紫外線防止効果(SPF50+ PA++++)やブルーライトカット効果で敏感な肌をカバー。
波長の長いUVAもしっかりカットする事により、たるみやシワなど、さまざまな肌トラブルの原因から肌を守ります。
ローズヒップオイル、マカダミアナッツオイルやバオバブ種子油などの希少なオーガニック成分の植物オイルがキメを整え、肌にツヤとうるおいを与えます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
ミネラルUVパウダー(フェイスパウダー)
肌にやさしく紫外線カット!テカリ崩れを防止して透明美肌が続く日焼け止めフェイスパウダー「ミネラルUVパウダー」。
紫外線カット(SPF50+ PA++++)・保湿ケア・テカリ防止が叶うミネラルUVパウダー。
天然ミネラル成分とピュアシルクパウダー配合で、長時間くすまず透明感のあるツヤ肌へ。特殊コーティングで時間がたっても崩れず、美肌をキープします。また、肌触りの良いパフが簡単にふんわりきめ細かい仕上がりを実現。
ブルーライトも99.4%カットでき、外部刺激から肌を守ってしっとり感が続きます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、鉱物油、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
【あわせて読む】
『肌荒れの原因と対策を徹底解説!』
『ターンオーバーが乱れる原因や整え方とは?肌荒れを防ぐためのポイントは?』
『花粉症で肌荒れに!花粉皮膚炎の原因とスキンケアでの予防改善対策』
『お肌のハリと弾力を保つには?ハリ不足の原因とお手入れ方法をご紹介』
『ニキビ肌のケア方法は?おすすめのスキンケアや対策方法を解説』
『敏感肌の正しいスキンケアを徹底解説!原因とどんな化粧品を選ぶべきか』
『シワの原因とは?タイプ・種類別、部位別に対策方法などを解説!』
ふと鏡を見ると気になる「おでこ(額)のシワ」。表情を動かすたびにおでこにシワができていると、年齢よりも老けて見えたり、不機嫌な雰囲気になってしまったりすることも。
そのため、できるだけ今よりも深い溝が刻まれないように、早めにおでこのシワ対策を行なうのが肝心です。
そこでここでは、おでこのシワができる主な原因と、目立たなくするマッサージなどのセルフケア方法をご紹介します!
おでこにシワができる原因とは?
まずは、おでこのシワができる主な原因についてチェックしましょう。
【原因1.加齢】
以前はなかったおでこのシワが、年齢を重ねるほどに気になるようになっている場合、他の部位のシワと同じく加齢が原因と考えられます。
肌奥の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンは、肌のハリ・弾力を作り出し、保湿成分ヒアルロン酸は潤いを担っています。
ですが、残念ながらこれらの生成力は18歳をピークに年々減少。特に40代以降はこれらの機能が衰えるため、肌のハリ・弾力・ツヤが失われてシワやたるみを招くことになるのです。
そのため、若い頃には見られなかったおでこのシワをはじめ、顔には様々なエイジングサインが見られるようになります。
【原因2.紫外線】
加齢と同じく、紫外線によってもコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸にダメージが与えられ、おでこだけではなく顔全体のシワ・たるみなど、エイジングサインや肌トラブルが起こりやすくなります。
ちなみに紫外線による肌ダメージを「光老化」と呼び、肌の老化現象の約8割が光老化によるとされています。
■紫外線の肌への影響について詳しくはこちら
『UV(紫外線)って?種類や肌への影響について解説』
【原因3.乾燥】
肌が乾燥していると、肌のハリが失われるため乾燥小ジワができやすくなります。この乾燥小ジワをケアせずにそのまま放置していると、深く刻まれたシワになってしまいます。
【原因4.表情のクセ】
年齢にかかわらずおでこのシワが気になる場合、日常的な表情のクセによってできやすくなっていると考えられます。
顔には、総称して「表情筋」と呼ばれる複数の筋肉が組み合わさっており、細かな動きを可能にしています。そしておでこには、「前頭筋(ぜんとうきん)」という筋肉があり、おでこや眉・目元の動きを担っています。
普段から目を細めたり、目を開く時にまぶたの力ではなく前頭筋を使って上に持ち上げていたり、眉をひそめたり上に持ち上げたりする動作が多かったり、といった表情のクセがあると、常に前頭筋を縮めているために、おでこ周辺の筋肉から肌まで負担がかかっておでこのシワが固定されてしまいます。
おでこのシワを目立たなくするスキンケアのポイント
おでこのシワができやすくなる主な原因を踏まえて、次に、おでこのシワを予防・目立たなくするためのスキンケアのポイントを見ていきましょう。
【保湿】
年齢に関わらず、肌は乾燥すると小ジワができやすくなり、そのまま放置しているとさらに深いシワへと進行することに。
また、肌の乾燥はエイジングサインだけではなく、ターンオーバーの滞りやバリア機能の低下など、肌にダメージを与える要因にもなります。
※バリア機能:紫外線や花粉・ホコリなどの外的刺激から肌を守り、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐ、肌表面のシャッターのような役割
そのため、健やかな肌づくりの基本となる保湿成分が配合されたスキンケアアイテム(化粧水・美容液・乳液・クリーム)で朝晩きちんとケアをして、潤いの満ちたツヤ肌を目指しましょう。
■保湿成分例:セラミド、ヒアルロン酸、スクワラン、アミノ酸類、コラーゲン、グリセリンなど
【ハリを与える成分をプラス】
乾燥だけではなく肌のたるみも気になる場合、ハリ・弾力を与える成分をスキンケアアイテムでプラスしましょう。
コラーゲンやエラスチンのほか、たるみ予防が期待できるビタミンC誘導体や先述した保湿成分が配合されたスキンケアアイテムで肌を整えて、ハリと潤いのある肌作りをしましょう。
【紫外線対策】
先述したように、紫外線はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産出量を低下させてダメージを与えます。さらに、角質層にもダメージを与えるため、バリア機能が衰えて乾燥や肌トラブルまでも引き起こします。
中には、気温が高くなる夏場にしか紫外線対策をしない、という方もいるかもしれません。ですが、紫外線は一年中地表に降り注いでおり、UVA(紫外線A波)の場合、雲や窓ガラスも通り抜ける性質があります。
そのため季節や天候に関わらず、一年中UVカット効果のある化粧品(UVカット効果のある美容クリームや化粧下地など)を使用して、紫外線ダメージを予防するようにしましょう。
おでこのシワにアプローチするマッサージ・エクササイズ方法
朝晩のスキンケアで肌をいたわりながら、併用しておでこ周辺の筋肉のコリを取るマッサージや、筋肉の衰えをカバーするエクササイズを行なうのがおすすめです。
※マッサージをする際は、肌に摩擦を与えないように、保湿クリームや美容オイルなどを事前に塗布してください。
【1:前頭筋マッサージ】
おでこの筋肉である前頭筋は、眉上から頭頂部にまでつながっています。前頭筋が緊張してコリが溜まっていたり、適切に使えずに衰えていたりすると、おでこのシワやまぶたの重みなどを誘発します。
そこで、以下の前頭筋マッサージを気づいた時にはいつでも行なうようにしましょう。
①両手を軽く握ります。
②両手の指の第2関節~第3関節部分(平らな部分)を額の中心に当てます。
※上図:このように両手を握った状態で、指の第2関節~第3関節部分を額に当てます。
③額の中心から外側に向かって、拳で円を描くようにしながら額をマッサージします。
※美容マッサージ用ツールをお持ちの場合は、そちらを使用してもOKです。
④③まである程度行なったら、指の第2関節~第3関節部分を左右の眉上に当てます。
⑤④の状態で、拳を上方向に押し上げ、眉毛を持ち上げます。この上下運動を2~3分間行ないます。
【2:眼輪筋エクササイズ】
「眼輪筋」とは、目の周りをぐるりと囲んでいる、ドーナツ状の筋肉のこと。まぶたの開閉や涙腺から涙を押しだす働きがあります。
眼輪筋が衰えると、前頭筋を使ってまぶたを開けようとするため、前頭筋の緊張・コリを招く要因になります。そのため、眼輪筋エクササイズを行なって、おでこのシワとまぶたの下垂を予防しましょう。
■エクササイズ1
①顔は正面に固定し、視線もまっすぐに前を見ます。
②左右の眼球のみを動かして、視線を∞(無限大の形。8を横向きにした形)に動かします。
※何回でも繰り返してOKです。
③②で動かした向きと反対の向きで、同じ回数動かします。
■エクササイズ2
①両目をできるだけ大きく開けます。5秒間キープします。
※額にシワがいかないように注意しましょう。どうしても額の筋肉を使ってしまう場合は、片手を額に置いて軽く押さえ、眼輪筋で上まぶたを開けるようにしてください。
②ぎゅっと両目を閉じます。5秒間キープします。
これを数回繰り返します。
普段の生活で気をつけるポイント
スキンケアやマッサージ・エクササイズをしっかり行なっていても、おでこにシワができやすい生活習慣を送っていては元も子もありません。
そこで、以下のことにも気をつけて、できる限りシワがいかないように注意しましょう。
【表情のクセ】
前頭筋を使って眉を大きく上げたり、目を大きく見開いたりする動作は、おでこのシワを作り出します。
鏡を見て眉の上げ下げや目を見開いた時におでこのシワが目立つ場合、ご紹介した前頭筋マッサージや眼輪筋エクササイズをしながら、日常生活内では眉の上げ下げなどの動作をあまり大きく繰り返さないようにしましょう。
【うつぶせ寝・横向き寝】
意外かもしれませんが、就寝中の姿勢によってもシワができやすいことがあります。
うつぶせ寝や横向き寝は、長時間に渡って肌に「折りジワ」ができやすく、毎日続けることで深く刻まれてしまいます。また、就寝中にリラックスできていない場合も、無意識に眉をひそめていることも。
起床時におでこだけではなく他の部位のシワも気になるようなら、寝具の質や就寝前の入眠行動を見直すことをおすすめします。
就寝環境を整えることで、心身がリラックスして質の良い睡眠を取れるようにしましょう。
毎日のケアでおでこのハリとツヤをキープ
おでこは面積が大きいため、シワがあると目立ちやすく、顔の印象を左右するといっても過言ではありません。
毎日のスキンケアや紫外線対策、マッサージ・エクササイズ、生活習慣の見直しで適切にアプローチして、ツルンとハリ・ツヤのある肌を叶えましょう!
潤いあふれるハリ・ツヤを与えるおすすめアイテム
肌を潤してハリやツヤを与えるスキンケアアイテムと、スキンケアと紫外線対策が同時にできる日焼け止めクリームをご紹介します。
ボタニカルモイストローション(化粧水)
乾燥しがちな肌を潤いで満たし、みずみずしく保つ化粧水「ボタニカルモイストローション」。
4種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス(ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、リンゴ果実培養細胞エキス)などの保湿美容成分が、乾燥肌・インナードライ肌に潤いとハリを与えて、乱れがちなバリア機能を整える化粧水。
グリチルリチン酸2Kやアラントインなどの整肌・保湿成分が肌荒れを防いで、乾燥によるエイジングサインにもアプローチ。
ミネラル豊富なボタニカルウォーターが角質にすっと浸透して、ハリのあるみずみずしい肌へと導きます。敏感肌パッチテスト済。
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ボタニカルモイストセラム(美容液)
5種の植物幹細胞エキス(ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、リンゴ果実培養細胞エキスなど)やヒアルロン酸、4種のヒト型セラミドやカイコまゆエキスが、敏感な肌に潤いとハリをプラスし、肌表面のバリア機能を整える美容液「「ボタニカルモイストセラム」。
さらに、カミツレ花エキスやセイヨウオトギリソウ花エキスなどの植物エキスが、エイジングサインが気になる肌をひきしめて、キメの整った肌へと導きます。
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ボタニカルモイストクリーム(保湿クリーム)
たるみや乾燥が気になる年齢肌に潤いや美容成分を閉じ込め、バリア機能を整えるクリーム「ボタニカルモイストクリーム」。
加水分解コラーゲンやスクワラン配合。さらに保湿美容成分6種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキス(ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、リンゴ果実培養細胞エキス)が、乾燥肌・年齢肌に潤いとハリを与えて、肌表面のバリア機能を整えます。
また、整肌成分の油溶性ビタミンC誘導体(※)が潤い満ちる明るい肌へと導き、使うほどにくすみのないハリ・ツヤ肌へ。
※テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、整肌成分
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ミネラルUVクリーム(日焼け止めクリーム、化粧下地)
エーデルワイスを中心とした6種の植物エキスの働きで、乾燥ダメージを受けた肌をしっとりと包み込み、紫外線やPM2.5などの環境ストレスから肌を守る「ミネラルUVクリーム」(化粧下地)。
紫外線をカットする紫外線防止効果(SPF50+ PA++++)やブルーライトカット効果で敏感な肌をカバー。
波長の長いUVAもしっかりカットして、たるみやシワなど、さまざまな肌トラブルの原因から肌を守ります。
ローズヒップオイル、マカダミアナッツオイルやバオバブ種子油などの希少なオーガニック成分の植物オイルがキメを整え、肌にツヤとうるおいを与えます。
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鏡を見るたびに気になる目の下のひどいクマ。できればセルフで簡単にケアをしたいと考える方は、多いのではないでしょうか。
実はクマには、複数の原因が考えられます。そのため、ご自分のクマの原因にアプローチする対策をしなければ、思うような変化が得られないかもしれません。
そこでここでは、クマの原因や種類から、それぞれのクマタイプにあったケア方法をご紹介します。
「クマ」の原因を知ろう
まずは、クマ全般の主な原因について見ていきましょう。
一番の原因はズバリ「血の巡りの滞り」
目の下にクマができる一番の原因は、血行不良です。
血の巡りが滞ると目の周りに栄養を運ばれにくくなるだけでなく、不必要な老廃物がスムーズに流れず、たまった状態になってしまいます。そういった老廃物の中でも厄介なのが、メラニン(メラニン色素)です。
メラニンとは、シミやくすみの元になる色素のこと。血の巡りが良い状態であれば、このメラニンは肌細胞の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー」によって、自然にアカと一緒に剥がれ落ちていきます。
しかし血の巡りが悪い状態では、肌のターンオーバーが滞ることでメラニンも溜まってしまい、色素沈着の結果としてクマになってしまうのです。
また、血の巡りが滞ることによって、目の下の毛細血管に血が溜まってしまいます。この溜まった血には、体全体に酵素を運ぶ赤血球が含まれています。
赤血球は通常、酵素を運んでいる状態であれば鮮やかな赤い色をしています。しかし、酵素を必要な場所に届けた後の静脈内の赤血球は、老廃物や二酸化炭素を含むため黒っぽい赤色に。
そのため血行不良の状態では、役割を終えた黒っぽい赤色の赤血球が目の下の毛細血管にとどまってしまうため、目の下が暗くなりクマができてしまうのです。
ちなみに、このような血の巡りが滞っている状態を、「瘀血(おけつ)体質」と呼びます。
さまざまなトラブルを引き起こす「瘀血体質」って知ってる?
東洋医学では、血の巡りが滞った状態を瘀血体質と呼んでいます。
瘀血体質は、クマが出来やすいだけではなく、肩こりや不眠、肌のカサつき、頭痛や生理痛、ホルモンバランスに関する体調不良や女性ならではの疾患など、さまざまな症状を起こすと考えられています。
このような瘀血体質を、東洋医学では多くの病気の元と捉えていることからも、血の巡りが滞った状態を改善することがさまざまな不調を防ぐことにつながると考えられているのです。
目の下のクマは3種類?見分け方と原因を解説
目の下のクマの一番の原因は「血の巡りが悪くなること」とご紹介しました。
以下では、クマの見え方によって原因をさらに細かく3種類に分けます。クマの原因を見極めて、適切なケア方法を探りましょう。
血行不良が原因「青クマ」
目の下のクマが青黒くなっている場合、クマの原因は「血行不良」の可能性があります。
目の下は皮膚が薄く、毛細血管が透けて見えて青く見えている状態です。寝不足や疲れ、ストレスなどで目の下が血行不良になっていると、滞った血液が肌から透けて見え、青クマになります。
特に色白の方や血行不良になりやすい体質の方は、早い時期から青クマが目立ちやすいと言えます。
■青クマの特徴:目の下の肌を引っ張ると、クマの色が薄くなる(肌自体にはクマの色がついていないため)。
色素沈着が原因「茶クマ」
目の下のクマが茶色っぽくなっている場合、クマの原因は「メラニンの色素沈着」と考えられます。
皮膚のターンオーバーが正常に行われていれば、メラニンはアカとともに剥がれ落ちますが、ストレスや不規則な生活などによってターンオーバーに乱れが出ると、メラニンが代謝されず皮膚に残ってしまい、色素沈着してしまうのです。
さらに、ターンオーバーが乱れた状態で紫外線にあたったり、目もとをこすって刺激を与えたりすることで、さらにメラニンが発生しやすくなり、目の下に定着して茶色っぽいクマとなるのです。
■茶クマの特徴:目の下の肌を引っ張っても、クマの色は薄くならない(肌自体が茶色くなっているため)。
目の下のたるみが原因「黒クマ(影クマ)」
目の下のクマが黒っぽくなっている場合、クマの原因は「たるみや小じわによる影」が原因と考えられます。
加齢や乾燥などによって目の下の肌にあるコラーゲンが不足し、肌のハリが失われると、小じわやたるみが生じやすくなります。すると溝の部分が影となり、黒っぽく見えるのです。
このように影でできるクマから、黒クマは別名「影クマ」とも呼ばれています。
なお、顔のほりが深い方や涙袋が生まれつき大きい方は、ふくらみの下が影になりやすいため、黒クマに見える場合もあります。
■黒クマの特徴: 上を向くとクマの色が薄くなる(たるみによる影がなくなるため)。
原因別のケアを紹介
ご自分のクマの種類が分かったところで、各クマタイプに対するケア方法を見ていきましょう。
青クマに対するケア
前述の通り、青クマの原因は血行不良。そのため、血行不良の改善が青クマの予防やケアにつながります。
【良質な睡眠】
目もとの血流を良くするために、良質で十分な睡眠の確保が大切です。というのも睡眠時は副交感神経が優位になり、血管が拡張されるため、血行の改善につながるからです。
逆に寝不足が続くと交感神経が優位な時間がつづくため、血管が収縮しがちになります。その結果、青クマができてしまうことに。
また、テレビやPC・スマートフォンなどの電子機器を見すぎてしまうと、画面から発せられるブルーライトによって睡眠の質がさがると言われているため、睡眠前の使用は控えるようにしましょう。
【適度な運動】
青クマ対策として、適度な運動もおすすめです。
運動することにより心臓が活発に動き、血流の循環が良くなります。さらに筋力がつくことにより、普段からの血流が改善する可能性も高まることに。
また、運動することにより適度な疲労が生まれ、睡眠の質の向上も期待できます。
【栄養バランスの見直し】
普段の食生活における、栄養バランスの内容を確認・改善してみましょう。
食生活が乱れていると、血液がドロドロになるため血行不良を招きます。そのため運動習慣とあわせて、血行が良くなる食べ物や飲み物を摂取する機会を増やしてみましょう。
血行が良くなる食べ物として挙げられる、お酢や梅干し、レモンなどの柑橘類に含まれる「クエン酸」は、血液の酸化を抑制し、血行を良くする効果が期待できます。
また、サケやサンマ・イワシ・サバなどの青魚などに含まれる「EPA」には、血液をサラサラにする作用があります。
血栓や脂質異常を予防する働きも期待できるので、積極的に摂取したい食べ物と言えます。そのほかアルギン酸やビタミン類も血流の改善には摂取したい栄養素です。
【温活】
物理的に温めることによって血行を良くする方法も重要です。
入浴時はシャワーだけではなく湯船にしっかりと浸かって体を温めたり、目もとをホットタオルなどで温めたりすることで、血行を促進してみましょう。
【スキンケア】
他の部位と比較して、元々目もとの肌は薄いため、毛細血管が透けて見えやすい部位。また、乾燥ダメージによって、さらに薄くなってしまうこともあります。そこで目もとの肌に乾燥ダメージを与えないように、保湿をメインにしたスキンケアを重視しましょう。
保湿成分のセラミドやコラーゲン・ヒアルロン酸などが含まれているスキンケア化粧品を選び、目もとケアを丁寧に行いましょう。
茶クマに対するケア
茶クマの原因はメラニンの沈着。そのため、色素沈着を防ぐことが茶クマをケアする方法となります。
【ターンオーバーを整える】
色素沈着を防ぐためには、肌のターンオーバーを整えることが重要です。
ターンオーバーが正常な状態の場合、年齢や肌環境による個人差があるものの、約28日周期で古い肌細胞が自然に剥がれ落ちます。
正しい周期でターンオーバーが繰り返されると、紫外線や乾燥などの外部刺激から肌内部を守るバリア機能も整うため、外部刺激によるメラニンの発生から色素沈着まで防ぐことにつながるのです。
ですが、紫外線ダメージやストレス、加齢などによりターンオーバーは乱れやすくなります。さらに、紫外線ダメージはターンオーバーを乱すだけではなく、メラニンの発生・沈着も促進します。
そのため、外出の際は必ず紫外線予防を心がけ、日焼け止め化粧品や帽子、サングラスなどを活用するようにしましょう。
また、乾燥ダメージもターンオーバーを遅らせることにつながるため、スキンケアによる保湿習慣も心がけましょう。
【アイメイクは優しく落とす】
アイメイクの落とし残しはメラニン色素の沈着の原因となるため、クレンジングできちんと落とすようにしましょう。
なお、クレンジングの際に無理にこすって強い刺激を目もとに与えると、メラニンの沈着につながります。そのためクレンジングや洗顔の際は、こすらず優しく洗うようにご注意ください。
洗顔後の水分をぬぐう際も、タオルでゴシゴシふき取らず、タオルを肌に押しあてるイメージで水分をぬぐい取りましょう。
【スキンケア】
ターンオーバーが乱れることで古い角質が長く残り、メラニンがうまく排出できていない茶クマの目もと。そこでスキンケアで潤いを与えて、肌リズムを整えるようにしましょう。
保湿成分のセラミドやコラーゲン・ヒアルロン酸、くすんだ肌を潤いによって明るい印象に導くビタミンC誘導体などが配合されたスキンケア化粧品で目もとケアをすれば、結果的に色素沈着の予防につながります。
黒クマに対するケア
黒クマの原因は目の下のたるみや小じわによる影。そこで目もとの筋力を鍛えたり、肌のハリを取り戻すために目もとケアをしたりすることが重要です。
【眼輪筋を鍛える】
両目をそれぞれドーナツ状にとりまく眼輪筋を鍛えることがおすすめ。眼輪筋は、目の下のふくらみの原因になる眼窩脂肪を支える役割があるため、眼輪筋を鍛えれば黒クマの原因になる膨らみを防ぐことができるのです。
トレーニング方法としては「目をかたく5秒閉じ、ゆっくり大きく見開く」を、毎日気づいた時には繰り返し行うようにしましょう。
【スキンケア】
肌のハリを取り戻すためには、スキンケアも重要です。
たるみの主な原因は、乾燥や乾燥による肌のバリア機能の低下、ターンオーバーの滞りがあげられます。保湿成分配合でバリア機能を整え、エイジングサインが気になる肌にハリを与えるスキンケア化粧品を選ぶようにしましょう。
どのクマにも共通するケア
青クマ、茶クマ、黒クマすべてのクマタイプにもおすすめのケア方法をご紹介します。
マッサージやツボ押し
どのクマにも共通して効果が期待できるケアのひとつが、マッサージやツボ押しです。マッサージやツボ押しをすることにより、筋肉をほぐして血流を促すことができます。
目の周りにはさまざまなツボがあり、その中でも
・目頭のくぼみにある「晴明(せいめい)」
・瞳孔の真下にある「承泣(しょうきゅう)」
・目尻から5~7mmほど外側にある陥没部「瞳子膠(どうしりょう)」
がクマに効果的なツボとされています。
これらのツボを人差し指で5秒ずつ軽く押したり、瞳子膠から承泣、承泣から晴明、またその逆の順にツボを優しくなぞるようにマッサージしたりすることで、血流が良くなると期待できます。
力を入れすぎると肌を傷めてメラニンの生成を促すことにつながるため、マッサージ前にはフェイスクリームや美容液を塗布して滑りを良くし、優しくマッサージするようにしましょう。
目の周りを温める
目の周りを温めることも、すべてのクマに効果が期待できます。効果的に目もとを温める方法として、ホットタオルやホットアイマスクがあります。
【ホットタオルの作り方】
1.清潔なタオルを軽く水で濡らす
2.くるくるとロール状に巻いて、ラップに包む
3.500Wの電子レンジで50秒前後温める
※ぬるい場合は10秒ずつ適温になるまで温めてください。
※熱すぎるとヤケドの危険性があるため、必ず手で熱さを確かめてから顔に乗せるようにしてください。
トータルケアはカラダの内側から
目もとのケアだけではなく、全身の血の巡りを改善することで目の下の血流まで整い、クマが薄くなることが期待できます。また、全身の血流を改善することで、瘀血によるさまざまなトラブルの予防や改善に繋がります。
栄養バランスの良い食生活を気にかけ、健康的な生活習慣を送り、体の内側にある原因を整えることによってクマができにくい体作りを目指しましょう。
目の下のクマが気になる人必見!おすすめ3つの生活習慣
クマ対策として、毎日の生活習慣で気をつけたい3つのポイントを見ていきましょう。
①軽いストレッチを習慣にしよう
先述したように、全身の血流改善がクマの予防につながります。
軽いストレッチを毎日の習慣にすることで、ストレッチ時の血流が増進するだけでなく、普段から血行が良くなるためクマの予防が期待できます。
②油分の多い食事に注意しよう
油分が多めの食事をとりがちな方は、食生活の改善を意識してください。
油分や脂質の摂りすぎは、血液中の脂質が増えるため、血液がスムーズに流れずに血管を傷つけたり、詰まらせてしまったりする原因に。
食事をとる際は油分を抑え、食物繊維が多い食品や、コレステロール値を低下させる作用がある大豆製品などを摂取するように工夫しましょう。
③青魚や血流を促す食品を意識して摂ってみよう
血流を整える食材として、DHPやEPAが豊富なサバのような青魚があげられます。
DHPは赤血球の柔軟性を高め、血液が毛細血管内を通りやすくする働きがあり、EPAには中性脂肪を下げて血栓をつくりにくくし、血流を改善する働きがあります。
また、たまねぎや納豆、ブルーベリーなども血行改善に期待できる食材・食品です。
どうしてもクマが気になる場合はコンシーラーを使って隠す方法も!
毎日のケアをしつつ、コンシーラーを上手に使ってクマをカバーする際のポイントを見ていきましょう。
選び方・塗り方のポイント
ケアをしているけれどクマが気になったり、今すぐクマを隠したいといった場合は、男性女性問わずコンシーラーなどメイクアップ化粧品を活用することもおすすめです。
使用するコンシーラーは、ご自身のクマに合ったものを選びましょう。
青クマでのおすすめは、オレンジ系のコンシーラー。青色の反対色であるオレンジ色を青クマの上に塗ることで青みが緩和されるためです。
ただし、オレンジ味が強すぎて肌色から浮いてしまうと不自然になることも。そのため色が肌に合っていない場合は、下地にオレンジ系のコンシーラーを軽く仕込んだ上から、肌色に近い色のコンシーラーやファンデーションでなじませるようにしてください。
茶クマのカバーには、イエロー系のコンシーラー。イエローは茶色の同色系のため、クマを肌色になじませて上手く隠すことができます。
黒クマのカバーには、ベージュ系やオークル系などの肌なじみのよいコンシーラーを。影を目立たなくして、さりげなくカバーできます。影の色が濃い場合は、パール配合のハイライトなどで影を明るく飛ばすのもおすすめです。
コンシーラーを選んだら、一番色が濃い目立つ部分にコンシーラーをのせ、指先でトントンと優しくなじませましょう。
クマ改善は毎日の生活習慣から!
目もとは第一印象を決める大切なパーツのため、目の下のクマは誰しもが気になるもの。
まずはクマタイプとその原因をチェックして、適切な目もとケアや生活習慣の見直しをおこない、目もとだけではなく全身が健やかな毎日を送れるように心がけましょう。
目の下のクマが気になる方におすすめの商品
青クマ、茶クマ、黒クマ――どのタイプのクマでも押さえておきたいスキンケアアイテムと、ササっと塗るだけでカバーできるコンシーラーやハイライターをご紹介します!
ボタニカルモイストセラム(美容液)
年齢サインが気になる肌に、ふっくらハリを与える美容液
年齢サインが気になる肌のバリア機能を整えて、ふっくらハリを与える美容液「ボタニカルモイストセラム」。
保湿美容成分ヒアルロン酸や4種のヒト型セラミド、5種の植物幹細胞エキスやカイコまゆエキスが、乾燥肌や年齢肌に不足しがちな潤いとハリをプラスし、肌表面のバリア機能を整える美容液。
カミツレ花エキスやセイヨウオトギリソウ花エキスなどの植物エキスが、目元・口元の乾燥ジワやたるみ、毛穴などのエイジングサインが気になる肌をひきしめて、キメの整った肌へと導きます。
ボタニカルモイストクリーム
乾燥しやすい肌に潤いや美容成分を閉じ込め、バリア機能を整えるクリーム「ボタニカルモイストクリーム」。
保湿成分スクワランが肌の水分蒸発を防いで、角層に潤いを閉じ込める保湿クリーム。
保湿美容成分6種のヒト型セラミドや3種の植物幹細胞エキスが、乾燥肌・年齢肌に潤いとハリを与えて、肌表面のバリア機能を整えます。
さらに、整肌成分の油溶性ビタミンC誘導体が潤い満ちる明るい肌へと導き、使うほどにくすみのないハリツヤ肌へ。
ミネラルシルクコンシーラー(スティック状コンシーラー)
気になるクマ、毛穴、シミ、ニキビ跡などの肌悩みを厚塗り感なくカバーできるスティック状コンシーラー「ミネラルシルクコンシーラー」。
肌なじみのよい色でカバー力に優れた、スティックタイプのミネラル配合コンシーラー。
目の下のクマ、シミやくすみ、毛穴、ニキビ・ニキビ跡、ほうれい線など、気になる肌悩みを厚塗り感なくしっかりとカバーします。 保湿美容成分のホホバ種子油やセラミド、シルク成分配合でしっとりと肌にフィットし、ヨレることなく繊細な肌を守ります。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、シリコン、石油系界面活性剤・紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
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ここ数年で、以前と比べて日ごろから健康に気を配る方が増えてきています。そして食材・食品だけではなく、肌に直接つける化粧品選びにも気を使うようになった、という声がよく聞かれるようになりました。
そのような中、「自然派化粧品」「オーガニックコスメ」といった名称が多用されるようになり、一般的にも広まっています。
とはいえ、あらためて「自然派化粧品ってなに?」と聞かれても、実はよく分からない……、ということも。
そこでここでは、「自然派化粧品」という言葉に注目して、自然派化粧品のメリット・デメリットや選び方のポイントなどをご紹介します!
自然派化粧品とは?
日本では明確に定義されてはいませんが、一般的に「自然派化粧品」とは、自然由来の原料を主成分にして、できる限り肌に不要な合成成分(合成着色料、合成香料など)や石油由来成分などは使用せずに作られた、肌と環境に配慮された化粧品全般を指します。
ちなみに自然由来とは、植物由来・動物由来や鉱物(ミネラル)成分を含みます。
そのため、自然派化粧品とはいっても「100%自然由来成分」とは限らず、製品やブランドによって自然由来成分の配合率は異なります。
なお、類似用語の「ナチュラル化粧品(ナチュラルコスメ)」と「自然派化粧品」は同じ意味を指します。
オーガニックコスメとの違いは?
自然派化粧品と同じように使われる言葉に、「オーガニックコスメ」があります。
オーガニックとは、日本語で「有機」を意味し、農作物の場合なら化学肥料や農薬を極力使用せずに栽培されたものを指します。そのため、「オーガニックコスメ」の場合は、上述のような栽培方法で育てられた植物由来の原料を使用している化粧品を指します。
そのため、自然由来成分を使ったナチュラル志向の「自然派化粧品」という大きなカテゴリーのなかに「オーガニックコスメ」も含まれる、と言えます。
ただし、「自然派化粧品」と同様、日本では「オーガニックコスメ」という名称を名乗るのに明確な定義はありません。そのため、全成分のなかでほんの少しだけオーガニックの原料を配合していれば、「オーガニックコスメ」と明記できるのが現状です。
自然派化粧品を使うメリット・デメリットは?
次に、自然由来成分を主成分にしている「自然派化粧品」を使うメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
自然派化粧品の多くは、肌への低刺激性を第一に、肌を健やかに整えて肌の不調を予防することを考えて作られています。
そのため、一般的な化粧品成分で肌が荒れやすい敏感肌の方や、季節の変わり目などで肌トラブルが起こりやすいゆらぎ肌の方などが使いやすいメリットがあります。
また、不要な合成成分を極力排除していることから、自然派化粧品は肌だけではなく環境問題にも配慮していることが多いのも特徴的です。
そのような持続可能な(サステナブル)製品づくりによって、自然派化粧品を使用する方の肌・心身の健やかさを長くサポートしてくれる点も、長期的な視点でのメリットとして挙げられます。
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『美肌を目指す方へ – 日々のスキンケアと生活習慣で健康的なお肌に』
『肌荒れを対策するには?肌荒れの原因や肌に良い食べ物について』
『敏感肌の正しいスキンケアを徹底解説!原因とどんな化粧品を選ぶべきか』
デメリット
残念ながらどれだけ品質のよい自然由来成分であっても、すべての方にとって「肌に優しく刺激が全くない」とは言い切れません。
花粉症や食物アレルギーなどがあるように、個々人の体質によっては、特定の自然界の物質にアレルギー反応を起こす場合があるからです。
また先述したように、日本では「自然派化粧品」「オーガニックコスメ」といった表記に関して、厳密な定義や規定はありません。そのため、ナチュラルさを謳っているが、実際にはケミカル成分が多く配合されている、というケースも否めないのです。
以上から、「自然派化粧品」と記載されているとしても、配合成分がご自身の肌に合うかどうかを確認する必要がある、という点がデメリットとして挙げられます。
自然派化粧品の選び方のポイント
では、実際に自然派化粧品を選ぶ際、どのような点に注意すればよいのか、選び方のポイントを見ていきましょう。
【肌との相性】
第一に化粧品は、「自身の肌に合うかどうか」が重要です。そのため、特定の成分に対して肌荒れやアレルギーの懸念がある場合は、全成分表示から該当の成分が使用されていないかどうかを確認しましょう。
また、上記のような特定成分への懸念はないものの、肌が敏感な方は、できるだけサンプルやミニサイズのトライアル製品で相性を確かめたり、パッチテストで肌トラブルが起きないかどうかチェックしたりしましょう。
【公式サイトでこだわりをチェック】
自然派化粧品は、肌への優しさや成分の品質の良さ、自然環境への配慮など、こだわりをもって作られていることが多くあります。
そのため気になる製品やブランドがある場合は、どのような点が特徴なのかを公式サイトなどでチェックして、ブランドのこだわりポイントを納得した上で選ぶことをおすすめします。
自然派化粧品VINTORTE(ヴァントルテ)
以下では、大人の敏感肌のための京都発自然派化粧品ブランド「VINTORTE(ヴァントルテ)」のアイテムをご紹介します!
VINTORTEは、シルクパウダー配合で保湿力のあるミネラルファンデーションをはじめとしたミネラルコスメや、ヒト型セラミドやボタニカル成分(植物由来成分)にこだわったスキンケアライン「ボタニカルセンシティブシリーズ」を展開。
2011年の誕生以来、国産の敏感肌コスメブランドとして、「敏感肌に悩むすべての女性を肌悩みから解放し、肌が持つ潜在的な美しさを引き出す」ことを願って商品開発を行っています!
おすすめの人気スキンケアアイテム
ボタニカルモイストウォッシュ(洗顔料)
潤い守って毛穴汚れはすっきりな洗顔フォーム「ボタニカルモイストウォッシュ」。
もっちりとした濃密泡がモコモコのクッションになり、毛穴に詰まった皮脂や汚れを落としながら、潤いは守って肌に摩擦を与えずに洗い上げる洗顔料。
植物由来の洗浄成分と保湿効果が期待できる京都産カイコまゆエキス配合で、肌に必要な水分・油分は残します。
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おすすめの人気メイクアップアイテム
ミネラルCCクリーム
カラーコントロール・日焼け止め・化粧下地・毛穴カバー・美容液の1本5役の多機能CCクリーム「ミネラルCCクリーム」。
ひと塗りで、うるおってツヤめく1本5役(カラーコントロール・日焼け止め・化粧下地・毛穴カバー・美容液)の多機能CCクリーム。
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ミネラルとエーデルワイスエキスなどの希少なオーガニック成分である6種の植物エキス配合。一日中潤いが続き、酸化セリウムにより肌の色素沈着を引き起こすブルーライトからも肌を守ります。
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美容液ミネラルリキッドファンデーション
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天然ミネラル成分とピュアシルクパウダー配合で、長時間くすまず透明感のあるツヤ肌へ。特殊コーティングで時間がたっても崩れず、美肌をキープします。また、肌触りの良いパフが簡単にふんわりきめ細かい仕上がりを実現。
ブルーライトも99.4%カットでき、外部刺激から肌を守ってしっとり感が続きます。
敏感肌にやさしい低刺激処方で、鉱物油、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤など9つの無添加処方。石けんで落ちる処方。
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相性の良い自然派化粧品で肌も心も上向きに!
これまで肌に合うスキンケアやメイクアップ化粧品と出合えていない方、今お使いの化粧品の成分が気になるようになった方は、「自然派化粧品」をお試しになってみてはいかがでしょうか。
ご紹介した選び方を参考にしていただき、肌も心も上向きになるような自然派化粧品で健やかな毎日を過ごしてくださいね。
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