BEAUTY LIFE2016/3/25UP

メイクアップアーティスト
美容ライター
黒木 絵里さん
〜紫外線と上手に付き合う女性が美しい理由〜
この世に生息する生きものは、太陽なしには生きることができません。降り注ぐ陽射しは、命を育むとても大切なもの。
そんな必要不可欠な陽射しも、無防備な姿で浴びすぎてしまうと、美容面や健康面に影響が及ぶことも……。
ナチュラル志向が強まってきた昨今、ありのままの姿で太陽と向き合いたくなる気持ちはとてもわかります。しかし、数年後の未来に残す爪痕は、思ったよりも大きいもの。そこで、私たちは、年中降り注ぐ紫外線と上手に付き合い、生きていくほかありません。
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この世に生息する生きものは、太陽なしには生きることができません。降り注ぐ陽射しは、命を育むとても大切なもの。
そんな必要不可欠な陽射しも、無防備な姿で浴びすぎてしまうと、美容面や健康面に影響が及ぶことも……。
ナチュラル志向が強まってきた昨今、ありのままの姿で太陽と向き合いたくなる気持ちはとてもわかります。
しかし、数年後の未来に残す爪痕は、思ったよりも大きいもの。
そこで、私たちは、年中降り注ぐ紫外線と上手に付き合い、生きていくほかありません。
紫外線と美容
太陽から発せられる紫外線には、UVA、UVB、UVCと3種類あります。このうち年間をとおして注目すべきなのは、UVAとUVBです。
※UVCは、オゾン層で吸収されてしまうため、現在のところ、地表には届かないとされています。しかし、地球温暖化の影響でオゾン層の破壊が進んでいることもあり、いつかはこのUVC対策も必要な時代がくるかもしれません。
これら紫外線のうち9割を、UVAが占めています。これは、透過性が非常に高く、部屋の窓ガラスも通って室内にも入ってきてしまうほど。
すぐに目に見える日焼けになるとまではいきませんが、確実に肌に蓄積され、奥まで達し、肌のハリや弾力を失わせる”光老化”を起こすといわれています。
一方、紫外線の残り1割であるUVBはというと、今はまだそこまで強くありませんが、5月に入ってくると少しずつ増え始め、夏には猛威を振るいます。
UVAとは異なり、肌への作用が強く、短時間浴びただけでも肌が赤みを帯び、炎症状態になってしまうほど。数日後、肌が黒くなる”色素沈着反応”を起こすのも、このUVBの仕業です。
また、強い紫外線を浴びることでメラノサイトが刺激され、シミやソバカスの原因とされるメラニン色素が過剰につくられます。
これらを聞くと、「紫外線なんて浴びたくない!」と思ってしまうところですが、私たちが生活する上で、避けては通れないモノなのです。
では、どのようにして、紫外線とうまく付き合っていけばよいのでしょうか。
紫外線との上手な付き合い方
紫外線から肌を守るためには、日焼け止めは欠かせません。しかし、幸いにも私たち女性は、メイクをします。
実は、そのメイクも紫外線対策の1つなのです。最近は、メイク下地やファンデーションにもUVカット成分が配合されているものが増えてきています。
VINTORTE ミネラルUVファンデーション
SPF50+、PA++++のUV最高基準値を実現したミネラルファンデーションです。
紫外線吸収剤不使用で低刺激なので、日焼け止めが苦手な方も、これ1つでメイクの紫外線対策はOK! 保湿力も抜群で、カバー力も◎。
それなのに、石けんで落とせるという肌にやさしいファンデーションです。
VINTORTE ミネラルUVクリーム
顔は、しっかりとメイクをするので割と対策は施されているのですが、盲点なのが”首元”や”手”。
年齢が見えやすい首元や手は、紫外線の影響により、日焼けすることはもちろん、数年後には、シワとなってあらわれることも……。
そのため、顔だけでなく、首元や手にもしっかりと日焼け止めを使用することを忘れずに。
そこでご紹介するのが「ミネラルUVクリーム」。SPF50+、PA++++のUV最高基準値を実現した日焼け止めクリームです。
こちらも同じく、低刺激タイプ。
低刺激にもかかわらず、夏のレジャーに欠かせない海やプールでもOKなウォータープルーフタイプ。
何より、日焼け止め特有の白くなりにくいのが嬉しいポイント!
保湿力も高いので、首や手元だけでなく顔にまで安心して使うことができますよ。
プラスアルファの対策
年々降り注ぐ量が増えてきている紫外線。メイクや日焼け止めだけでは、強い日差しから肌を守ることはできません。
徹底的に肌を守り抜くのであれば、日傘や首元を覆うストール、手袋などの、プラスアルファの対策が必要です。
また、日焼け止めも、朝に1回塗ったからOKということではなく、塗り直すことが大切。
クリームタイプだと塗り直すのが面倒な場合は、今はスプレータイプやフェイスパウダータイプの日焼け止めもあるので、メイク直しのついでに使用するとよいでしょう。
これらを手間に感じる人が過半数だと思います。しかし、美しくなるためには、手間がかかるもの。
そこを怠るか怠らないかで、数年後のあなたの肌が決まります。
自分の美しさを創り出すのは、自分自身です。
あなたならきっとできるはず。