石油系界面活性剤やパラベンって無添加のほうが良いの?肌にもカラダにも起こる悪影響とは

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2016/10/2610317

スキンケア・アイテムや化粧品、シャンプーなどのヘアケア製品のような、肌に直接触る商品を購入する際、いつも「なにを基準に」選んでいらっしゃいますか?
メイクアイテム各種
仕上がりの良さ、発色のよさ、即効性――これらのメリットは、目を引く宣伝コピーとともに目立つように打ち出され、購入者の心をグッと引きつけますよね。

しかしその商品は成分にまで言及し、なぜそのようなメリットを作り出すことができるのか説明しているでしょうか。そしてまた選ぶ側も、成分にまで目を通してから選択しているでしょうか。

◆(石油系)界面活性剤の役割とデメリット

洗浄剤によく使用されているイメージの「(石油系)界面活性剤」。実は界面活性剤は、スキンケア・アイテムにも多く配合されています。

界面活性剤の役割は「乳化作用」。乳化とは、水と油という、本来は交わらない成分を混ぜ合わせる事を指します。

そのためたとえば、油分でできたメイクを水と乳化させて落とすために、クレンジング剤には界面活性剤が配合されており、また水分と油分を混ぜて作るために、乳液・クリームにも界面活性剤が含まれているのです。

界面活性剤が入ったスキンケア・クリームを使用すると、塗って間もなく、お肌のしわはピンと伸び、有効成分が的確に効いているように感じます。しかしこの「即効性」は、諸刃の剣とも言える危険性をはらんでいます。

クレンジングに含まれる界面活性剤は、皮脂汚れやメイクのような油分をきれいに取り去りますが、同時にお肌に必要な皮脂まで過剰に取り、いわゆる「天然のバリア機能」まで壊してしまいます。乳液などの界面活性剤もまた、お肌に塗り続けると、本来のバリア機能は失われてしまう結果になるのです。

【有害な界面活性剤例】
●アルキル硫酸エステルナトリウム(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム)
●ポリオキシエチレングリコールモノ脂肪酸エステルPEG(ポリエチレングリコール)

◆パラベンの役割とデメリット

商品を店頭に置く「作りおき」タイプの商品の場合、長期保存するためには、どうしても防腐剤を使用する必要があります。

厚生労働省が掲げる薬事法により、使用できる成分や量に規定はあるものの、なかにはその防腐剤により、アレルギー反応を起こす方がいらっしゃいます。

化粧品などによく見られる「パラベン」という成分は、防腐剤として使われており、安全性をある程度保証されています。しかしやはりパラベンにより、皮膚炎を発症してしまう方がいるのも事実です。

また殺菌を目的とした防腐剤は、肌の上にいる良い菌(常在菌)までも殺してしまう作用があります。常在菌は肌を守る役目があるため、それらがいなくなると、肌トラブルが起こってしまうのです。
※防腐剤として代表的な成分に「フェノキシエタノール」もあります。

◆肌から体内にまで悪影響が

「私は肌が丈夫だから」と、あまり化粧品などの成分に気を使われない方もいます。しかし肌に塗る成分のなかには、「経皮毒」という、肌から吸収されて内臓にまで悪影響を及ぼしたり、ホルモンバランスを崩したりする危険性を持つものもあるのです。
化粧品を選ぶ女性
すでにお肌にトラブルがある方はもちろんの事、まだその悪影響を実感していない方も、今一度立ち止まって、未来の自分自身のために身の回りのアイテムの成分について、見直してみてはいかがでしょうか。

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