BEAUTY LIFE2016/7/8UP

メイクアップアーティスト
美容ライター
黒木 絵里さん
〜「美肌」に映えるパッションリップカラーのススメ〜
時代は「素肌感」「すっぴんメイク」など、究極のナチュラルを意識したメイクアップがトレンド。しかし、みんな一緒ではつまらない……そう思いませんか?そんなナチュラルで上質な肌に、まるで衝撃が走るほど「鮮やかなアイテム」をプラスワンするのが、トレンドの最先端。トレンドの波にのるだけでなく、一歩先を行くのが美容賢者。そこで今回は、目を見張るほど美しいメイクに仕上げるコツについて、お話してまいります。
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時代は「素肌感」「すっぴんメイク」など、究極のナチュラルを意識したメイクアップがトレンド。
しかし、みんな一緒ではつまらない……そう思いませんか?
そんなナチュラルで上質な肌に、まるで衝撃が走るほど「鮮やかなアイテム」をプラスワンするのが、トレンドの最先端。
トレンドの波にのるだけでなく、一歩先を行くのが美容賢者。そこで今回は、目を見張るほど美しいメイクに仕上げるコツについて、お話してまいります。
まもりに入りやすい「ナチュラルメイク」
「抜け感」を意識するがあまり、色みを躊躇しがちな昨今。しかし、「ナチュラル」というのは、1パターンではないのです。
トレンドを読み解くと、特に意識したいのは「ベースメイク」のナチュラル度。ほどよくツヤがあり、「ファンデーションを塗っている」感が、なるべく出ないようなものが好まれます。
しかし、ポイントのないメイクは、「ナチュラル」ではなく「特徴のないもの」になってしまいます。そのため、ポイントメイクのいずれかに、パッと目を引くようなアクセントが必要なのです。
女性の美の象徴「唇」
眉、目元、頬と、あらゆるポイントメイクがありますが、女性の美の象徴ともいわれる「唇」は、アクセントにすることでメイク全体がキュッと引き締まります。
トレンドの赤リップは、確かに美しい。
しかし、季節は移り変わっているのです。赤リップの流行はいつからですか? もうだいぶ前から現在へと続いていますよね?
洋服を着替えるのと同様、メイクにも衣替えが必要です。
季節は「夏」。
今年の夏は、赤リップは一旦おやすみして、新たなカラーに挑戦してみませんか?
太陽のような「オレンジ」を唇にまとう
夏の降り注ぐ太陽の光は、紫外線を気にする女性は敬遠しがち。だとすれば、自身が太陽のように光り輝くのはいかがでしょう。
赤いリップも情熱的ですが、夏には少しヘビー。そんな夏にオススメしたいのが、元気がみなぎる鮮やかな「オレンジ」です。
まるで、ビタミン豊富に見える「ジューシーなオレンジ」、または、すこしピンクみが混ざった「コーラルオレンジ」は、この夏のファッションやメイクの主役になるといっても過言ではありません。
目元やチークはヌーディーに仕上げ、唇にガツンと目を引くオレンジを持ってくることで、顔全体がキュッと引き締まり、最上級の「抜け感」を演出することができるでしょう。
この夏、上質なベースメイクにパッと目を引くリップメイクで、今までと違うあなたに変身してみませんか?