BEAUTY LIFE2016/6/10UP

メイクアップアーティスト
美容ライター
黒木 絵里さん
〜アイメイクのヨレを防いで「梅雨美人」になる方法〜
俗に“梅雨”とよばれるその時期は、ジメジメとした湿気のせいで、せっかく整えたヘアスタイルやメイクが台無しになってしまうことも……。でも、今年のあなたは大丈夫。これを読んで実践すれば、崩れ知らずの「梅雨美人」になれるはず。そこで今回は、ヨレやすいアイメイク対策についてお話ししましょう。
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気持ちの良い晴れた青空が続いていたと思いきや、雨の時期はすぐ目前。
俗に“梅雨”とよばれるその時期は、ジメジメとした湿気のせいで、せっかく整えたヘアスタイルやメイクが台無しになってしまうことも……。
でも、今年のあなたは大丈夫。
これを読んで実践すれば、崩れ知らずの「梅雨美人」になれるはず。そこで今回は、ヨレやすいアイメイク対策についてお話ししましょう。
ベースメイク時の一手間がポイント
「ツヤ肌」がトレンドの今、フェイスパウダーは少なめにしている人も多いはず。
ベースメイクで、リキッドファンデーションやクッションファンデーションなど、カバー力が高く、油分を多く含んだものを使っている場合、まばたきで運動量の多い目元や、口元はどうしても崩れやすくなりがち。
そのため、ベースメイクを仕上げる時点で、普段「崩れやすい」とわかっている箇所に関しては、しっかりめにフェイスパウダーで押さえて、崩れにくい土台をつくることが大切です。
「クリームアイシャドウ」に一層重ねる裏技
濡れた質感の目元をつくる「クリームアイシャドウ」。
クリーミーなテクスチャーがゆえに、上手に使わないとまぶたの二重ライン上にヨレたり、所々はげてムラになってしまうことも。
そんな時は、使用するクリームアイシャドウと「同系の色」もしくは「透明感のある」、ほんのりパール系のパウダーアイシャドウを、ふんわりと一層重ねてみましょう。
パウダーアイシャドウを使うと、せっかくのクリームアイシャドウが「マット」に仕上がってしまうのでは?
と不安になるかもしれませんが、ご安心を。
ポイントは、「ほんのりパールの入った」パウダーアイシャドウをチョイスすること。クリームアイシャドウの質感を損なわずに、ツヤ感のある輝きを演出することができるのです。
さりげなく押さえて密着力UP
本格的なメイク直しは、どうしても億劫になりがち。しかし、メガネをかけ直したり、髪をかきあげるのと同じ感じで、目元を軽く押さえるだけでOK。
中指や薬指で、トントンと二重ラインを押さえてなじませます。少しベタつく場合は、ティッシュで軽く押さえるだけでも、ベタつきはオフできます。
余分な油分は、ヨレの大きな原因。このようなちょっとしたアクションで「ベタつき」を取り除けば、トレンドアイメイクも長持ちしますよ。
ただ、あからさまに鏡をおいて直しだすのは、スマートではありません。あくまでも、“さりげなく”行うことで、大人の女性の気品を感じさせましょう。
さぁ、今年はあなたも「梅雨に負けないメイク」で楽しんでみませんか?