日傘のおすすめの色は白or黒?最適な素材も合わせて紹介!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2018/6/6265193

春先から日傘を使用されている方は今では珍しくありませんよね。さらにはこれから日傘を買おうかと検討中の声もよく聞かれます。

しかし「日傘」と一括りに言っても、「色や素材の違うモノがたくさんありすぎて、結局どれが一番紫外線対策に良いのか分からないから、迷って購入できない!」なんてことも……。

いろいろな色の傘

そこでここでは、紫外線対策におすすめな日傘の色や素材についてまとめました。すでに日傘をお持ちの方も、これから購入予定の方もぜひご参考になさってくださいね。

ミネラルファンデーションのVINTORTE(ヴァントルテ)

◆紫外線ってなに?

まずは日傘で防ぎたい「太陽光」(日光)「紫外線(UV)」とはどのようなものなのかを簡単にご説明します。

紫外線とは、太陽光に含まれる「電磁波」の一種。太陽から発せられる「太陽光」(日光)のなかで、地上まで降り注いでいるのが「可視光線」「紫外線」「赤外線」です。

※紫外線はオゾン層で90%以上カットされています。

これらの違いは「波長」の大きさです。

波長図

「可視光線」は380~750nm(ナノメートル)であり、「可視(見ることができる)」と名付けられているように、この範囲内での波長の光を、人間は「色」として認識できます。

「紫外線」(UV(ultraviolet))は、10~400nmの波長に属する、可視光線中の紫色よりも波長が短い電磁波を指します。そのため「紫の外」と名付けられているのです。

では「赤外線」(infrared)はと言うと、750nm以上の波長に属する、可視光線中の赤色よりも波長が長い電磁波を指します。

赤外線のなかでも「近赤外線」の波長は0.75-1.4μm、「遠赤外線」の波長は15-1,000μmです。
※1,000nm=1μm

たとえば遠赤外線を使用したストーブなどがあるように、赤外線には熱があります。そのため赤外線を含む太陽光を浴びると「暑い」と感じるのです。

ここで日傘の話に戻りましょう! 日傘をさしていると「涼しい」と感じますよね。それは「日傘によって紫外線をカットしている」からではなく、「赤外線を含む太陽光を防いでいる」からなのです。

◆日傘は白?黒?

では日傘を選ぶ時の色の代表として、「白か黒か」問題があるかと思います。ですが実は、これら2つの色が持つ作用は微妙に異なるのです。

そもそも、なぜ私たちは「白色」は白く見えて、「黒色」は黒く見えるのでしょうか――その答えは、「白色は光を反射」し、「黒色は光を吸収」するからです。

この色が持つ性質は、紫外線に対しても同じです。なぜなら紫外線も光も電磁波の一種だからです。

そのため、白色の日傘は光を反射することで紫外線を防ぎ、黒色の日傘は光を吸収することで紫外線を防いでいる、と言えます。

ですが残念ながら、白色も黒色もすべての紫外線を防いでいるとは言い切れません。白色の日傘の繊維からすり抜けた光が当たることもあれば、黒色の日傘の繊維が吸収しきれなかった光が当たることもあるのです。

ですが一般的には、比較的「黒色」のほうが紫外線を防いでいると言われています。

◆照り返し対策も忘れずに!

さらに忘れてはいけないのが、「地面からの照り返し」。紫外線は下方向からも攻めてきます!

なんとその反射率は「砂浜10~25%」「アスファルト10%」。見過ごせない数値ですね。

この下からの太陽光の反射を、もしも「内側が白い日傘」で受けたとしたらどうなるでしょうか? なんと白色が持つ反射の性質によって、顔に照り返しの光が当たってしまうことに!

白い日傘

これが「内側が黒色の日傘」なら、照り返しの光も吸収するために、顔に反射する心配はありません。

以上から「黒色の日傘のほうが白色よりも良いの?」となりそうですね。ですがここで注意点が!

黒色は紫外線を含む太陽光を吸収します。ということは、赤外線までも吸収してしまうため、熱を持ってしまうのです。ですから黒い日傘や黒色の衣服を夏に着用していると、白い日傘や白い服よりも暑くなってしまうのです。

そこで総合的に考えると、「表は白色、内側は黒色」の日傘が一番効率的に紫外線カット・紫外線予防することができる、となります!

◆日傘に最適な素材は?

とはいえ、まだ日傘をどれにするか決めてしまってはいけません! 日傘を選ぶときに色よりも先にチェックすべきは、「素材」なのです。

日傘に使われる素材が持つ、紫外線を防ぐ力の順番は、

1.ポリエステル
2.麻
3.綿

です。ですが残念ながらポリエステルは黒色と同じく熱までも吸収してしまい、暑くなってしまいます。

そのため日傘を選ぶ際は、「UVカット率が100%近く」で「麻または綿の2重張り」、かつ「表面は白または白に近い色」で「裏面は黒または黒に近い色」になっているかどうかがポイントになります!

◆肌老化の8割は「光老化」

肌の老化の8割は、紫外線が原因の「光老化」と言われています。

また、紫外線はシミ・シワ・たるみなどを引き起こすだけではなく、皮膚の炎症やアレルギーなどの皮膚疾患の原因にもなってしまうため、できるだけ予防対策をする必要があります。

普段から紫外線対策を心掛けつつ、毎日のスキンケアで素肌が持つ力を守ってすこやかに過ごしてくださいね。

◆最高値のUVカット効果CCクリーム(メイク下地)「ミネラルCCクリーム」

SPF50+PA++++ミネラルCCクリーム

■SPF50+ PA++++(UVカット国内最高値)ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)
■380~500nmのブルーライトカット率:91.6%カット

ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)から、1本5役の多機能CCクリームがついに誕生!

紫外線をカットする紫外線防止効果、優れたスキンケア効果、しっかりとしたメークアップ効果を叶えます。

美容成分配合で、メイク中もお肌をケアしながら紫外線をカットし、ブルーライトや環境ストレスによる外部刺激からも、お肌をやさしく守ります。

クレンジング不要、石けんで落とせるのも大好評!

ミネラルCCクリーム ブルーライトから守る

日焼け止め・化粧下地・毛穴カバー・カラーコントロール・美容液の1本5役の多機能クリームです!

■「ミネラルCCクリーム」商品情報はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

VINTORTEトップページBEAUTY JOURNALトップページ