BEAUTY LIFE2016/4/8UP

メイクアップアーティスト
美容ライター
黒木 絵里さん
〜デキる女性ほどメイクを着替える〜
メイクは、「するもの」ではなく「纏う(まとう)」もの。「纏う(まとう)」という語句の意味は、「身につける」という意味を持ちます。そう、メイクは、洋服のように身にまとい、シーンによって着替えるものなのです。それが女性のたしなみであり、自身をステップアップさせる何よりの方法。そのため、美しい肌を維持するのは、美しい体型を維持して「洋服を纏う」のと同様、「メイクを纏」い、より美しくなるための下準備と言えます。
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メイクは、「するもの」ではなく「纏う(まとう)」もの。
「纏う(まとう)」という語句の意味は、「身につける」という意味を持ちます。
そう、メイクは、洋服のように身にまとい、シーンによって着替えるものなのです。
それが女性のたしなみであり、自身をステップアップさせる何よりの方法。
そのため、美しい肌を維持するのは、美しい体型を維持して「洋服を纏う」のと同様、「メイクを纏」い、より美しくなるための下準備と言えます。
それができるのも、女性の特権ですよね。
デキる女性とは
タイトルにある「デキる女性」とは、「仕事」だけに限りません。
家事もそう、育児もそう――女性の仕事は、外に働きに出るだけのものではないと筆者は考えます。
「家事のデキる女性」「育児のデキる女性」、なんともいえない良い響きだと思いませんか?
職種やライフステージによって、身につける洋服は異なるものの、「勝負服」なるものは、女性なら1着は持っているのでは?
お子さんの入学式や卒業式に、カジュアルファッションで出向く親御さんはあまり見かけませんよね。
それとは逆に、入学式や卒業式で着るような、エレガントスーツで毎日を過ごしている人もあまり見かけないもの。
そう、人は、シーンによって洋服を着替えることを、当たり前のようにこなしているのです。
メイクを変える意義
では、メイクではどうでしょうか。
洋服を着替えるのと同様、メイクもシーンによって変えることで、あなたの魅力はよりいっそう映えるはず。
たとえばお仕事で、クライアントにプレゼンテーションをする際には、女性らしい華やかな「パーティーメイク」をしていくよりも、説得力のあるキリッとした「シャープなメイク」を施したほうが、仕事をより良い方向へ導けるのではないでしょうか。
眉1つにしろ、チーク1つにしろ、ポイントを絞るだけでも、印象はグッと変わるもの。
だからこそ洋服と同じく、メイクのパターンも色々とストックしているかどうかが、あなた自身のブラッシュアップの鍵になるのです。
出会いの春。メイクは、第一印象を左右する大切なもの。
あなたは、どんなメイクをチョイスしていますか?
まさか、一年中同じメイクをしている人はいないはず……。旬の食べ物を摂り入れるのが良いように、ファッションやメイクにもアンテナを張り、旬(トレンド)を取り入れるのが吉です。
たとえば、笑顔の質すらも変えかねない「チーク」。
この春、あなたは何色をチョイスしましたか? チークで、血色の良いニュアンスを加えるだけで、大きな印象UPにつながります。
VINTORTE ミネラルシルクチークカラー
湿式処方のしっとりとしたパウダーは、粉浮きすることなくピタッと密着。ほのかなツヤ感が決め手のチークカラー。
1つのパレットに、ハイライトとメインカラーの2色がセットされており、ナチュラルな立体感を演出することができるのがポイントです。
ノンケミカルで、界面活性剤・タルク・シリコン・鉱物油・合成着色/香料・防腐剤フリーの安心配合。クレンジングではなく、洗顔料で落とすことができるのも魅力の1つです。
そのため、肌への負担も軽減でき、肌質が敏感な人も安心して使えるのが嬉しいですよね。
色は、「ローズピンク」と「シフォンコーラル」の2色展開。SPF20、PA++で、春の紫外線もシャットアウトしてくれるので、紫外線対策もバッチリ!
筆者が使用しているアイテムは、「シフォンコーラル」です。別売りの、熊野筆が採用されているVINTORTEのチークブラシで、中央から外側に少し広めにぼかすことで、チークメインのメイクに仕上げました。
ナチュラルメイクがトレンドだからこそ、その他のパーツのメイクは、あえて控えめにし、春らしい顔色を彩るチークが主役のメイクは、肌の内側から元気が溢れる仕上がりに。
デキる女性は、メイクも春の装いにチェンジ。洋服だけでなく、メイクの衣替えも実践してみてくださいね!