BEAUTY LIFE2016/4/22UP

メイクアップアーティスト
美容ライター
黒木 絵里さん
〜夏までにつくる「差がつくボディスキンケア」〜
夏の足音が、少しずつ近づいてきています。紫外線が強まり、顔のことばかり気にしがちな私たち。しかし気温が高くなるにつれ、肌を露出するファッションが多くなったにもかかわらず、ヒジやヒザなどに「冬の名残」があってはテンションもガタ落ち。夏の足音が近づいている今だからこそ、周りと差がつく「ボディスキンケア」で準備をしましょう。
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季節は、春本番。抜けるような青空、心地よい風、遠くで鳴く鳥のさえずり。夏の足音が、少しずつ近づいてきています。
紫外線が強まり、顔のことばかり気にしがちな私たち。
ちょっと待って。肌は、顔だけではありません。気温が高くなるにつれ、肌を露出するファッションが多くなったにもかかわらず、ヒジやヒザなどに「冬の名残」があってはテンションもガタ落ち。
夏の足音が近づいている今だからこそ、周りと差がつく「ボディスキンケア」で準備をしましょう。
湯船に浸かりながらのケア
気温が暖かくなってきたからといって「湯船に浸かることをやめない」ことが、肌だけでなく、心や身体にとっても吉と出ます。
しかし入浴剤などを何も入れない「さら湯」は、何も入っていないからこそダイレクトにその熱が感じられ、肌へのダメージになることも……。
そんなときには、湯船に浸かりながらケアができる「バスソルト」がオススメ。特に、アラビア半島北西に位置する死海の塩は、ミネラル分が豊富で「美肌作用」や「保湿作用」など、嬉しいことが盛りだくさんです。
お風呂上がりにマストなケア
お風呂上がりにすぐ、顔を化粧水や乳液などでケアをするのと一緒で、体もケアを欲しています。
「体にも化粧水を!」とまでは言いませんが、ボディ用乳液やクリーム、オイルなどの保湿アイテムで、入浴で失われた水分や油分を補うことがマストです。
年齢の出やすい首元はもちろん、腕や足、体の隅々まで保湿をするのが美肌の基本。スキンケアとボディケアは、一連の流れとして行うとよいでしょう。
角質が溜まりやすいところはスペシャルケアを
ヒジやヒザ、くるぶしやかかとは、どうしても角質が溜まりやすいところ。そのため、ケアを怠ると角化が進み、硬くなってしまう人もしばしば。
夏のサンダル姿で、「コチコチかかと」ほど見苦しいものはありません。
角質ケアは、基本的に保湿が命。それでもなかなか……という人は、週に1度のスペシャルケアで美肌への近道を。
入浴時に、オイルが混ざったバスソルトや、ボディスクラブなどで、気になる箇所を優しくマッサージ。すると、古い角質がはがれやすくなり、後に塗る保湿アイテムがより作用しやすくなります。
くれぐれも、ゴリゴリ・ゴシゴシはしないように!
自分の肌を「優しく穏やかに」愛でるのが、ボディスキンケアのポイントです。
こうしたボディスキンケアを毎日行うことで、来る夏のあなたの肌は、群を抜いて輝くことでしょう。