お腹ひんやりは「内臓型冷え性」!夏の「隠れ冷え」解消法

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2016/8/193770

夏に「冷え性」と聞くと、あまりピンと来ない方もいるかもしれません。しかし実は、夏には夏の冷え性――「内臓型冷え性」というものを、男女を問わず抱えている方は少なくありません。
下腹部の違和感
内臓型冷え性は、一般的な「四肢が冷たい冷え性」とは異なり、自覚症状がない分、対策を取るのが遅れることもあります。

しかし夏の時期の「倦怠感」や、胃痛、下痢や便秘などの「胃腸の不調」などが続く場合は、「内臓型冷え性」の可能性が大いにあるのです。

◆お腹ひんやりは内臓型冷え性

手足は暖かいのに、お腹がひんやりとしているのなら、身体の内側が冷えている「内臓型冷え性」です。

夏は気温が暑い分、過剰に冷たい飲食物を摂り、室内ではクーラーで急激に身体の表面を冷やしてしまいます。

すると、暑さにより(熱を外に逃すために)拡張していた血管はそのままの状態のため、身体の熱がどんどんと逃げてしまい、身体の内側から冷えてしまうことになるのです。

さらに女性の場合は「脂肪」が男性よりも多くついています。この脂肪は一度冷えると温まりにくく、冷えきった後で「上着を着る」など冷気から肌をカバーしても、身体自体の冷えは解消されません。

身体が冷えていると自律神経のバランスが乱れてしまうため、全体の不調にも繋がってしまいます。

◆夏の冷え解消方法

夏でもカーディガンやスカーフ、ストールを常備している女性はいらっしゃいますが、これは正解です。

身体の中で「首」「足首」「手首」という、名称に「首」のつく箇所は身体を温めるのに最適なパーツ。ですから出来る限り、夏でもそれらを冷やさないようにしてください。

また、寝起きや日中の時間の合間には、手首や足首をぶらぶらと振るのも効果的。

また胃腸の具合が悪い場合や生理痛がきつい時などは、腰や下腹にカイロを貼り、血行促進を心がけましょう。

◆「冷やす食べ物」と「温める食べ物」

夏はどうしても冷たいモノを摂取しがちですが、これは内臓の冷えを促進させてしまいます。

どうしても温かい飲み物が辛い場合は、「常温」にして取り入れましょう。また、たとえばコーヒーは身体を冷やす飲み物のため、飲む際は身体を温める作用がある「シナモン」を一緒に摂るなど、「冷やす食べ物」と「温める食べ物」をうまく組み合わせて、冷やすリスクを下げるようにするのもオススメです。

【身体を温める食べ物例】
1:ニンジン
2:かぼちゃ
3:ネギ
4.ショウガ
5:とうがらし
6:イモ類
7:ごぼう

【身体を冷やす食べ物例】
1:きゅうり
2:トマト
3:レタス
4:なす
5:おくら
6:ほうれん草
7:冬瓜

◆夏でも湯船でポカポカに

身体の冷えは、ニキビ・肌荒れなど美容面の他に、内臓疾患なども引き起こすため、あまり軽く考えるのは危険です。
お風呂でリラックスする女性
お風呂に入る際は、夏でもシャワーだけでなく湯船に浸かるようにし、身体の芯までしっかりと温まるようにしてください。

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