オードトワレとオードパルファンの違いって? 香水の種類と名称の意味まとめ

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ふとした瞬間の香りによって(異性・同性にかかわらず)誰かを思い出したり、昔の出来事が突然脳裏に浮かぶことはないでしょうか?

実は香りを感知する嗅覚は、他の感覚とは異なり脳にダイレクトにつながっているのです。そのため「記憶」と「香り」はかなり密接な関係があると言われています。

香水ビン各種

大人の女性にとって香りもまた、メイクやファッションと同じように自分に合ったモノを上品にまとうことができれば、さり気なくも印象的な存在感を演出することができるアイテムのひとつなのです。

◆香水は1種類じゃない?

とはいえ「香水」と一括りに呼んではいるものの、有名ブランドの香水の名称をよく見てみると「パルファン(parfum)」や「オードトワレ(Eau de Toilette)」など、表記されている名称が違うことに戸惑うことはありませんか?

実際、「パルファン」「オードトワレ」や「オードパルファン」など、呼び方がなぜ異なるのか、きちんと説明できる方はほぼいらっしゃらないのではないかと思います。

そこで「香水」と呼ばれる製品において、どうして呼び方がいくつもあるのか、それらの違いについてご説明します!

◆香水の呼び方、それぞれの特徴説明

香水は大きく分けて、以下の4つに分類されます。

1.パルファン、もしくはパルファム(parfum)
2.オーデパルファン、もしくはオードパルファン(Eau de parfum)
3.オーデトワレ、もしくはオードトワレ(Eau de Toilette)
4.オーデコロン(Eau de Cologne)

これら4種類の違いはずばり、「エタノール濃度」と「香りの持続時間」の差から生まれています。上から順に「エタノール濃度」が高く、さらには「香りの持続時間」が長いのです。

そのため価格においても、上から順番に高価なモノになっていると判断できます。

香水の種類における香る持続時間の目安

では香水にとって命とも言える「香り」の持続時間の目安はどの程度なのでしょうか。各種類における目安時間を以下に挙げます。

1.パルファン、もしくはパルファム(parfum)・・・5~12時間
2.オーデパルファン、もしくはオードパルファン(Eau de parfum)・・・5~12時間
3.オーデトワレ、もしくはオードトワレ(Eau de Toilette)・・・2~5時間
4.オーデコロン(Eau de Cologne)・・・1~2時間

以上の持続時間はあくまで目安のため、これらの表記がされている製品すべてに当てはまるとは言えません。

さらには「パルファン」などの名称自体も厳密に法律によって管理されている訳ではないため、各メーカーによってどの名称を使用するのか判断が任されているのが現状です。

◆パルファン、オーデ、トワレ、コロンってどういう意味?

とはいえ、いきなりこれら香水の種類の順番を覚えようと思っても、混乱してしまって難しいかもしれませんね。そのため言葉の意味を知って、そのイメージから覚えてみてはいかがでしょうか。

まずいちばんエタノール濃度が高く高額な「パルファン」――これはフランス語でまさに「香水」という意味であり、本来「香水」と言えば、このレベルのモノのみを指しました。そのため「パルファン」を香水の基準と覚えておきましょう。

では次の「オーデパルファン」の「オーデ」(Eau de)とはどのような意味なのでしょうか――「オーデ」とは「水の」という意味です。

つまり、一番濃度の濃いパルファンよりも水で濃度が薄まっている、というイメージなのです。「オーデ」と付けば水っぽい、と単純に覚えてしまえば簡単ですね。

では次の「オーデトワレ」もまた、「水のトワレ」という意味であることが推測できます。とはいえ「トワレ」(Toilette)とスペルを見ると、なんとなく「トイレ」を想像してしまう方もいるかもしれません。

が、フランス語で「トワレ」(Toilette)とは「化粧、身づくろい」という意味。そのためオーデトワレとは、直訳すると「化粧水」となります。

※いわゆるスキンケアとして、洗顔後に顔につける化粧水とは異なります!「オーデトワレ」を化粧水としてご使用にならないようにご注意ください。

そのため、本来の香水である「パルファン」が名前につく種類よりも水っぽく、より軽い感覚で付けられるのが「オーデトワレ」だと、覚えてください。

では最後の「オーデコロン(Eau de Cologne)」の「コロン」とは、どのような意味でしょうか。意外にもコロンとは、ドイツの都市「ケルン」を指します。つまりオーデコロンとは「ケルンの水」(ケルン水とも呼ばれる)という意味。

「ケルンの水」=「オーデコロン」は世界最古の香水とも呼ばれており、ケルンに移住していたイタリア人調香師が1709年に製造しました。そのためケルン市は、オーデコロン発祥の地として有名です。

このケルン水は現在でもアロマテラピーで使用されるように、柑橘系の香りが軽く爽やかに香る程度。そのため香りをしっかりとつける香水、というよりも、リフレッシュしたい時やシャワーの後などにつける香りづけ、という感覚で使用できます。

◆香水の「いい香り」と「臭いがキツイ」は紙一重!?

「いつでも良い香りの女性」と聞くと、ステキな大人の女性のイメージが想像できますね。

香水を手首につける女性
とはいえ、香りの好みは人それぞれであり、ニオイに敏感な方も少なくなりません。

そのため香水はあまり過剰につけるのではなく、ふんわりと漂わせる程度にし、またTPOに合わせて香りの質や量を調整することをオススメします。

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