無添加化粧品とは?化粧品の成分を知り、上手にコスメを選ぶ決め手にして。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

596

ここ数年ですっかり浸透した「無添加化粧品」という名称。無添加、という言葉のイメージから「お肌に負担のかかる成分が一切含まれていない優良な化粧品」を示していると思われる方は少なくありません。

売り場にて化粧品やスキンケアアイテムを選ぶのに悩んでいる女性

特に敏感肌などお肌悩みのある方ほど、無添加と書かれている商品に心引かれるのではないでしょうか?

◆何をもって「無添加」なのか

実はこの「無添加」、法律(薬事法など)として表記基準があるわけではありません。そのため各メーカーが各々の判断で、「ある成分を排除している」ことを強調する場合に記載しているのです。

たとえば、合成界面活性剤を排除している商品は「無添加化粧品」を謳うことができます。しかしここで気をつけて欲しい事が! たとえ合成界面活性剤は添加されていなくても、パラベンやシリコン、さらには合成界面活性剤以上にお肌に負担のかかる成分は配合されているかもしれないのです。

◆無添加表記に安心しないこと

肌に刺激を与える成分が無添加であることは、肌への安全性を考えるならもちろん選ぶ決め手となるでしょう。しかし特定の成分のみを排除していても、その他の添加されている成分に刺激があり、肌が過敏に反応してしまえば全く意味がありません。

また「無添加」の本当の意味を知らなければ、その語感に全幅の信頼を置き、多少肌に違和感を覚えてもそのまま使用し続ける危険性もあります。そのため、「無添加化粧品」とは「メーカーが指定している成分のみが添加されていない化粧品」なのだと考えて下さい。

そしてもしも無添加化粧品を使用して肌トラブルが起こった場合は、添加してある成分に反応した可能性を想定し、皮膚科医に相談しましょう。

◆注意してほしい主要成分

1:シリコン

表記名「ジメチコン」「ジメチコノール」「シクロペンタシロキサン」「シクロメチコン」など。

シリコンは肌ざわりを良くするために、化粧品やヘアケア商品に配合されています。ツルンとした質感が特徴で、ウォータープルーフ系のアイテムによく使われます。

肌表面に膜を張るため通気性が悪くなり、さらには強い洗浄剤(つまりは合成界面活性剤の配合量が多いもの)でなければ落としにくいため、肌にかなりの負担を強います。

2:合成界面活性剤

表記名:「エデト塩酸」「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」など。

界面活性剤は大まかに、「(天然)界面活性剤」と「合成界面活性剤」に分けられます。そのなかで、安価で人体への危険性が指摘される「石油系合成界面活性剤」だけでも200種類以上あります。

合成界面活性剤は水と油分をなじませるために、クレンジングなどの洗剤に配合されますが、その強い洗浄力から「角層(肌表面の層。外部刺激からの保護や肌内部の水分蒸発を防ぐ働きをする)を破壊する」性質があります。

3:防腐剤

表記名:「パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)」「フェノキシエタノール」など。

化粧品は一般的に未開封で3年保存が出来るとされています。そのため、多くの化粧品には品質保存目的に防腐剤が配合されています。

天然素材の防腐剤も開発されているものの、やはり安価なパラベンなどが使用されている方が主流と言えます。しかしそれらは皮膚炎の原因や発がん性の疑いが持たれており、使用を続けることに注意が必要です。

◆どの成分が添加・無添加なのかが重要

全ての成分を把握して商品を選ぶのは、非常に難しいですよね。しかし自身の肌やカラダのことを想うならば、安易に「無添加」表記に飛びつくのではなく、できる限り成分を精査して使用してみてください。

自然体、ナチュラルな雰囲気をもつ笑顔の女性

またこれまでの経験から「自分の肌には合わない」成分に思い当たるなら、それが無添加なのかどうかを気にかけて選ぶように心がけましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

VINTORTEトップページBEAUTY JOURNALトップページ