クレンジングの種類の選び方|肌への負担が少ないクレンジングの種類と方法

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多少ともお肌のことが気になる女性は、化粧水や美容液などのスキンケア・アイテムやファンデーションなどのメイクアイテムに気を使いがち。でも実際は、メイクを落とすクレンジングの段階からスキンケア、さらには「エイジングケア」までも始まっています!

コットンを持つ女性

特にお肌が敏感になっている時や慢性的な肌トラブルのある方は、クレンジングの種類、テクスチャーやクレンジング方法を見直すだけで、ずいぶん肌状態が改善されることもあります。

◆クレンジングの種類と洗浄力・刺激の強さ

クレンジングの種類は大きく分けて5つ挙げられます。以下、一般的に肌にとって刺激の強い順に並べます。

※厳密には各商品によって成分が異なるため、あくまで「一般的な」考え方をご紹介します。

【強】 シートタイプ > オイルタイプ > ジェルタイプ > クリームタイプ > ミルクタイプ 【弱】

クレンジングタイプ1:シート(拭き取りタイプ)

シートタイプとは、通常使用時にコットンに染み込ませるローション系のクレンジング剤を、はじめからシートに染みませているタイプを指します。

シートタイプは場所を選ばずにメイクを素早く手軽に拭き取ることができ、移動中などに持ち運びやすいメリットがある反面、肌に直接シートを当ててこすってしまうため、摩擦によって肌表面に傷がつきやすいデメリットがあります。

またシートタイプの多くは油分でメイクを浮かせずに、合成界面活性剤、もしくはアルコールでメイクを落とすため、肌にとって刺激がたいへん強いといえるのです。毎日長期間使用していると、角質が厚くなり、くすみやシミ・シワの原因になることも。

そのため、旅行や出張中、外出先でメイクを落とさなくてはいけない場合など、やむを得ない場合の便利アイテム、という感覚で使用されることをオススメします。

【補足事項】
●合成界面活性剤:水分と油分をなじませるために、クレンジングなどの洗剤に配合されるもの。その強い洗浄力から「角層(肌表面の層。外部刺激からの保護や肌内部の水分蒸発を防ぐ働きをする)を破壊する」性質がある。

●天然界面活性剤:「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」という成分表示のあるもの。通常「石けん」と呼ばれる。上記成分以外の界面活性剤は「合成界面活性剤」に分類される。

クレンジングタイプ2:オイル(洗い流すタイプ)

洗浄力が強い分、合成界面活性剤の配合量が多く、油分も多いために、多用すると肌の乾燥を促進させます。

脂性の人ほど使っているケースが多いですが、実はオイルクレンジングによって肌が乾燥し、皮脂量が増えている可能性は否めません。

そのため使用する際は、乾いた手でクレンジング剤とメイクを素早くなじませた後、手を濡らしてオイルと水分を混ぜて乳化させた後、しっかりとすべて洗い流しましょう。

どうしても使用したい場合は、濃いメイク時のみオイルクレンジング剤を使用するなど、その時々によって使い分けをしましょう。

※乾燥肌の方はさらに乾燥が加速するため、オイルタイプはご使用にならないことをオススメします。

クレンジングタイプ3:ジェル(洗い流すタイプ)

ジェルタイプには「水性タイプ」と「油性タイプ」があります。油性タイプの方が洗浄力はある反面、オイルタイプと同様まつげエクステには使用不可のため、商品説明をよく確認しましょう。

水性タイプの場合、ニキビ肌の方などオイルが苦手・不向きな肌質の方に使いやすく、メイクをしっかり落としたいものの、オイルタイプでは刺激を感じる時にオススメです。

クレンジングタイプ4:クリーム(拭き取るタイプ、洗い流すタイプ)

基本的には、クリームタイプのクレンジング剤は油分と界面活性剤が適度に配合されているため、刺激が弱い割には洗浄力があると言えます。

クレンジングクリームのイメージ

ただしクリームタイプには「拭き取るタイプ」と「洗い流すタイプ」とがあり、その違いは界面活性剤の配合量となります。

拭き取りタイプの場合は、肌に残しても良いということからもわかるように、保湿クリームのように界面活性剤を乳化剤(クリームを作る成分)として使用しています。

しかし洗い流すタイプの場合は、上記の乳化剤としての界面活性剤の他に、シャンプーなどと同じく「洗浄成分」としての界面活性剤も含まれています。

そのため、成分のみを見れば、拭き取りタイプのクリームクレンジング剤の方が(肌に残っても大丈夫なほど)肌にやさしいと言えます。

ただし、拭き取りタイプはコットンやティッシュペーパーなどで拭き取る際に肌を擦って痛める可能性があり、その点がデメリットとなります。拭き取る際は優しく行い、肌にしっとり感があることを確認してください。

クレンジングクリームは他のタイプのクレンジング剤と比較すると、メイクへの洗浄力がありつつも低刺激のため、日常使いにオススメできます。しかし同じクリームタイプでも拭き取りと洗い流すタイプとで多少特徴に違いがあることを理解しておきましょう。

クレンジングタイプ5:ミルク(洗い流すタイプ)

比較的水分が多いため洗浄力は弱い反面、肌への刺激も弱いとされています。そのためメイクが薄い時や、肌が敏感になっている時にオススメです。

ただし最近では、ミルクタイプのクレンジング剤のなかにも、洗浄力の強い合成界面活性剤を使用している商品が増えてきている傾向にあります。

そのため「ミルクタイプのクレンジングはすべて肌に優しいから安心」とは判断せず、使用成分を確認されることをオススメします。

◆正しいクレンジング方法

基本的にどのタイプであろうとも、メーカー指定の「適量」を守りましょう。少なすぎると肌を過剰にゴシゴシとこすったり、落ちにくいために必要以上に長く肌に乗せていることになります。

※拭き取りタイプのクレンジングクリームでマッサージをする場合は、一度メイク成分を落としてから、新しいクリームを肌に乗せるようにしてください。

また、マスカラなどのアイメイクや口紅が濃い場合は、先に専用のポイントメイク・リムーバーで落としておきましょう。

また、アイメイクや口紅が濃い場合は、先にポイントメイク・リムーバーで落としておきましょう。その際はコットンに充分染み込ませ、両目とリップに1分程度乗せてから、やさしく拭います。目元、口元は皮膚が薄く色素沈着しやすいため、無理に擦り取らないようにして下さい!

1:皮脂量が多く肌に厚みのあるTゾーン(額から鼻)にクレンジング剤を乗せ、やさしくメイクとなじませます。汚れがたまりやすい小鼻は指の腹を使ってクルクルと。

2:次に乾燥しやすいUゾーン(顎から両頬)に乗せ、やさしくメイクとなじませます。

3:目元、口元にも乗せ、特にやさしくメイクとなじませます。

4:33度前後のぬるま湯で(高温だと過剰に皮脂が流れやすくなります)、肌をこすらずにすすいでください。

クレンジングの全工程は、1分強を目安に行いましょう。長すぎると肌への負担となってしまいます。

◆正しいクレンジングが美肌の土台に

どれだけ成分にこだわったお化粧品や高級な美容液を使用しても、お肌が素になるクレンジングで肌表面を痛めていてはムダになってしまいます。しかし油分を含んだメイクをする限り、クレンジング剤は必ず使わなくてはいけません。

クレンジング剤を顔に塗る女性

メイクを楽しむためにも、クレンジング方法(そして洗顔方法も)を見なおして、お肌状態を上向きにしていきましょう。

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