ミネラルファンデーションのVINTORTE(ヴァントルテ)

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「季節を問わず、1年中肌が乾燥する」「生理前や睡眠不足が続くと、肌がすぐにヒリヒリする」「肌のアラを隠したいが、コスメを使うと余計に赤くかぶれやすい」――そんな乾燥肌または乾燥性敏感肌の女性が増えています。

肌荒れが気になる女性

というのも仕事や家事などストレスフルな生活により、女性はホルモンバランスを崩しやすく、身体の内側の乱れが肌の不調に現れやすいから。

また現代社会は一年中、室内外の温度差が激しく、肌の調整機能がついていけないリスクが高くなっています。

さらには過剰なスキンケアが肌本来の回復力やバリア機能を弱めて、外部刺激に対して過敏にしてしまっている事もあるのです!

そこでメイクでお肌のアラを隠すのではなく、「根本的に素肌をいたわりながらメイクしたい!」と考える女性たちの間で「ミネラルファンデーション」や「ミネラルコスメ」が注目を集めています。

ミネラルファンデーションのVINTORTE(ヴァントルテ)

◆ミネラルファンデーションの秘密とは

ここ数年、国内外の多くのコスメブランドから発売されている「ミネラルファンデーション」。なんとなく肌に優しいイメージがあるかも知れませんが、ほとんどの方は実際にはどのようなものなのか、ご存じないのでは?

様々な色のパウダーファンデーションやミネラルファンデーションとフェイスブラシ

そこでミネラルファンデーションがなぜこれほどまでに注目され、美容に関心のある女性たちから支持されているのか、その秘密を紐解いていきましょう。

◆ミネラルファンデーションと他のファンデーションの違いは?

ミネラルファンデーションは1970年代、アメリカの医療機関で誕生しました。

当初は手術やヤケドなど、傷跡のある患者さんのために開発されましたが、その肌への優しさから敏感肌や自然派コスメ好きの方の間で評判となり、口コミで世界中に浸透していきました。

そもそもミネラルファンデーションの「ミネラル」とは鉱物(無機物)を意味します(いわゆる「無機質」とも呼ばれる、カルシウムやカリウムなどの栄養素のことではありません)。

ミネラルファンデーションに配合される代表的なミネラルとしては、「酸化チタン」「酸化亜鉛」「酸化鉄」「シリカ」などが挙げられます。

一般的なファンデーションにはタルクや防腐剤、界面活性剤など、肌に刺激を与える成分が含まれていますが、ミネラルファンデーションの多くはそれらの刺激物を排除しているため、肌トラブルで悩んでいる方にオススメできます。

またパウダータイプの場合は油分も排除されており、テカリが気になる場合や毛穴づまりでニキビができやすい方にも最適です。

ミネラルファンデーション

さらには界面活性剤等を使用していないことで、クレンジング剤が不要に。クレンジングは肌に必要な皮脂まで洗い流しやすく、肌荒れの要因になっていることもあるのです。

ただし、成分に少しでもミネラルが入っていれば「ミネラルファンデーション」と呼称できるのが現状。そのためたとえ「ミネラルコスメ」と書かれていても、各商品の成分内容をチェックする必要がありますね。

◆ミネラル成分の役割

ではそれぞれのミネラル成分には、肌にとってどのような効果があるのか、簡単にご説明します。

1:酸化チタン

一般的なファンデーションにも多く使用されている、白色の粉末成分。紫外線カット効果が高いため、日焼け防止を目的としたコスメに重宝されています。

また光屈折率が高いため、肌をきれいに見せてくれる働きがあります。

ただし光に当たると活性酸素を発生し、肌の酸化(=老化)を促進するため、シリカや水酸化アルミニウムなどでコーティングされている事が重要です。

2:酸化亜鉛

消炎作用があるため、湿疹や創傷部位などの治療目的に医薬品として古くから使用されている成分。

紫外線反射効果もあるため、(酸化チタンと合わせて配合すると)紫外線吸収剤を使用しなくてもある程度の日焼け防止が可能です。

3:酸化鉄

赤色、黄色、黒色の種類があり、それぞれにファンデーションやアイカラーなどのコスメ製品の顔料として、古くから使用されています。

4:シリカ

岩石などの主成分であり、土や空気中にも含まれている成分。ファンデーションを滑らかにし、毛穴を目立たなくします。また吸湿性があるため、汗や皮脂を吸収する役割があります。

◆美肌づくりに余分な成分は不要

短期的にも長期的にも肌に負担をかける成分を排し、シンプルで軽やかな使用感と肌への優しさを重視して生み出されたミネラルファンデーション。

ナチュラルな雰囲気で肌がきれいな美しい女性

繰り返す肌荒れや大人ニキビに悩んでいる、繊細な肌の持ち主にこそ試してもらいたいアイテムです。

■肌に優しく乾燥知らずのミネラルファンデーション

ミネラルシルクファンデーションメイン
ミネラルコスメブランド「VINTORTE(ヴァントルテ)」の「ミネラルシルクファンデーション」は、自然素材100%でできたルースタイプのミネラルファンデーション。

天然のミネラル成分に加え、保湿力のあるシルクが配合されており、肌を乾燥やトラブルから優しく守ります。

■ミネラルシルクファンデーションについて詳しく知りたい場合は、以下の記事がおすすめ!
『シルクパウダーのアミノ酸効果―しっとり毛穴レス肌へ導くミネラルファンデ「ミネラルシルクファンデーション」』

■ミネラルシルクファンデーション 商品詳細はこちら

メイクの仕上げにさっと取り入れるだけでツヤ肌を作れたり、立体感を出してメリハリの効いた小顔に見せたりできるアイテム「ハイライト」。雑誌のメイク特集などでは必ず登場しますよね。

ハイライト

特に日本人に多い彫りの浅い顔立ちの場合、ファンデーションのベタ塗りだけでは平面的な「のっぺりメイク」になってしまう場合がありますが、そこにハイライトを軽く入れるだけで垢抜けメイクに一気に様変わりさせることができます。

ところが、実際に普段のメイクでハイライトを取り入れている人は意外に少ないもの。

それは、「どうやって使うの?」「どれを選べばいいの?」「肌が不自然にテカって見えるのでは?」など、使い方や選び方に不安を抱えている人が多いからではないでしょうか。

そこで、ハイライトへの苦手意識を払拭し、普段のメイクをワンランク上の垢抜けメイクにするための、ハイライトの上手な選び方と入れ方をご紹介したいと思います!

ハイライトの効果とは?

ハイライトとは、メイクの仕上げにツヤや輝きを部分的にプラスするためのアイテムです。

その効果には、主に次のようなものがあります。

■顔に立体感を出す
■立体感=小顔効果が期待できる
■ツヤ感や透明感がアップし、明るい印象になる

上記のようなハイライトの効果を最大限に引き出すためには、まずは自分にあったアイテムを選ぶことが重要です。

種類別ハイライトの特徴と選び方

ハイライトの種類には大きく分けて「パウダータイプ」「クリームタイプ」「スティックタイプ」「リキッドタイプ」の4種類があります。

自分に合ったハイライトを見つけるために、それぞれのタイプの特徴を押さえておきましょう。

【パウダータイプの特徴】
・使用量を好みの量に調整しやすい
・ふんわりとナチュラルに仕上がる
・サラッとしているので、皮脂でテカりやすい部分(Tゾーンなど)にも使いやすい
・おでこ、頬などの広範囲に入れる際におすすめ
・使うタイミングは、ファンデーションの後

【クリームタイプの特徴】
・密着性が高く、持ちが良い
・乾燥しにくい
・柔らかい質感で伸びが良い
・ツヤ感がきれいに出る
・使うタイミングは、ファンデーションの前でも後でも可

【スティックタイプの特徴】
・肌に直塗りできるので、しっかりした発色やツヤ感が出る
・乾燥しにくい
・持ち運びに便利
・使うタイミングは、ファンデーションの前でも後でも可

【リキッドタイプの特徴】
・液体状で伸びが良い
・濡れたようなみずみずしいツヤ感が出る
・使うタイミングは、ファンデーションの前(ベースメイクの段階で使う)

はっきりとした発色で、華やかなメイクが好みの場合にはスティックタイプがおすすめ。逆に、ナチュラルな仕上がりが好みの場合には、使う量を自分で調整しやすいパウダータイプがおすすめです。

リキッドタイプはファンデーションの前に、ベースメイクの段階で使います。ただし、ムラやヨレが生じやすいので、初心者には使いこなすのが難しいところが難点。

どのタイプを選べば良いのか迷ったときには、クリームタイプがおすすめです。

クリームタイプは伸びがよく、密着性も高いのでヨレや崩れが生じにくいというメリットがあります。

また、ファンデーションの前にも後にも使えて、部分的なポイント使いもしやすいため、初心者にも比較的使いやすいタイプです。

ハイライトのカラーと選び方

使いたいハイライトの種類が決まったら、次はカラーです。ハイライトと聞くと、白い色をイメージする人も多いと思いますが、実は様々なカラーがあります。

主なカラーは次のとおり。

【ハイライトのカラー】
■ベージュ系
■イエロー系
■ピンク系
■ホワイト系
■ゴールド系
■シルバー系
■ラベンダー系

ハイライトのカラー

どのカラーを選べば良いのかは、目的によって異なります。

【ベージュ系】
肌なじみの良いカラーで使いやすく、初心者にもおすすめ。

ベージュ系のハイライトには、パウダータイプだけではなく、クリームタイプ、スティックタイプ、リキッドタイプと種類が多いので、好みのタイプを選びやすいというメリットもあります。

【イエロー系】
肌のくすみを消して自然な仕上がりにしたいときには、イエロー系がおすすめです。ベージュ系と同じく、日本人の肌色にもなじみの良いカラー。

【ピンク系】
血色をよく見せたいときにはピンク系のハイライトを。健康的で明るい印象を演出できるので、赤味が少ないブルーベースの色白肌の人には特におすすめです。

ベージュ寄りのピンクベージュであれば、肌色を問わずなじみがよいので使い勝手◎。

【ホワイト系】
立体感を出したいときにはホワイト系のハイライトが一番!メリハリ感を出しやすく、小顔効果も得られます。

ただし、しっかりと肌になじませないと白浮きしやすいので注意が必要です。

【ゴールド系・シルバー系】
ゴールド系やシルバー系のハイライトは、メイクに華やかさをプラスしたい時におすすめ。

ラメ感やパール感の強いものが多いので、普段のメイクにプラスするだけで、グッと華やかさが増して特別な雰囲気を演出できます!

【ラベンダー系】
ラベンダー系のハイライトは、黄くすみを抑えて透明感を引き出したい時におすすめのカラー。

ただし寒色系のハイライトを取り入れる際には、顔全体に使うと血色が悪く見えてしまう場合があるため、使う部分には注意が必要です。

ラベンダー系のハイライトは、主に目の周りのクマやくすみを飛ばしたい時に使うのがおすすめ。

以上のような単色のハイライト以外に、複数のカラーが入ったマルチカラーのハイライトもあります。

マルチカラーのハイライトは固形タイプのものが多く、ブラシでカラーをミックスして使ったり、その日の肌のコンディションによって単色使いをしたりと、好みでカスタマイズして使えるのがおすすめのポイントです。

ハイライトもそれぞれのカラーによって特徴があるので、目的や好みにあわせて選んでみてください。

ハイライトの入れ方、入れる位置はここ!

ハイライトの種類とカラーが決まったら、次はいよいよメイクの実践です。

リキッドタイプ以外のハイライトは、ファンデーションの後、メイクの仕上げに使用するのがおすすめ。

【リキッドタイプのハイライトの場合】
基本的にはファンデーションの前に、肌に光を仕込むイメージで使います。ただしファンデーションがリキッドタイプの場合には、リキッドファンデーションを塗った後でハイライトを使用するほうがおすすめです。

基本的なハイライトの入れ方は、顔のパーツの中で「明るく見せたい部分」に入れます。

ハイライトを入れる位置

具体的にハイライトを入れるおすすめのパーツは次の5箇所。

(1)鼻筋(Tゾーン)
眉頭の少し上から眉間・鼻筋に沿った、いわゆる「Tゾーン」の部分に入れると、女性らしい丸みを帯びた額になり、鼻筋もスッと通ったメリハリのある仕上がりになります。

※元々額に丸み(立体感)がある顔立ちの場合には、額には入れずに眉間から鼻筋に沿ったIの字部分にのみハイライトを入れると◎。

(2)眉尻の下
眉尻の下、骨が少し出っ張っているところに入れると、目元が明るくなり目力がアップします。

(3)目元周り
目尻を囲う上まぶたから下まぶたにかけての「Cゾーン」の部分に入れると、目元を明るく見せるだけではなく、横顔にも立体感が生まれます。

また目頭に軽く入れると、白目をきれいに見せる効果もあり!

(4)頬骨(頬の膨らんだ部分)
頬骨の高い部分に入れると顔全体に立体感が生まれ、メリハリのある彫りの深い顔立ちを演出できます。

(5)あご先
あご先にほんの少しハイライトをプラスすると、あごを小さく見せることができ、小顔効果が期待できます!

以上が基本的なハイライトの入れ方です。

ただし丸顔や面長など顔立ちによっては、おすすめのハイライトの入れ方が多少異なります。まずは基本の入れ方を押さえつつ、自分の顔立ちに合わせて入れ方を微調整していくと良いですね。

■「顔型別ハイライトの入れ方」について、詳しくはこちらの記事がおすすめ
『メリハリ美人顔はテクニックで作る-ハイライト&シェーディングで顔型コンプレックスを解消して

お気に入りのハイライトを見つけて、垢抜けメイクにチェンジ!

種類もカラーもたくさんあるハイライトですが、それぞれの特徴を把握すれば自分にピッタリの一つが見つかるはず!

女性の顔

今回ご紹介した選び方と入れ方をぜひ参考にしていただき、のっぺりメイクとはさよなら! ワンランク上の垢抜けメイクでメリハリ美人を目指してみてはいかがでしょうか。

今やコスメの定番アイテムとなった「BBクリーム」「CCクリーム」。日焼け止めや化粧下地など、複数の役割を兼ねたお手軽なベースメイクアイテムとして、愛用者も多いことでしょう。

しかし、BBクリームとCCクリームの違いについて、知らないままに使っていませんか? 実はこれらのアイテム、名称は似ていてもカバー力や仕上がりといった特徴には違いがあるのです!

疑問を持つ女性

それぞれの特徴や違いを知らないままでは、どのアイテムを選べば良いのか分からないし、せっかく購入してもアイテムをうまく使いこなせない……なんてことにもなりかねません。

そこで今回は、各クリームの特徴や使い方の違いを徹底解説! さらに、BB・CCクリームの次を行く、最近話題の「DDクリーム」「EEクリーム」についてもご紹介いたします。

BBクリームとは

BBクリームのBBとは、Blemish Balm(ブレミッシュバーム、もしくはブレミッシュバルム)の略称。

直訳すると「ブレミッシュ=傷」「バーム=軟膏」という意味で、元々はピーリング後の肌の炎症を抑えて赤みや傷をカバーするための保護クリームとして開発されたベースメイクアイテムです。

BBクリームは、「日焼け止め」「化粧下地」「コンシーラー」「ファンデーション」など、多くの機能を兼ね備えており、傷をカバーするという本来の目的からカバー力が高いのも特徴の1つ。

最近は美容液成分を配合して「スキンケア」機能をプラスした、よりマルチなBBクリームも登場しています。

BBクリームだけで、しっかりとカバー力のあるベースメイクを完成させることができるため、時短メイクをしたいときにも便利なアイテムです。

CCクリームとは

CCクリームのCCは、Color Control(カラーコントロール)やCare Control(ケアコントロール)という意味で、メーカーやブランドによってその定義は異なります。

【CCの意味】
・Color Control(カラーコントロール/色を調整する)
・Care Control(ケアコントロール/ケアして調整する)
・Complete Correction(コンプリートコレクション/完璧に補正する)

いずれの定義であっても共通していえることは、「スキンケア」「日焼け止め」「化粧下地」「カラーコントロール」など、「肌の色や肌の調子を整える」機能を備えたクリームであるということ。

CCクリームはその名称(カラーコントロール、ケアコントロールなど)からも分かるとおり、ファンデーションを使用する前の素肌(土台)を整えることを目的としたアイテムなのです。

スキンケアをしながら肌の色補正や毛穴の凹凸カバーなどを行うことが目的のため、肌への色付き(カバー力)については素肌感を生かしたナチュラルなものが多いのも、CCクリームの特徴といえます。

その他、カラーバリエーションが豊富な点もCCクリームの特徴です。

CCクリームのカラー

肌色に近い基本のベージュ系はもちろん、血色を良くするピンク系や、赤みをカバーするグリーン系、黄くすみをカバーするパープル系や、シミ・くすみをカバーするイエロー系など、色々なカラーがあるので肌悩みにあわせて選べるのも魅力ですね。

BBクリームとCCクリームどっちを選ぶべき?

各クリームの特徴や違い分かったところで、次はどちらのアイテムを選べば良いのか、アイテム選びの際のポイントを見ていきましょう。

まずは、各アイテムのおすすめタイプは次のとおり。

【BBクリームがおすすめのタイプ】
□しっかりとしたカバー力が欲しい
□メイクを塗り重ねるのは苦手
□とにかく時短&手軽にベースメイクを完成させたい
□メイク初心者なので難しいメイクは無理

【CCクリームがおすすめのタイプ】
□肌のトーンをアップさせたい
□くすみや赤みなどの肌色悩みを補正したい
□素肌感のあるナチュラルメイクが好き
□軽やかなつけ心地が好み

自分に合ったアイテムが分かったら、次はそれぞれのアイテムのメリットとデメリットを知り、メイク時のポイントを押さえておきましょう。

BBクリームのメリット、デメリット

BBクリームの最大のメリットは、1本でファンデーションの役割まで果たすカバー力の高さ

メイクに時間は割きたくないけれど、シミやそばかす、赤みなどの肌悩みはしっかりカバーしたい! という忙しい現代女性の思いにも対応可能なマルチ機能をもっています。

またこれ1本でベースメイクが完成するという手軽さは、メイク初心者さんにとっても使いやすく◎。

ただしデメリットとして、「色の種類が少ない」「テクスチャーが重たく厚塗りになりやすい」「油分が多いためヨレや崩れが生じやすい」などの点があります。

厚塗りになりやすい、ヨレや崩れが生じやすいというデメリットをもつBBクリームですが、きれいに仕上げるコツさえ押さえれば、時短&手軽なアイテムとして使いやすさは抜群!

そのコツとは、一般的なリキッドファンデーションの使用量よりも少なめの量で仕上げることです。

リキッドファンデーションの一般的な使用量の目安はおよそパール1粒大(直径約1cm/1.5g)ですが、BBクリームの使用量の目安は小豆粒大(直径約0.7cm/1g)ほど。

メイク手順は次のとおりです。

【ステップ1】
BBクリーム小豆粒大(直径約0.7cm)を手の甲に出し、顔の5箇所(両頬、おでこ、鼻、あご)に分けてのせます。

【ステップ2】
顔の5箇所にのせたBBクリームを、中指の腹全体(第2関節まで)を使って顔の中央からフェイスラインに向かって伸ばします。

【ステップ3】
最後に、スポンジでトントンと肌を軽くたたくようにして、指で伸ばした時にできた筋ムラを消しながらクリームを肌に密着させるように馴染ませます。

メイクをする女性

最後の【ステップ3】でスポンジを使うと、スポンジが余分な油分を取り除くと同時に、肌への密着感が増すのでメイクの厚塗り・ヨレ・崩れを防ぐことができるので、おすすめです!

CCクリームのメリット・デメリット

CCクリームの最大のメリットは、肌色の補正力

くすみや赤みなどをカバーして肌色をトーンアップさせ、まるで素肌がきれいになったような、色ムラのない美肌に仕上がります。

ファンデーション前の化粧下地として使う本来の使用方法はもちろんですが、素肌を生かしたナチュラルな仕上がりを重視したい場合には、CCクリームのみでの使用もOK。

軽いつけ心地のものが多いため普段メイクをしない人でも使いやすく、また、今日はメイクをしたくないけどすっぴんで過ごすのもちょっと……といった日などにも、おすすめのアイテムです。

ただしCCクリームにもデメリットはあります。

メリットとしてナチュラルな仕上がり感を挙げましたが、裏を返せば「カバー力が低い」ということでもあります。また、「白浮きしやすい」という点もデメリットの1つ。

CCクリームはあくまで化粧下地であるため、ファンデーションのようなしっかりとした色付きによるカバー力はありません。

また、肌色補正を目的としたトーンアップ機能があるため、CCクリームをつけた肌は何もつけていない素肌よりもトーンが明るく仕上がります。

このようなアイテムの特徴を知らずに、CCクリームだけでシミやくすみを隠そうとして何度も重ね塗りをしてしまうと、白浮きしたような不自然な仕上がりになってしまうので注意が必要です。

これらのデメリットを防ぎ、CCクリームのメリットであるナチュラル感を残しつつカバー力のあるメイクに仕上げるためには、同じくナチュラルな仕上がりになるルースタイプのファンデーションを上から軽く重ねるのが◎。

ルースパウダーとコンシーラー

また、コンシーラーのような部分的なカバー力に特化したアイテムを、隠したいシミやくすみの部分にだけ重ね使いすることもおすすめです。

次世代アイテム「DDクリーム」「EEクリーム」とは?

ここまでは、コスメの定番アイテムとなったBBクリームとCCクリームの特徴や違いについて見てきましたが、実は近年これらのアイテムに次ぐものとして、「DDクリーム」や「EEクリーム」が登場し、注目を集めています!

そこで、これら次世代アイテムのDDクリームとEEクリームについても、特徴と違いを押さえておきましょう。

DDクリームとは

DDクリームのDDは、「Dynamic-Do-All(強力なオールインワン)」の略称。

特徴を簡単にいうと、BBクリームとCCクリームのメリットをあわせ持った、いいとこ取りのアイテムです。

CCクリームのように軽めのつけ心地でありながら、BBクリームのようなしっかりとしたカバー力もあるため、1本でスキンケアからファンデーションまでのベースメイクを完成させることができます。

さらに、DDクリームの特徴として挙げられるのが「アンチエイジング効果」

美容液成分や保湿成分、その他抗酸化成分などのアンチエイジングが期待できる成分が豊富に配合されており、メイクをしながらエイジングケアまでできるため、加齢によるミシやしわ、たるみなどの肌悩みがある人にもおすすめのアイテムです。

EEクリームとは

EEクリームは、まだ日本では一般的ではありませんが、アメリカやヨーロッパではじわじわとブームになりつつあるアイテム。DDクリームをさらに進化させたものがEEクリームだといわれています。

EEクリームのEEには、「Even Effect(より効果的)」「Energy Enhancer(エネルギーの増強)」「Early Elimination(早めの除去)」などの意味があり、DDクリームよりもさらにエイジングケア機能が高く、次世代型オールインワンクリームの最高峰ともいえるベースメイクアイテムです。

あなたにピッタリのアイテムを見つけて!

「〇〇クリーム」という商品の名称は似ていても、BB・CC・DD・EEの意味や特徴は様々。

メイクで理想の肌に近づくには、まずは自分のなりたい肌や使用目的に合ったアイテムを選ぶことが何よりも肝心です!

メイクアイテムを持つ女性

今回ご紹介した各アイテムの特徴や違いを参考に、あなたにピッタリのベースメイクアイテムを探してみてはいかがでしょうか?

◆ツヤめく美肌へ、1本5役の多機能『ミネラルCCクリーム』

SPF50+PA++++ミネラルCCクリーム
ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルCCクリーム」は、美容液・日焼け止め・化粧下地・毛穴カバー・カラーコントロールという1本で5つの役割を果たす多機能な化粧下地です。

肌なじみの良い明るめのベージュ系カラーが、肌のくすみをしっかりカバー。内側から軽やかにツヤめくトーンアップした美肌へ導きます。

乾燥から肌を守るエーデルワイスエキス、環境ストレスによるダメージから肌を守るオウゴン根エキス、アンチエイジングに優れたバオバブ種子油など、希少な6種の植物エキスと、3種の植物オイルを配合。

メイクをしながらも、まるで美容液をつけているようなしっとりした潤いが一日中続きます。

さらにSPF50+ PA++++のUVカット数値でUV-A波、UV-B波をしっかりブロック! ブルーライトをカットするとされる酸化セリウム配合で、色素沈着からも肌をしっかり守ります!

■ミネラルCCクリーム 商品詳細はこちら

強い日差しや高温多湿の過酷な夏が過ぎると、次に待ち構えているのは秋冬の乾燥が気になる季節です。

そんなこれからの季節にぜひおすすめしたいのが、「ツヤ肌メイク」。内側から潤いと輝きが溢れ出すようなみずみずしい「ツヤ肌」は、女性をよりいっそう魅力的に彩ります。

秋メイク

ところが、ツヤ肌メイクに苦手意識を持っている女性は意外に多いようです。それは、ツヤ肌メイクが「崩れやすい」「テカりやすい」「カバー力がない」などの難点があると思われているから。

そこで今回は、ツヤ肌メイクの「崩れ」「テカり」「カバー力不足」という3つの難点を克服し、かつロマンチックな秋冬におすすめの華やかさをプラスした、とっておきのメイク術をご紹介いたします!

失敗しないツヤ肌メイクの5つのポイント

ツヤ肌メイクの「崩れ」「テカり」「カバー力不足」を防ぎ、華やかなツヤ肌に仕上げるために押さえておきたいポイントは次の5つ。

1.肌の土台から潤い補給
2.「油分量<水分量」のバランス
3.ファンデーションは薄膜を重ねるように
4.内側からにじみ出るような血色感をプラス
5.部分的にツヤを抑えてメリハリ感を出す

以上の5つのポイントさえ押さえれば、誰でも簡単にツヤ肌メイクを楽しめます! それでは、これらのポイントを踏まえて、具体的なツヤ肌メイク術の手順を見ていきましょう。

手順1:スキンケアで肌の土台から潤い補給

「ツヤ肌メイクって、油分の多いリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを塗ればいいだけでしょ?」と思っていると大間違い!

まずメイク前のスキンケアで肌の土台(素肌)を整えているか否かが、ツヤ肌メイクの成功と失敗の最初の分かれ道です。

ツヤ肌メイクをきれいに仕上げ、なおかつ持ちを良くするためには、メイク前のスキンケアで肌に十分な「潤い」を与えておくことが大切。

肌が乾燥しているとくすみが生じたり、ファンデーションの仕上がりにムラが生じたりするため、メイク前には必ず化粧水で保水、乳液やクリームで保湿を行って、素肌のコンディションを整えておきましょう。

保湿後に肌のベタつきが気になる場合には、メイク前に軽くティッシュオフして余分な油分を取っておくと、メイクのヨレや崩れが防げるのでおすすめです。

手順2:化粧下地でくすみ消し+メイク崩れ予防

スキンケアで素肌に潤いを与えたら、次はベースメイクです。まずは化粧下地を使って毛穴の凹凸をフラットに整え、ファンデーションがのりやすい肌の土台を作りましょう。

コントロールカラー

あらかじめ肌の凹凸を整えておけば、ファンデーションの毛穴落ちを防ぐことができ、ツヤ肌メイクの持ちを良くすることができます。

使うアイテムとしては、液体タイプクリームタイプの化粧下地がおすすめ。

ただし、油分が多すぎるアイテムの使用はNGです! なぜなら、ツヤ肌メイクの基本は「油分量<水分量」だから。

このバランスを間違うと、「崩れやすく」「テカりやすい」失敗メイクになってしまうので注意が必要です。

皮脂(肌の油分)でメイクが崩れたり、オイルクレンジング(油分)でメイクが落とせたりするように、多すぎる油分はメイク崩れの原因になります。

そのため、ベースメイクアイテム(化粧下地やファンデーションなど)を選ぶ際には配合成分にも気をつけて、油分は適度に、保湿成分(水分)がたっぷりと配合されているものを選ぶと良いでしょう。

また、ツヤ肌メイクにおいては「透明感」も重要な要素。肌のくすみはカラーコントロール力のある化粧下地を使いあらかじめ消しておくと、透明感のあるきれいなツヤ肌に仕上げることができます。

■「くすみ別おすすめコントロールカラー」について、詳しくはこちらの記事がおすすめ
⇒『肌の透明感をアップする方法!透明感3要素とスキンケア&メイクのポイント』

手順3:リキッドファンデーションでツヤ肌仕上げ

スキンケア、化粧下地でメイクの土台を作ったら、次はいよいよファンデーションでツヤ肌を作っていきます。

化粧下地のアイテム選びと同じく、使用するファンデーションの種類は「油分量<水分量」のバランスがとれた「リキッドファンデーション」がおすすめです。

メーカーによって配合されている成分やその配合量は異なりますが、中でも保湿成分(水分)の配合量が多く、少量でも伸びの良いテクスチャーのファンデーションを選ぶのがベスト。

使用するアイテムが決まったら、次はファンデーションの塗り方です。ツヤ肌メイクのコツは、スポンジを使っての「薄膜重ね塗り」

具体的な手順は次のとおりです。

【リキッドファンデーションの塗り方】

(1)パール大(約0.7~1cm)のリキッドファンデーションを、顔の5箇所(両頬、おでこ、鼻、あご)に5等分に分けてのせます。

(2)スポンジで(1)の5箇所にのせたファンデーションを、顔の中心から外側に向けて伸ばすようになじませ、最後にトントンと優しく叩き込むようにして肌にファンデーションを密着させます。

(3)カバー力をアップさせたい部分に追加のリキッドファンデーションを少量のせて、スポンジでトントンと優しく叩き込むように肌になじませます。

※重ね塗りの際にスポンジを滑らせてしまうとメイクがヨレる原因になるため注意。
※目元や口元などの小ジワが目立ちやすい部分への重ねすぎはヨレの原因になるので注意。

カバー力を出したい場合、ついつい多めのリキッドファンデーションを一気に顔に塗ってしまいがちですが、この方法ではファンデーションがしっかりと肌に密着せず、メイクのムラやヨレ、崩れの原因となってしまいます。

崩れにくく、かつカバー力のあるツヤ肌メイクを仕上げるには、リキッドファンデーションを少量ずつ肌に塗り重ねていき、薄いヴェールを何枚もまとうような薄膜重ね塗りがポイントです。

手順4:クリームチークでにじみ出る血色感をプラス

リキッドファンデーションでツヤ肌が完成したら、次はポイントメイクで華やかな血色感をプラス。

クリームチーク

ツヤ肌メイクにおすすめのアイテムは、「クリームチーク」です。

肌の内側からにじみ出るようなナチュラルで色っぽい血色感は、クリームチークならではの特徴。ツヤ肌メイクをよりいっそう魅力的に引き立てます。

クリームチークの使い方は簡単。指の腹で頬にトントンとなじませるだけです。

クリームチークはチークとしてだけではなく、リップやアイシャドウにも使えるタイプが多いため、ポイントメイクをアイテム1つで完成させることができるお手軽さも便利なところ。

また、頬、唇、まぶたといったポイントメイクのカラーを統一することで、こなれたナチュラル感が出せる点もおすすめです。

ただ1つ、気をつけておきたいポイントがあります。それはチークを入れる位置。

顔立ちや、なりたいメイクの雰囲気でもチークを入れる位置は変わるので、事前になりたいイメージをチェックしておくと良いですね。

■「チークの入れ方」について、詳しくはこちらの記事がおすすめ
⇒『チークは入れ方で美人度倍増!顔型別おすすめチークの入れ方』

手順5:フェイスパウダーの部分使いでツヤ感にメリハリを!

ツヤ肌メイクの仕上げは、フェイスパウダーを使ってツヤを出す部分と抑える部分のメリハリをつけます。

顔全体にツヤがあると「テカり」に感じてしまう場合があるため、ツヤ肌メイクにおいてはあえて部分的にツヤを抑えることも、メイクをきれいに魅せるポイント。

ツヤを出したい(残しておきたい)顔の部分は、次の3箇所です。

・おでこと鼻筋の「Tゾーン」
・目頭から鼻の両脇に沿った「ハの字」のライン
・目じりを囲む「Cゾーン」

それ以外の部分、特に顔の側面(フェイスライン)などについては、透明色のフェイスパウダーをパフやブラシで軽くのせてツヤを抑えておくと、上記3箇所のツヤがより鮮明になりメリハリのある美しいツヤ肌が完成します。

またフェイスパウダーをメイクの最後に軽くのせることで、多少の皮脂が出てもパウダーが吸着するため、皮脂崩れの予防にもなるのでおすすめです。

今年の秋こそ、ツヤ肌デビュー!

メイクのポイントさえ押さえておけば、誰でもきれいなツヤ肌メイクを簡単に楽しめます。

笑顔の女性

今回ご紹介したツヤ肌メイク術で華やかにイメージチェンジ! 今年の秋こそツヤ肌デビューをしてみてはいかがでしょうか?

◆内側からにじみ出る血色感『ミネラルシルククリーミィチーク&ルージュ』

ミネラルシルククリーミィチーク&ルージュ
頬や唇、まぶたにも使える肌にやさしいマルチなフェイスカラー「ミネラルシルククリーミィチーク&ルージュ」が、ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)から発売。2018年のクリスマスコフレで限定発売され大好評だった商品がついに定番アイテムとして登場です!

肌に溶け込み内側からにじみ出るような繊細なツヤと血色感が、メイクにこなれた抜け感と華やかさをプラスします。

3種の植物オイル配合で乾燥しがちな頬や唇、目元をやさしく守り、やわらかくクリーミーなテクスチャーが肌にピタッと密着。つけたての鮮やかな発色が1日中続きます。

カラーはピュアな血色感の「シーシェルピンク」と、ヘルシーな血色感の「サンセットコーラル」の2色。どちらも肌なじみの良いカラーでおすすめです。

■ミネラルシルククリーミィチーク&ルージュ 商品詳細はこちら

◆美容液成分91%以上配合!『美容液ミネラルリキッドファンデーション』

美容液ミネラルリキッドファンデーション
VINTORTE(ヴァントルテ)のスキンケア発想のリキッドファンデーション「美容液ミネラルリキッドファンデーション」が、2019年9月26日よりリニューアルして新登場!

美容液成分91%以上配合で、みずみずしさがアップ。メイクをしている間も美容液成分が肌をいたわり、透明感と潤いのあるツヤ肌が持続します。

なめらかなテクスチャーで、肌に薄いヴェールをまとうような軽いつけ心地でありながら、気になるシミやクマをしっかりカバー。美しいツヤ肌メイクに仕上がります。

さらに、ノンケミカル処方でありながら「SPF42 PA++」のUVカット数値で、UVA・UABから肌を守るだけではなく、紫外線による炎症を元から防ぐ「イザヨイバラエキス」を新たに配合。炎症により引き起こされるシワやたるみといった「光老化」から肌をしっかり守ります。

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日頃から日焼け止めクリーム、日傘、帽子、サングラスなどで、紫外線対策を完璧に行っているつもりでも、気がつくとうっかり日焼けをしてしまっていること、ありますよね。

日焼けの予防「紫外線対策」はもちろん大切ですが、うっかり日焼けをしてしまった時には、早急な「アフターケア」が何よりも重要。

日焼けの跡

これくらい大丈夫でしょ……と油断をしてアフターケアを怠っていると、紫外線による肌ダメージはどんどんと蓄積されて、将来肌の老化を招き後悔することになってしまいます!

そこで、未来の美肌を守るため、日焼けのメカニズムを知り、日焼けをしてしまった際の正しいアフターケアの方法を学びましょう。

日焼けしやすい人、しにくい人の違いは何?

日焼けには、「サンバーン(sunburn)」「サンタン(suntan)」という2種類があります。

紫外線を浴びると肌が赤くなり、ヒリヒリとした痛みを伴う炎症状態になることがありますが、これは紫外線で皮膚が「やけど」をしている状態。これを「サンバーン」と呼びます。

一方「サンタン」とは、サンバーン後に肌が黒くなった(色素沈着した)状態のことです。

実は、人によりサンバーンとサンタンの程度は異なります。

色白の人がサンバーンを起こしやすいのに対し、色黒の人は比較的サンバーンを起こし難く、すぐにサンタンの状態になりやすい傾向にあるのです。

その理由は、メラニン色素を合成する力の違い。

肌にはメラノサイトと呼ばれる色素を作り出す細胞があり、紫外線を浴びるとこのメラノサイトでメラニン色素(褐色の色素)が作られます。

メラニン色素は紫外線を吸収し、肌の奥まで紫外線が入り込まないように防ぐ役割を担っています。つまり、肌の色が黒くなるサンタンは、紫外線から身を守るための肌の「防衛反応」なのです。

ところが、色白の人はメラニン色素を合成する力がもともと弱いため、サンタンは起こり難いのですが、その代わりサンバーンを起こしやすく、紫外線ダメージを受けやすい人といえます。

日差しを浴びても肌色が黒くなりにくいというのは、色白肌に憧れる女性にとってはうらやましい限りですが、実は紫外線から肌を守る力が弱いという弱点があるのです。

その一方で色黒の人は、紫外線を浴びてすぐに肌色が黒くなるため、サンバーンを起こさないと思われがちですが、それは間違い。

色白の人に比べてメラニン色素の合成力が高いので、紫外線ダメージから肌を守る力は強いですが、やはり紫外線を浴びた時には程度の差はあっても、サンバーンは起こります。油断は禁物です!

日焼け後のケア、タイムリミットは72時間

日焼け後のケアは、とにかくできるだけ早く行うことが重要! できれば72時間以内にアフターケアを行いましょう。

なぜなら、サンバーンとサンタンは、いずれも紫外線を浴びてから72時間以内に始まるからです。

砂時計

サンバーンは、紫外線を浴びたてから8時間~24時間後にピークを迎え、その後数日間炎症が続く場合があります。

そしてもう一つの日焼けであるサンタンについては、紫外線を浴びてから約72時間後からメラニン色素の合成が始まり、その後1ヶ月以上続くことも。

肌のやけどであるサンバーンについては、日焼け直後からケアが必要なのはもちろんのこと、サンタンについても、メラニンの合成が始まる72時間以内にアフターケアに取りかかることで、色素沈着による将来のシミを防ぎ、美肌を保つことができるのです。

日焼け後、72時間以内に行うべき具体的なケアは次のとおり。

【ステップ1】冷やす
【ステップ2】肌の外側・内側からの水分補給
【ステップ3】睡眠

1.冷やす

日焼け後、まず初めに行わなければいけないことは、肌を「冷やす」ことです。

サンバーンを起こした肌は「やけど」をしている状態。このやけどを放置しておくと、炎症がひどくなり、シミやシワ、乾燥や肌荒れといった肌トラブルを招いてしまうので注意が必要です。

日焼けをした部分は、濡れタオルや、保冷剤をタオルで巻いたもので冷やしましょう。シャワーや冷水などで冷やすのもOK。

ただし、サンバーンを起こした肌はとても敏感になっています。そのため、勢いよくシャワーをあてたり水をかけたりしてしまうと、刺激が強すぎて肌に負担になるのでNG。

水で肌を冷やすときは、肌の上をやさしく流すようにして日焼けをした部分を冷やすと良いでしょう。

その他にも注意したい点があります。それは、肌を冷やす際、発熱時に肌に貼り付けて使う「冷却シート」や「湿布」などを使用することは絶対厳禁だということ。

冷却シートや湿布は、剥がす時に皮膚を引っ張ってしまい、やけど状態の肌を痛めてしまう恐れがあるため、日焼け後のケアには向いていないので注意しましょう。

2.肌の外側・内側からの水分補給

肌をしっかりと冷やして炎症を沈めたら、次は水分補給!

日焼け後の肌は水分が奪われて脱水状態になっているため、たっぷりと保水・保湿を行うことが重要です。

日焼けをした肌はいつもよりも刺激に敏感になっているため、なるべく肌に刺激が少なく、かつ保水力の高いスキンケアアイテムで、肌に水分を与えましょう。

また、内側からの水分補給も大切。日焼け後は体内の水分も失われているため、水やスポーツドリンクを飲んで体の内側からも水分を取り込むと◎。

3.睡眠

肌を冷やし、水分補給をしっかりと行った後は、質のいい睡眠をたっぷり取ることが重要です。

ヒトの体では寝ている間に成長ホルモンが分泌され、ターンオーバー(細胞の新陳代謝)を促して肌のダメージを修復します。

そのため、日焼けの後はしっかりと睡眠時間を確保して、体を休めることが必要なのです。

サンタンを起こして黒くなった肌も、ターンオーバーがスムーズに行われていれば、時間をかけて徐々に元の肌色に戻ります。

しかし、ターンオーバーが乱れて滞ってしまった肌では、メラニン色素により黒くなった細胞が排出されずにとどまり続けることになるため、結果としてシミになってしまうのです。

日焼けによるシミを定着させてしまわないためにも、日焼け後は十分な睡眠を取って、紫外線ダメージを受けた肌がスムーズに再生するよう、アフターケアに努めましょう。

食事で内側からの日焼けケア

日焼け後は肌のケアだけではなく、食事による体内からのケアにも気を配りたいところ。

栄養素食品

特に日焼け後に摂取したい栄養素としては、「ビタミンC」「ビタミンE」「ビタミンA」「リコピン」などが挙げられます。

それぞれの栄養素の働きと、代表的な食品は次のとおり。

【ビタミンC】
シミの原因となるメラニンの過剰生成を抑制し、さらにコラーゲンの生成を促して肌にハリと弾力をもたらします。また、抗酸化作用があるので、紫外線によって発生する活性酸素を抑制し、肌の老化(酸化)を防ぐ効果が期待できます。

<食品例>
赤パプリカ、ブロッコリー、カリフラワー、いちご、かぼちゃ、緑茶(玉露) など

【ビタミンE】
ビタミンCと同じく、抗酸化作用が高い栄養素。血行を良くして新陳代謝を助ける働きがあるため、肌のターンオーバーをスムーズにして、シミやそばかすを予防する効果が期待できます。

<食品例>
アーモンド、ツナ缶、たらこ、かぼちゃ、赤パプリカ など

【ビタミンA】
皮膚や粘膜を正常に保つ働きのある栄養素。ビタミンAにも抗酸化作用があり、ビタミンC、ビタミンEと一緒に取ることで、相乗効果が期待できます。

<食品例>
鶏レバー、うなぎ、モロヘイヤ、にんじん、ほうれんそう など

【リコピン】
抗酸化作用が非常に高い栄養素。リコピンの抗酸化作用はビタミンEの100倍以上ともいわれています。

<食品例>
トマト、スイカ、柿、あんず、パパイア、マンゴー など

紫外線対策とアフターケアで、日焼けの徹底対策を!

シミやシワ、たるみといった肌老化の原因の80%は、「紫外線」の影響によるものだといわれています。

紫外線による肌へのダメージは、じわじわと蓄積されていくものだからこそ、未来の白くハリのある美肌のためには、今日の紫外線対策・日焼け後のケアが何よりも大切!

美肌の女性

まずは、日焼け止めクリームなどのUVケアアイテムを駆使して日焼けをしない対策を。

そして万が一、日焼けをしてしまったときには、今回ご紹介した方法で、肌の外側・内側の両方から、日焼け後のダメージを防ぎましょう。すべては未来の美肌のために!

◆日焼け後の敏感肌にもやさしい低刺激「ボタニカルセンシティブシリーズ」

ボタニカルセンシティブシリーズ
ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)の「ボタニカルセンシティブシリーズ」は、肌に与えた水分をしっかりと挟み込んで閉じ込める「ヒト型セラミド」が配合されたスキンケアシリーズ。

セラミドはもともとヒトの肌にある成分のため、肌への刺激の心配も少なく、普段のケアはもちろんのこと、日焼け後の肌をケアする際にもおすすめのスキンケアアイテムです。

また、植物から抽出したボタニカルウォーターのとろみのあるやさしいテクスチャーが、スキンケアの時間を穏やかな癒しの時間へと導きます。

クレンジング、洗顔フォーム、化粧水、美容液、保湿クリームの5つのスペシャルケアで、大人女子の疲れた肌と心に潤いを満たしましょう。

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◆忙しい朝も手早く紫外線対策「ミネラルUVパウダー」

ミネラルUVパウダー
「ミネラルUVパウダー」は100%自然素材、ノンケミカルで肌にやさしい日焼け止めのフェイスパウダーです。

国内最高基準「SPF50+ PA++++」のUVカット数値で、UV-A波、UV-B波、さらにはブルーライトもしっかりブロック! なのに、シリコンや石油由来界面活性剤、タルク、紫外線吸収剤などは一切不使用のため、毛穴をふさがず、石けんでするんっと簡単に落としていただけます。

パフでつける透明色・ルースタイプの日焼け止めだから、朝の忙しい時にも、メイク直しの時にも、パパっと時短でUV対策が可能。忙しい現代女性におすすめのUVケアアイテムです。

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酷暑といわれる日本の夏。汗や皮脂の分泌量が増え、肌のベタつきが気になる季節ですよね。

そんな季節に「なんだか肌がゴワゴワして硬い……」と感じたことはありませんか? それ、実は肌の乾燥が原因かもしれません。

乾燥肌の女性

「ベタつくほどしっとりしているのに、乾燥?」と思われるかもしれませんが、夏の肌は油断をしていると表面はベタベタ、内側は水分不足でカラカラの、いわゆる「インナードライ肌」になりがちなのです!

そんな肌の乾燥をケアせずに放っておくと、夏の終りには肌がガサガサ、ゴワゴワと、大変なことになっているかもしれません!?

そこで今回は、夏肌の乾燥を招く注意すべき4つの要因と、夏におすすめのうるおいを保つスキンケア方法をご紹介いたします。

◆夏の乾燥を招く4つの要因

湿度の高い夏、肌表面はしっとりしているにも関わらず、肌の内側が乾燥するのはなぜでしょうか?

その乾燥原因には、主に次のような夏特有の4つの要因が挙げられます。

1.夏の強い紫外線
2.汗の分泌量の増加
3.室内の冷房
4.スキンケアの保水・保湿不足

1. 夏の強い紫外線

紫外線は一年中地表に降りそそいでいますが、特に5月から9月にかけて大変強くなります。

強い紫外線を浴びた肌は、肌表面(表皮)が急激に日焼け状態(メラニンの生成により肌が黒くなった状態)になり、乾燥や炎症を起こして肌のバリア機能を破壊してしまいます。

【バリア機能とは】
細菌などの異物が肌に入り込まないように外的刺激から守ったり、肌内部のうるおいを逃さないように水分を保持したりする、角層(角質層)の機能のこと。

角層は肌の一番外側に存在する0.02mmの層で、角質細胞が20層ほど重なった構造をしています。

角層の中にはNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質(セラミドなど)の保湿成分が存在しており、また角層の表面は、皮脂や汗によって構成された「皮脂膜」て薄く覆われています。

これらNMF、細胞間脂質、皮脂膜という3つの保湿因子こそが、肌のバリア機能を保っているのです。
バリア機能

バリア機能が破壊された肌は、水分保持が十分にできないばかりか、外部刺激から体を守ろうとして肌のターンオーバー(新陳代謝)が早まるため、角層がどんどんと厚くなっていきます。

そして、角層が厚くなった肌は化粧水などのスキンケアが浸透しにくくなるため、さらに乾燥が進んでしまうという悪循環に陥ることに。これこそが、夏肌がごわつく原因です。

だからこそ、乾燥を招く紫外線が強い夏には、肌の保湿ケアをしっかりと行って角質を柔らかく保つことが重要となります。

2. 汗の分泌量の増加

夏は気温の上昇とともに、汗をかく機会やその量が増えます。

汗が出るのは体温調整のため自然なことであり、体にとっては必要なことです。しかし、汗の主成分が水分であるため、汗をかくと体の水分が失われ、肌も乾燥しがちに。

また、汗を大量にかくと、肌のバリア機能を担っている皮脂膜や、水溶性の保湿因子が汗と一緒に流れてしまうので、肌のうるおいを保持する力も低下してしまいます。

大量に汗をかく夏は、水分が失われて肌が脱水状態に陥りがち。そのため、肌のケアにおいてしっかりと水分補給をすることが大切なのです。

3.室内の冷房

ヒトの肌にとって一番良い湿度は60~65%といわれていますが、冷房の効いた室内では湿度が低下し、肌が乾燥しやすい状態になります。

また、オフィスワークなど長時間冷房の効いた室内にいると、体が冷えて血行が悪くなることも。

血行不良になると、本来血流に乗って肌の細胞に運ばれるはずの酸素や栄養が十分に行き渡らず、結果として肌のターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下して肌の水分を保持できず、乾燥を引き起こしてしまいます。

その他、屋外と屋内の温度差も、乾燥を招く原因の一つ。

暑い屋外で汗をかき、その状態のまま冷房の効いた屋内に入ってくると、汗は急激に乾いていき、それと一緒に肌の水分もどんどんと蒸発してしまいます。

冷房で快適な室内環境を保っているつもりでも、湿度に気をつけていないと、肌のうるおいはどんどんと失われていきますのでご注意を!

4.スキンケアでの保水・保湿不足

夏の乾燥が恐いのは、肌表面が皮脂や汗でベタついているため、乾燥していること自体に気づきにくいという点です。

肌表面のテカリやベタつきが気になると、ついついスキンケアアイテムの使用を控えてしまいがち。

スキンケアアイテム

ところが、ここまでご説明してきた通り、夏の肌は紫外線や汗、冷房の影響で「内側」の水分が足りていないインナードライ肌であることが多いのです。

そのため、スキンケアを怠ると肌は増々「水分不足」で砂漠化してしまいます!

そんな夏肌の砂漠化を防ぐためにも、スキンケアでしっかりと肌に保水と保湿を行いましょう。

◆夏は保水!おすすめのスキンケア方法

そうはいっても、「ベタつく肌にスキンケアで保湿なんてしたら、もっとベタついてしまうじゃないの!」とご心配な方もいらっしゃるかと思います。

しかしその心配は、ちょっとしたポイントを押さえることで解消が可能。

そのポイントは、「スキンケアアイテムの選び方」「使用量」です。

まず、夏は肌の水分量が低下して、逆に皮脂の分泌量が多くなりがちなため、スキンケアにおいては「油分の補給」より「水分の補給」を重視して行うことが大切。

スキンケアアイテムは、油分が多く配合されているものよりも、保水力に優れた成分(例えばセラミドなど)がたっぷり配合されているアイテムを選ぶと良いでしょう。

次に、「使用量」についてですが、これはアイテム毎に使用量を調整するのがポイント。

ベタつきが気になるからといって、化粧水も乳液もクリームも、一律に使用量を減らしてしまえば、十分な保湿ができずに、肌を乾燥から守ることができません。

肌の水分量が低下しがちな夏には、保水力の高い「化粧水」については使用量を減らさず、むしろたっぷりと使用して肌に水分を与えることが大切です。

逆に、化粧水の後に使う「乳液」「クリーム」などの油分を多く含むアイテムについては、使用量は少し控えめに。

顔の部位でも乾燥しがちな目元・口元・頬の辺りなどには少し多めに、ベタつきがちなTゾーンなどには控えめにするなど、パーツによって使用量を調整してもいいですね。

その他のポイントとしては、肌のベタつきが特に気になる場合や、元々油分の多いオイリー肌の場合には、化粧水の後の保湿はクリームではなく、油分が少なめの乳液を使用するのがおすすめです。

◆うるおい肌で、過酷な夏を乗り切って!

肌のバリア機能を低下させる「乾燥」は、肌のごわつきだけではなく、かゆみやニキビ、カサつきなど、他の肌トラブルを引き起こす原因にもなります。

潤いのある肌の女性

肌表面がうるおっているように見える夏こそ、油断をせずに保湿ケアをしっかりと行い、柔らかなうるつや肌を保ちましょう!

◆夏肌のうるおい補給に!セラミド配合「ボタニカルモイストローション」

ボタニカルモイストローション
ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)の「ボタニカルモイストローション」は、水分保持力に優れた4つのヒト型セラミドが配合された化粧水です。

セラミドとは、水分を「挟み込む」性質を持った保湿成分。一旦水分を挟み込むと、外気の湿度が低下しても挟み込んだ水分を逃さずうるおいをキープし続けます。

ボタニカルモイストローションには、このセラミドがたっぷりと配合されており、与えた水分を肌にとどめてうるおいを保つため、乾燥肌対策にピッタリのアイテムです。

セラミドの他、ボタニカルウォーターや植物幹細胞をはじめとした植物の恵みをたっぷりと配合。夏の乾燥から肌を力強く守り、ゆるぎない美しさを引き出します。

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美を追求する女性にとっての永遠のテーマ「ダイエット」。キレイに痩せて理想のボディを手に入れたい! と思ったことは、誰しも一度はあるのではないでしょうか。

でもダイエット情報が多すぎて何から始めれば良いのか分からない……、厳しい食事制限や運動はちょっと……、とお悩みの方にぜひおすすめしたいのが「ホットヨーグルトダイエット」です。

ヨーグルト

ホットヨーグルトとはその名の通り、温かいヨーグルトのこと。健康食品として知られるヨーグルトですが、実は「温めて」食べることによりダイエット効果が期待できるのです!

普段の食事に取り入れるだけなので、ダイエット初心者でも手軽に始めやすいのがこのダイエットの良いところ。

ホットヨーグルトの作り方やその効果、食べるタイミングなどについて詳しくご紹介いたします!

◆ホットヨーグルトの作り方

まずは、ホットヨーグルトの作り方をご紹介します。作り方はとても簡単。 ヨーグルトをレンジで40秒~1分程度温めるだけです。

ただしこの時使用するヨーグルトは、糖分や添加物が含まれていないプレーンヨーグルトを使用するのがポイント!

ついつい甘いヨーグルトを食べたくなりますが、ダイエットが目的の場合には、糖分の摂取にも気をつけなければいけません。

もし甘みが欲しい場合には、砂糖よりも低カロリーかつ栄養豊富なハチミツやメープルシロップなどを、食べる前に少し加えるのがおすすめです。

ヨーグルトとはちみつ

【準備するもの】
・市販のプレーンヨーグルト(100g~200g)
・耐熱容器
・電子レンジ

【ホットヨーグルトの作り方】
1.耐熱容器に市販のプレーンヨーグルト(100g~200g)を入れる。
2.ラップをかけずに電子レンジ(600w)で40秒~1分程度温める。

【温める際のポイント】
・加熱しすぎると水分と乳成分が分離してしまうので、温める温度の目安は40℃ほど。
・加熱する前に、大さじ2杯程度の水を加えておくと分離しにくくなります。

温めすぎは水分の分離を起こすだけではなく、食べた時の舌触りや味が損なわれて美味しさも半減してしまうので、ご注意ください。

◆ホットヨーグルトが持つダイエット効果

「ヨーグルトを温めただけのものに本当にダイエット効果があるの?」と思われるかもしれませんが、この「温める」というひと手間が大切なのです!

ヨーグルトを温めることで得られる効果には、主に次の3つが挙げられます。

1.腸が温まり、便秘解消
2.腸内の善玉菌が活性化し、腸内環境が正常化
3.カルシウムの吸収率がアップし、脂肪の蓄積を抑制

上記の3点について、具体的に見ていきましょう。

1.腸が温まり、便秘解消

ヒトの腸内温度は、腸が一番活発に活動できる36~38度ほどに保たれています。

しかし冷たい食べ物や飲み物を取り過ぎると、この腸内温度は下がり、腸の機能(消化吸収機能や排便機能など)が低下してしまいます。

その結果、便秘になったり、代謝が悪くなって脂肪を蓄積しやすい体になったりと、太りやすく痩せにくい体になってしまうのです。

つまり、ダイエットにおいては腸を冷やさないことが大切。

ヨーグルトも冷たいままで食べるよりも温めて食べるほうが、腸内が温まって代謝が良くなり、脂肪を燃焼させる効果が期待できます。

また、ヨーグルトには腸の働きを活性化したり、免疫力を高めたりと、体に良い影響をもたらす「乳酸菌」が含まれていますが、この乳酸菌が一番働きやすい温度も40度前後の環境です。

温度が低すぎると乳酸菌の働きは悪くなり、逆に50度以上の高温になると乳酸菌は死滅してしまいます。

そのため、ひと肌程度の温かいホットヨーグルトこそが、ヨーグルトの食べ方としてはベストな方法といえるのです。

2.腸内の善玉菌が活性化し、腸内環境が正常化

ヒトの腸内には、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類の腸内細菌が存在しています。

【善玉菌とは】
人の体に良い影響をもたらす菌。腸の消化吸収を助ける、ビタミンを合成する、免疫力を高める、などの健康を維持する働きがあります。善玉菌は主に糖類を分解することから、炭水化物を好み、糖や食物繊維をエサとして増殖します。

例:乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌など

【悪玉菌とは】
食べ物を腐敗させ、発ガン物質や毒素といった体にとって有害な物質を作り出します。主に、たんぱく質や脂質をエサにして増殖。増えすぎると免疫が低下したり、肌の老化を招いたりする要因になります。

ただし、たんぱく質を分解する働きがあるため、体にとっては一定数必要な菌でもあります。

例:ブドウ球菌、ウェルシュ菌など

【日和見菌とは】
腸内に最も多く存在する菌。善玉菌、悪玉菌のどちらにも属していませんが、善玉菌が優勢な時は善玉菌の味方になり、悪玉菌が優勢の時には悪玉菌の味方になるという性質があります。

例:バクテロイデス、レンサ球菌など

健康なヒトの場合、善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスはそれぞれ「2:1:7」です。

ところがこの腸内細菌のバランスは、偏った食事や睡眠不足、運動不足やストレスなどの影響によって、すぐに崩れてしまいます。

腸内細菌のバランスが崩れる(善玉菌が減り、悪玉菌が増える)と、腸の働きが悪くなり便秘になるなど、老廃物が体内に溜まりやすくなります。そして結果として、代謝が下がりダイエットをしても痩せにくい体になってしまうのです。

善玉菌と悪玉菌

ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」は、この腸内にもともと生息する善玉菌の増殖を促し、腸内細菌のバランスを良好に保つ働きがあります。

※ヨーグルトの乳酸菌がそのまま腸内の善玉菌になるわけではなく、あくまでもともと腸内に生息する善玉菌の増殖を助ける働きをするだけです。

また、腸内の善玉菌もヨーグルトに含まれる乳酸菌と同じく、40度前後の温度で一番活性化します。

そのため、腸内環境を整えてスムーズな便通を促し、また代謝を上げて痩せやすい体づくりを行う上で、ホットヨーグルトはとても効果的な食べ物といえるのです。

3.カルシウムの吸収率がアップし、脂肪の蓄積を抑制

ヨーグルトには乳酸菌の他にも、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」といった3大栄養素や、「カルシウム」「ビタミン類」など豊富な栄養素が含まれています。

その中でも、特に注目したいのが「カルシウム」です。

カルシウムは、骨や歯を作る際に必要な栄養素として広く知られていますが、ダイエットにおいても欠かせない栄養素の一つ。

カルシウムには、成長ホルモンの分泌を促して脂肪の分解を促進する働きと、「副甲状腺ホルモン」という脂肪の蓄積を促すホルモンの分泌を抑制する働きがあります。

そして、ホットヨーグルトの場合、腸が冷えて消化吸収機能が損なわれることもないため、冷たいヨーグルトを食べた時よりもカルシウムの吸収率が上がります。その結果、ダイエット効果がより期待できるのです!

◆ホットヨーグルトはいつ食べればいいの?

ホットヨーグルトのダイエット効果を最大限活かすためには、食べるタイミングにも気をつけたいところ。

ダイエットのためには、ホットヨーグルトは夜に食べるのがおすすめです。なぜなら、腸内環境の再生や脂肪の分解は、主に寝ている間に行われるから。

夜にホットヨーグルトを食べると、乳酸菌が睡眠中の腸の働きを助け、翌朝の便通がスムーズになります。

また、脂肪の分解を促進させる成長ホルモンは睡眠中に分泌されることが多いため、カルシウムを寝る前に摂取することで、成長ホルモンの分泌量がより増加して脂肪の分解が進み、ダイエット効果がアップするのです。

ホットヨーグルトダイエットを試す際は、ぜひ夜のデザートに取り入れてみてください!

◆美味しく食べてキレイに痩せる!

ホットヨーグルトのダイエット効果についてご紹介してきましたが、実はホットヨーグルトにはもう一つ嬉しい効果があります。

それは、「美肌」効果。

ニキビや吹き出物といった肌荒れは、腸内環境の乱れによって起こる場合が少なくありません。

腸内環境が改善され、老廃物の排出がスムーズに行われると、腸の消化吸収機能がアップします。

そうすると、吸収された栄養が細胞の一つひとつにまでしっかりと行き渡り、肌細胞の新陳代謝もアップ。その結果、ニキビや吹き出物のないみずみずしい美肌に生まれ変わるのです!

ヨーグルトを食べる女性

ヨーグルトを温めるだけで作れて、ダイエットや美肌といった女性に嬉しい効果が期待できるホットヨーグルト。毎日の食習慣に取り入れて、理想のボディと美肌を目指してみてはいかがでしょうか!

ふと気がつくと、背中にできている赤いポツポツ。ただのニキビだと思っていませんか?

実はそのニキビ、カビが原因かもしれません!

女性の背中

ニキビの原因菌によっては、ケアの方法が異なります。本当の原因を知らずに間違ったケアをしていては、治らないばかりか、症状が悪化してしまったり、ニキビ跡が残ってしまったりすることも……。

そうならないためにも、背中ニキビの原因を知り、適切なケアを行って背中美人を目指しませんか?

◆背中ニキビの原因菌

「ニキビの原因菌といえば?」と聞かれると、多くの方が「アクネ菌」を思い浮かべるのではないでしょうか。

確かに、顔にできるニキビの多くは、アクネ菌が毛穴の中で皮脂を栄養として増殖し、炎症を起こすことにより生じます。

※医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれています。

しかし、背中ニキビは、顔にできるニキビとは原因菌が異なっている場合があるのです。

ではその原因菌とは一体何なのでしょうか。それは、「マラセチア菌」という皮脂を好むカビ(真菌)の一種です。

「カビ!?」と驚かれるかもしれませんが、実はマラセチア菌はアクネ菌と同じく、私たちの皮膚に存在する常在菌の一つ。アクネ菌が顔に多く存在するのに対し、マラセチア菌は体に多く存在しています。

正常な皮膚環境下であれば、マラセチア菌は特に悪さをしません。むしろ、皮脂を分解して肌を弱酸性に保つことで、アルカリ性を好む細菌から肌を守る働きがあります。

しかし、マラセチア菌が過剰に増殖してしまうと、毛穴の中(毛包)にまで入り込み、そこで炎症を引き起こし、皮膚に赤いポツポツとした丘疹を生じさせてしまうことがあるのです。

【丘疹とは】
皮膚にできる発疹の一種で、2~10mmほどの皮膚の隆起のこと。

これがいわゆる「背中ニキビ」と呼ばれるものの正体です。

この背中ニキビは、症状が進むと丘疹の数が増え、先端に白い膿が見られるようになったり、軽いかゆみや痛みを伴うようになったりする場合があります。

※医学的には「毛包炎(もうほうえん)」もしくは「毛のう炎(もうのうえん)」と呼ばれており、背中だけではなく、デコルテや首、肩や腕、お尻などにできることもあります。

◆マラセチア菌が増殖する原因

では、なぜ皮膚の常在菌であるはずのマラセチア菌が、背中ニキビ(毛包炎)を起こすほど過剰に増殖してしまうのでしょうか。

その原因は、主に皮脂の過剰分泌にあります。

マラセチア菌は皮脂を好む真菌のため、皮脂の分泌量が増加すると、マラセチア菌も過剰に増殖してしまうのです。

特に、背中は体の部位の中でも皮脂腺が多いため、皮脂や汗の分泌量も多く、マラセチア菌が増殖しやすい環境にあるといえます。

◆背中ニキビのケア方法

マラセチア菌が原因の背中ニキビの場合、放置しておくと治らないばかりか、悪化して膿やかゆみ、痛みまで伴うことがあるため、早め早めのケアが大切です。

自宅でケアをする場合には、カビの増殖を抑える抗真菌作用の有効成分が入った市販の塗り薬を、入浴後の清潔な患部に塗ってケアを行いましょう。

ただし、背中にできたニキビはマラセチア菌が原因の毛包炎である場合が多いとはいえ、アクネ菌が原因のニキビ(尋常性ざ瘡)である可能性もゼロではありません(毛包炎と尋常性ざ瘡が混在している場合もあります)。

マラセチア菌とアクネ菌とでは、それぞれの原因菌に効果がある成分も異なるため、市販薬を選ぶ際には注意が必要です。

また、マラセチア菌が原因なのか、アクネ菌が原因なのかは、背中ニキビの状態を見ただけでは判断がつきにくいため、市販薬を塗っても治らない場合には、我慢をせずに専門医を受診して治療を行いましょう。

【背中ニキビの見分け方】

◆アクネ菌が原因の場合
大きさは大小まちまち。色も赤く腫れていたり、白や黄色の膿を持っていたりと様々です。
1つ2つと不規則にぽつぽつと生じることが多いのも特徴。

◆マラセチア菌が原因の場合
大きさは小さめで均一。赤みを帯びたポツポツとした炎症が広範囲に生じることが多いです。
悪化すると白い膿や、かゆみ、痛みを伴うことがあります。

◆背中ニキビの予防ケア

美しい背中を保つためには、背中ニキビができてしまう前に、日々正しい予防ケアを行うことが大切です。

背中ニキビの予防においては、マラセチア菌のエサとなる過剰な皮脂を防ぎ、皮膚を清潔に保つことが必要。

その他、汗ムレや衣服による摩擦、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しの汚れ、生活習慣の乱れなども、背中ニキビの原因になるので注意が必要です。

具体的には、以下の5つのポイントに気をつけて、日々の予防ケアを行いましょう!

1.油分の多いボディケアアイテムの使用を避ける
2.脂質・糖質の多い食事を控える
3.通気性・吸湿性の良い素材の服を選ぶ
4.シャンプーなどのすすぎ残しに注意する
5.規則正しい生活を行う

1. 油分の多いボディケアアイテムの使用を避ける

背中ニキビの原因であるマラセチア菌は皮脂をエサとして増殖するため、日々のケアで使用するボディクリームや日焼け止めアイテムについては、油分の少ないものを選びましょう。

ボディクリーム

肌の乾燥が気になり油分を多く含むアイテムを使う場合には、体の部位によって塗る量を調整するなど少しの工夫をすると◎。

顔の部位においても、それぞれ皮脂の分泌量が異なりテカりやすい部分(Tゾーンなど)があるのと同様に、体においても部位によって皮脂の分泌量が異なります。

例えば、背中や胸の中央などは皮脂腺が多いため、ボディケアを行う際には油分の多いアイテムの塗り過ぎには注意が必要です。

2. 脂質・糖質の多い食事を控える

体内バランスの乱れによっても皮脂の分泌量は増加してしまうので、食生活にも気をつけましょう。

脂っこい食事や甘いものの取り過ぎは、皮脂の過剰分泌の原因になるため、食べ過ぎには注意が必要です。

また、日々の食事において、皮脂の分泌を抑える効果のあるビタミンB1やB2、ビタミンEなどを含む食材を、積極的に摂取するようにしましょう。

その他、体内バランスを保つためには便秘予防も大切ですので、食物繊維の摂取もお忘れなく!

3. 通気性・吸湿性の良い素材の服を選ぶ

背中は衣服による摩擦や汗ムレが生じやすいため、普段着用する服の素材についても少し気をつけたいところ。

特に春から夏にかけての時期は汗や皮脂の分泌量も増えるため、通気性がよく、吸湿性にも優れた素材を選び、背中ニキビの予防対策を行いましょう。

◆通気性・吸湿性の良い素材
シルク、綿(コットン)、麻、レーヨン など。

4. シャンプーなどのすすぎ残しに注意する

背中ニキビの予防で、意外に盲点なのがシャンプーやボディソープのすすぎ残し。

毎日お風呂に入り肌を清潔に保っているつもりでも、実はすすぎ残しが汚れとして皮膚環境を損ねてしまっている場合があるのです!

入浴の際には、シャンプーやボディソープのすすぎ残しがないように、注意して洗い流しましょう。

その他、入浴時に気をつけたいこととしては、ボディタオルの素材選びと洗い方。

泡立ちの良いナイロンタオルで、ついついゴシゴシと洗ってしまいがちですが、その洗い方は肌への負担が大きいため絶対NG!

体を洗う際には、肌当たりの柔らかな綿素材のボディタオルなどで、肌を傷つけないようにやさしく洗うようにしましょう。

5. 規則正しい生活を行う

背中ニキビの原因には、ホルモンバランスも深く関係してきます。

というのも、ホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌量が増えてしまうからです。

睡眠不足などの不規則な生活が続くと自律神経が乱れ、男性ホルモンの分泌を促す交感神経が優位な状態になります。

そしてこの男性ホルモンには、皮脂の分泌を促す作用があるため、不規則な生活が続くと結果として皮脂の分泌量が増えてしまうのです。

そのため、日頃からしっかりと睡眠を取り、規則正しい生活を心がけましょう。

その他、ストレスもホルモンバランスの乱れを招く要因となるため、日々の生活においてストレスを溜め込まないように過ごすことも大切です。

◆背中ニキビの正しいケアで、つるつる背中美人に!

背中は普段自分の目では見えない部分。

だからこそ、毎日鏡に全身を映して異常や変化がないかを確認するなど、ボディチェックを習慣づけて、背中ニキビの発見・予防に努めましょう。

笑顔の女性

今回ご紹介した5つの予防ケアでつるつるの背中美人になって、いつもとは違った肌見せファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか!

ショッピングや毎朝の洋服選びの時に、脇汗による汗ジミが気になって着たい洋服を諦めた、というような経験はありませんか?

女性の脇

汗をかくことは、私達の身体機能において不可欠なことです。

しかし、それによりお気に入りの洋服に脇汗ジミができてしまったり、その汗ジミを人に見られてしまったり、ということは誰しも避けたいですよね。

ふと腕を上げた時に脇汗ジミができていて、恥ずかしい思いをしてしまった……という事態にならないために、脇汗が出る原因とその対策方法をご紹介いたします!

◆なぜヒトは汗をかくの?

ヒトが汗をかく理由は、主に体温を調整するためです。

健康な人の体温(平熱)は36.5度前後に保たれており、これは体の細胞や器官がもっとも効率よく機能する温度であるとされています。

そのため、気温が高い時や、運動をした時、また風邪を引いた時などに体温が上昇すると、体は体温を下げようとして、皮膚の汗腺から汗を分泌(発汗)します。

発汗するとなぜ体温が下がるのか。それは、汗が蒸発していく時の気化熱として、肌表面の熱が吸収されるからです。

【気化熱とは】
液体が気体になる時、その周囲の熱を吸収して気化します。その時に吸収される熱が気化熱です。

気化熱の例としては、夏に道や庭先に水を撒き暑さ対策を行う、日本の伝統的な「打ち水」を想像すると分かりやすいかもしれませんね。

つまり発汗は、生命を維持する上で欠かせない身体機能の一つなのです。

その他、緊張やストレスを感じた時、体調不良の時、血圧や血糖値が低下した時などにもヒトは汗をかきます。

このような汗は体温調整機能としてではなく、交感神経の働きにより出ている汗で、一般的に「冷や汗」と呼ばれるものです。

◆脇汗の原因

ヒトが汗をかくのは、体温調整や交感神経の影響によるとご紹介しましたが、ではなぜ体の部位により発汗の度合いが違うのでしょうか。

それは、体の部位により汗腺の発達度合いや種類が異なるからです。

汗を分泌する汗腺には、「エクリン腺」「アポクリン腺」という2つの種類があります。

エクリン腺は、唇などの一部を除きほぼ全身に分布している汗腺です。

エクリン腺から分泌される汗(以下、エクリン汗)は99%以上が水分のため、サラッとしていてほぼ無臭。残りの1%には塩分やアミノ酸、乳酸などが含まれています。

エクリン汗自体は無臭ですが、汗に含まれるアミノ酸などが肌表面の細菌(皮膚の常在菌)により分解されると、ニオイが発生します。

発汗の直後は無臭であっても、時間とともに汗臭が気になってくるのは、これが原因です。

一方、アポクリン腺は毛包(毛根を包む袋状の組織)に付属している汗腺で、主に脇の下や耳の後ろ、性器周辺などの限られた部分にのみ存在します。

アポクリン腺から分泌される汗(以下、アポクリン汗)にはやや粘り気がありますが、ニオイについてはエクリン汗と同じく、本来は無臭です。

しかし、アポクリン汗には、少量のたんぱく質や脂質など、皮膚の常在菌が好む成分が多く含まれているため、エクリン汗以上に独特のニオイが発生しやすく、「ワキガ」の原因にもなります。

体の部位の中でも、脇の汗量やニオイが気になりやすい原因は、脇の下にエクリン腺とアポクリン腺の両方が存在しており、特に発汗しやすい部位であるためです。
汗腺の解説画像

【ワキガとは】
脇の下から臭う、特有の不快なニオイ症状のこと。医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼ばれます。

脇のニオイについては個人差があり、体質や遺伝などによっても変わるため、汗を多くかくからといって必ずしもワキガであるとは限りません。

※日本人のワキガ体質は10%前後といわれています。

【ワキガのセルフチェック方法】
脇のニオイが気になっている場合、以下の項目に多く当てはまるとワキガの可能性も。

□耳垢が湿っている
□脇毛が多い
□脇汗が多い
□汗で服に黄色いシミ(黄ばみ)ができる
□家族(親、兄弟姉妹)にワキガの人がいる

◆脇汗を抑える方法

発汗は体温調整など生命を維持する上で欠かせない身体機能ではありますが、多すぎる発汗はやはり困りもの。

そこで、脇汗を抑える効果が期待できる3つの方法をご紹介いたします!

【脇汗を抑える方法】
1.ツボ押し
2.皮膚温度を下げる
3.制汗剤の使用

1.ツボ押し

人体には、脇汗や顔の発汗を抑えるための「汗止めのツボ」があることをご存知でしょうか?

一つは、バストトップから指3本分(3cm~5cm)ほど上の位置にある「屋翳(おくえい)」と呼ばれるツボ(両方のバスト上にあるため、計2箇所)。

もう一つは、脇の中央から少し下辺り(腕組みをして両腕を交差させた時に、指先が触れる辺り)に位置する「大包(だいほう)」と呼ばれるツボです(両脇にあるため、こちらも計2箇所)。

実は、このツボ刺激による発汗抑制の方法は、京都の舞妓さんの間で昔から実践されてきた方法なのです。

着物の帯を少し高めに結んだ時に、帯の端がちょうどこの「屋翳」と「大包」のツボを刺激する位置に当たるため、少しきつめに結ぶことで顔や脇の発汗が抑えられます。

舞妓さんの白いおしろい顔が、いつも涼しげで美しいのは、汗止めのツボを刺激しているからかもしれませんね。

着物や浴衣を着るときはもちろんのこと、洋服の時にもツボ押しを試してみはいかがでしょうか。

2.皮膚の温度を下げる

体温調整のため(体温を下げるため)に発汗が促されているならば、逆に体温を下げてしまえば汗を抑えることができます。

体温を下げる方法としておすすめなのは、脇の下やひざ裏、手首や足の裏などを冷やすこと。血管を冷やすと皮膚の温度が下がりやすくなるため、それに伴って発汗が抑えられます。

保冷剤をタオルで包んだもので冷やしても良いですし、ひんやりとした涼感のある市販の汗ふきシートなどを利用するのも便利ですね。

3.制汗剤の使用

脇汗対策には、市販の制汗剤を使用することもおすすめ。

制汗剤

制汗剤にはスプレータイプやシートタイプ、ロールオンタイプなどがありますが、汗の抑制に一番おすすめなのは、肌に直接塗り込むロールオンタイプです。

ロールオンタイプは、脇の曲線的な肌にフィットして、塗り残しや塗りムラが生じにくいという点もあるので、制汗剤を選ぶ時にはこのタイプを選ぶと良いでしょう。

ただし、市販の制汗剤は配合されている成分によって殺菌・消臭効果、耐水性効果など、それぞれに特徴があるため、目的や自分の肌に合うかどうかを見極めつつ、選ぶと良いですね。

◆脇汗ジミの対策方法

脇汗を抑える方法を試しても、やっぱり脇汗で汗ジミが……ということもあるかと思います。

そんな時のために、脇汗を抑える対策と一緒に行っておきたいのが、汗ジミ対策です!

洋服の脇汗ジミを防ぐためには、汗取りパットが付いたインナー(下着)を服の下に着ておくのがおすすめ。

ただ、洋服のデザインによってはインナーを着られない場合もありますよね。

そんな時には、市販の汗取りパッドを活用しましょう。服の裏から脇の部分に汗取りパッドを貼り付けておくだけで、服への汗うつりが防げます!

それでも脇汗が心配という方は、選ぶ服の素材や色について、少し工夫をしてみてはいかがでしょうか。

【脇汗が目立ちにくい服の素材・色】
◆素材
吸水性が高い素材(綿、麻など)
◆色
白、黒やネイビーなどの濃い色

※ただし、白い服は脇汗が付いたまま放置しておくと、黄ばみの原因になるので注意が必要です!

【脇汗が目立ちやすい服の素材・色】
◆素材
通気性・速乾性に優れた素材(ポリエステル、レーヨン、サテンなど)
◆色
ライトグレー、ベージュ、パステルカラーなどの明るい色

◆日常生活に支障が出るほどの脇汗は、疾患の可能性も

脇汗の原因と対策についてご紹介しましたが、日常生活に支障が出るほどの脇汗やその他の発汗がある場合には、「多汗症」という病気である可能性が考えられます。

ストレスや緊張、不安による多汗症や、病気による多汗症など原因も様々ですので、あまりに汗をかきすぎる時には放置せず、専門医の診断を受けましょう。

笑顔の女性

通常の脇汗対策には、今回ご紹介した方法を試してみてください。脇汗を防いで、人目を気にせずオシャレを楽しんで!

きちんとシャンプーをしているのに頭がかゆい。気づくと髪の毛や服の肩口にフケが! そのような頭皮の悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

実はこれらの悩みの原因には、頭皮の乾燥が大きく関係しています。

女性の頭皮悩み

かゆみやフケのトラブルがあると、きれいに洗えていないのではないかと心配になり、何度もシャンプーをしたり、ゴシゴシと力を込めて洗ったりしがちですが、これらのケア方法は逆に頭皮の乾燥を招いてしまうので逆効果。

そこで、正しい頭皮ケアのために、頭皮が乾燥する原因と、その対策方法をご紹介いたします!

◆頭皮が乾燥する原因

頭皮が乾燥する主な原因には、空気の乾燥や紫外線といった外的要因の他に、以下のような日々の生活習慣が大きく関係しています。

1.シャンプーの選び方
2.髪の洗い方
3.髪の乾かし方
4.食生活の乱れやストレスによる血行不良

毎日繰り返すこれらの生活習慣の積み重ねが、頭皮環境に大きな影響を与えます。そのため、現在の生活習慣の見直しこそが、頭皮の乾燥対策への第一歩です。

上に挙げた4つの生活習慣における注意したいポイントと、対策方法を具体的にみていきましょう。

1.シャンプーの選び方

まず気をつけたいのは、シャンプーの種類についてです。

シャンプーは、髪や頭皮の汚れ(皮脂、汗、過剰な角質(フケ)、ヘアスタイリング剤など)を洗い流すものですが、洗浄力が強すぎると、頭皮に必要な皮脂や水分まで洗い流してしまい、乾燥を招いてしまいます。

そのため、シャンプーを選ぶ際には洗浄力の強すぎるものは避け、頭皮や髪に低刺激のものを選ぶようにしましょう。

おすすめの種類は、アミノ酸系(弱酸性)のシャンプーです。

髪の毛や頭皮の主成分はタンパク質であり、さらにタンパク質はアミノ酸で構成されています。

そのため、アミノ酸系のシャンプーは頭皮環境への刺激が少なく、やさしく洗い上げることができるのでおすすめです。

2.髪の洗い方

次に、髪や頭皮の洗い方で気をつけたいポイントは、指の腹で優しく洗うことと、洗い流す際の湯の温度です。

しっかり洗おうとして爪を立ててゴシゴシと擦ってしまうと、頭皮が傷つき炎症を起こしてしまう恐れがあります。

炎症が起こった頭皮では、炎症を治そうとターンオーバー(肌の新陳代謝)が早くなるため、古い角質が剥がれ落ちてフケの原因になります。

また、ターンオーバーが早まると、未熟な角質が増えるため、肌の水分保持機能(バリア機能)が低下して乾燥が進んでしまいます。

健やかな頭皮環境を保つためには、爪を立てず指の腹で優しく洗い上げることが大切。

シャンプーを洗い流す際には、ぬるま湯(38℃前後の湯)で丁寧に洗い流しましょう。高温の湯で流すと、頭皮に必要な皮脂まで落ちてしまうため注意が必要です。

また、すすぎが足りないと汚れが頭皮に残り、フケやかゆみの原因になってしまうため、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流すことも大切。特にすすぎ残しが生じやすい、耳の後ろや襟足、髪の生え際に注意しましょう。

シャンプー

その他、シャンプーの回数にも気をつけることが大切です。

シャンプーの種類や洗い方に気を配っていても、何度も洗い過ぎると、やはり頭皮に必要な皮脂や水分が洗い流されてしまい乾燥が進んでしまいます。

そのため、よほど汚れが酷い場合でない限り、シャンプーは夜に1回行う程度で十分でしょう。

3.髪の乾かし方

髪を洗った後は、タオルドライで丁寧に水分を拭き取り、その後はドライヤーで乾かすのがおすすめです。

濡れたままの髪や頭皮を放置していると、雑菌が繁殖し、ニオイやフケ、かゆみの原因になりやすいので、自然乾燥よりもタオルとドライヤーを使い、短時間で乾かすほうが良いでしょう。

ただし、長時間のドライヤーは髪や頭皮へダメージを与えることになりかねないため、ドライヤーの時間は最小限にとどめるのがポイント。そのためにも、まずはタオルドライで丁寧に水分を取り除いておくことが大切です。

洗った後の水分を含んだ髪の毛は、キューティクル(毛小皮)が開いて痛みやすい状態にあります。そのため、タオルドライの際にはゴシゴシ擦らず、タオルで髪をはさんでトントンと軽く叩くようにしながら水分を拭き取りましょう。

頭皮の水分は、タオルで頭皮を包んで軽く揉むようにしながら取り除きます。タオルの摩擦は髪の毛にも頭皮にも、思いの外ダメージが大きいので要注意!

【キューティクル(毛小皮)とは】
毛髪の表面にある層のこと。無色透明の固いタンパク質(ケラチン)でできており、髪の毛の根元から毛先に向かってウロコ状に重なり合った構造をしています。

外部の刺激から毛髪を守り、また毛髪内部の水分やタンパク質が逃げないよう閉じ込める役割を持っています。

タオルドライの後、ドライヤーで乾かす際には、ドライヤーと髪や頭皮との距離を10~15cmほど保ち、髪の根元から毛先の順番に乾かしていきます。

ドライヤーと頭皮や髪の距離が近すぎると、熱風が刺激となって乾燥や炎症を招く原因になりかねないので注意してください。

また、髪と頭皮を乾かし終わった後には、プラスアルファのケアとして、頭皮用のローションやオイルで保湿を行うこともおすすめです。

4. 食生活の乱れやストレスによる血行不良

ここまで見てきたシャンプーの種類や髪の洗い方・乾かし方の他に、食生活の乱れやストレスなども頭皮の乾燥に影響を及ぼします。

健康な体を維持するためには、栄養バランスのとれた食生活が不可欠といわれるとおり、健やかな頭皮環境を保つためには日々の食生活に気をつける必要があります。

食事で摂取した栄養素が体に吸収される時、体の部位により吸収される優先順位があることはご存知でしょうか。

まずは、人間が生きていく上で欠かせない「内臓」や「筋肉」に栄養素が渡り、その後、残った栄養素が頭皮や髪へと行き渡るのです。

つまり、無理なダイエットや偏った食生活で、十分な栄養素を摂取できていないと、頭皮や髪にまで栄養素が行き渡らずに、頭皮環境が損なわれてしまうことに!

栄養不足に陥った頭皮はターンオーバーが乱れてバリア機能が低下し、乾燥やかゆみ、フケといった頭皮トラブルを招いてしまいます。

また、ストレスも健やかな頭皮環境にとっては大敵!

人はストレスを受けると自律神経が乱れ、血液の循環(血行)が滞りがちになります。

食事で得た栄養素は血液により体の隅々にまで運ばれていくため、血行不良に陥ると必要な栄養素が末端まで行き渡らず、頭皮のターンオーバーの乱れを引き起こします。

その他、睡眠不足や飲酒、喫煙などの生活習慣も血行不良の原因となるので注意が必要。

健やかな頭皮環境を保つためには、頭皮や髪にまで栄養が行き渡るように日々バランスの取れた食生活を心がけ、血行不良に陥るような生活習慣を見直すことが大切です。

◆乾燥対策で、健やかな頭皮と美髪を手に入れよう!

頭皮環境が整うと、かゆみやフケといった頭皮のトラブルが解消されるだけではなく、髪質の改善にも繋がります。

植物を育てるときに栄養たっぷりの整った土壌が必要なように、美しいツヤとハリのある髪を育てるためには、整った頭皮環境が不可欠です。

美しい髪の女性

毎日の正しい頭皮ケアを継続して行い、頭皮環境を整えてかゆみやフケ対策だけではなく、健やかな美しい髪を手に入れましょう!

頭皮の潤いを守るアミノ酸系ヘアケア「ボタニカルリペアシリーズ」

ボタニカルリペアシリーズ
ミネラルコスメブランド「VINTORTE(ヴァントルテ)」から、頭皮トラブルに悩む大人のヘアケアアイテム「ボタニカルリペアシリーズ」がついに誕生!

「ボタニカルリペアシリーズ」は、シルク由来のアミノ酸系洗浄成分と、保湿効果の高い酒粕エキス配合で、髪や頭皮を乾燥からしっかり守るシャンプー&トリートメント。

ノンシリコン、ノンカチオンで頭皮に優しいだけではなく、17種類のボタニカルエキス配合で、悩みの多い大人の頭皮を健やかに保ち、芯から美しい髪を育みます。

癒し効果のあるラベンダーと、爽やかなオレンジをブレンドした精油100%の香りで毎日のバスタイムに癒しをプラス。

心にも頭皮にも潤いを与えるシャンプー&トリートメントは、大人女性にこそおすすめのアイテムです。

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美容系の話題でよく耳にする「透明感のある肌」という言葉。

「何となくイメージはできるけど、具体的に透明感のある肌ってどんな肌?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

鏡を見る女性

どのような肌が透明感のある肌なのか、まずは「透明感」の正体が分からないと、具体的にどのような肌のケアやメイクをすればいいのかも分かりませんよね。

間違ったケアやメイクをしていては、いつまでたっても透明感には近づけません!

そこで、多くの女性が理想とする「透明感のある肌」になるための3つの要素と、そのためのスキンケアやメイクのポイントをご紹介いたします!

◆「透明感のある肌」の3つの要素

透明感のある肌というと、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

多くの人は「肌の白さ」をイメージしがちですが、透明感と肌の白さとは必ずしもイコールではありません。肌のトーンが暗くても、透明感を感じさせる人はいますよね。

では、一体この「透明感」の正体は何なのでしょうか。

実は、透明感の正体は一つではありません。

「潤いがあること」「くすみがないこと」「適度な血色感があること」――この3つの要素がバランスよく保たれることにより、肌に「透明感」がでてくるのです。

◆【1】潤いがあること

透明感の1つ目の要素は、「肌の潤い」です。

この肌の潤いは、肌表面の角層内の水分量によって左右されます。

※角層(角質層)とは、肌の最も外側にある厚さ0.02mmほどの層のこと。核のない細胞(角質細胞)が10~20層重なってできています。

角層には、細菌感染など外部の刺激から肌を守る機能(バリア機能)だけではなく、角質細胞の間に存在する保湿成分(天然保湿因子や細胞間脂質など)により、肌内部の水分が蒸散することを防ぐ機能があります。

ところが、角層の保湿成分は年齢とともに減少していくため、肌は年々乾燥しやすくなってしまうのです。

そして乾燥が進むと、肌はそれ以上の水分の蒸散を防ごうと、ターンオーバー(肌の新陳代謝)を早めて角層をどんどん厚くしていきます。その結果、硬くゴワゴワした肌質に!

ゴワついたきめの荒い肌は凹凸が多く、光の反射量が低下するため、見た目にくすんで見えてしまいます。

透明感のある肌のためには、まずは乾燥を防ぎ、角層の潤い(水分量)を保つことが大切! そのためにも、日々のスキンケアでしっかりと保湿を行いましょう。

◆潤いを保つスキンケアのポイント

透明感のある肌を目指してスキンケアを行う際、気をつけたいポイントは洗顔方法と基礎化粧品のアイテム選び。

洗顔の際にはゴシゴ洗いは絶対にNG!

洗顔料や石けんで、弾力のあるきめ細かなたっぷりの泡を作り、肌の上で泡を転がすように馴染ませて、優しく洗いましょう。

泡を洗い流す際には、30℃~35℃くらいのぬるま湯で流します。水温が高すぎると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうので、注意が必要です。

そして洗顔後のスキンケアでおすすめしたいのは、セラミドが配合されたアイテムを使うこと。

セラミドはもともと人の肌に存在し、水分を挟み込んでしっかりとキープする高い水分保持能力のある成分です。

角質内の保湿成分である「細胞間脂質」の約40%をセラミドが占めており、人の肌に存在する保湿成分の中で最も水分保持力が高いため、保湿ケアにおいては欠かせない存在なのです。

また、もともと肌に存在する成分であるため、敏感肌の人でも肌荒れの心配が少ない点もおすすめポイント。

洗顔の後にはセラミド配合のローションや乳液、クリームなどで、毎日の保湿ケアを行うと良いですね!

◆【2】くすみがないこと

くすみとは、肌のトーンが暗くなったり、ツヤがなく顔色が悪く感じたりする肌状態のことです。

その原因は一つではなく、様々な要因により肌のくすみは生じます。

例えば、すでに【1】でご紹介した肌の「乾燥」もその一つ。その他、「血行不良」や「日焼け」によってもくすみは生じます。

睡眠不足などで血流が滞ることにより、血色が悪くなって肌のトーンがくもって見えることがありますが、これがいわゆる血行不良によって生じるくすみです。

※滞った血液が皮膚を通して青黒く見えるので、「青くすみ」と呼ばれます。

血行不良によるくすみの改善には、血行を促すマッサージや適度な運動が最適です。その他、規則正しい生活習慣を心がけることも大切。

日焼けによるくすみは、一般的に「茶くすみ」と呼ばれます。

紫外線は、肌のメラニン生成を促してシミやそばかすの原因となる他にも、肌の奥(真皮層)に存在するハリを保つコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみを招きます。

そして肌にシワやたるみが生じると、影が生じて顔色が悪くくすんだように見えてしまうのです。

茶くすみのケアとしては、毎日の紫外線対策が重要!

紫外線は日差しの強い季節だけではなく一年中降りそそいでいるため、紫外線カット効果のあるアイテムで、毎日の対策を行いましょう。

◆くすみを消すベースメイクのポイント

スキンケアでの保湿、血行促進のマッサージ、日々の紫外線対策を行っていても、肌のコンディションが悪いときは誰しもありますよね。

仕事や家事で忙しく、生活が不規則になり肌がくすんでしまった……。

そんなときには、ファンデーションの前に、トーンアップ力やカラーコントロール力のある化粧下地を上手に使ってメイクでくすみを消してしまいましょう!

【くすみ別おすすめのコントロールカラー】

○ピンク
血色感をプラスできるので、肌が青白くなりやすい人におすすめ。
○イエロー
肌色のにごりや、薄いシミ、そばかすをカバーしたいときにおすすめ。
○オレンジ
濃いシミやそばかす、くすみをカバーしたいときにおすすめ。
○グリーン
赤みをカバーできるので、頬の赤みを消したいときや、ニキビ跡を消したいときにおすすめ。
○ブルー、パープル
黄くすみを抑えたいときにおすすめ。ただし、ブルーのコントロールカラーは塗り過ぎると血行が悪く見えるので、注意が必要。

コントロールカラー

また、ファンデーションの後に、部分使いでハイライトを入れることも、くすみケアにはおすすめです。

ハイライトで肌にツヤ感をプラスすることで、よりくすむが目立ちにくく、透明感のある肌をつくりだせますよ。

◆【3】適度な血色感があること

スキンケアで「保湿」、ベースメイクで「くすみケア」を行ったら、最後はポイントメイクで「血色感」をプラスすることが大切。

どれだけベースメイクで肌色を整えても、頬や唇の血色が悪ければ、透明感のある肌とは言えません。健康的な血色があってこそ、自然な透明感が実現するのです!

頬の血色感はチークで作りましょう。

パウダータイプのチークも良いですが、肌の内側から漂うような血色感を出すためには、クリーム状のチークをファンデーションの前に仕込むのもおすすめです。

唇の血色感はリップでプラス。

肌色が黄色みがかったイエロベース肌の人は、サーモンピンクやオレンジ、コーラルピンクなどのリップが相性◎。

肌色が青みがかったブルーベース肌の人は、ピンクベージュやプラムピンク、青みがかったピンク色が肌色に合っておすすめです。

自分の肌色や気分に合わせて、色々なカラーのリップを試して楽しんでくださいね!

◆潤いと光と血色感を味方につけて、透明感のある肌へ

肌の透明感は、「潤い」「くすみ(くすみがないこと)」「血色感」で決まります。これらの3つの要素さえ押さえれば、どんな肌色の人でも透明感のある肌になることができるのです!

透明感のある女性

「私は色白じゃないから透明感なんて……」と諦めないで! 保湿ケア、くすみケア、血色感をプラスするポイントメイクを上手に使い、透き通るような透明感のある肌を手に入れましょう!

保湿成分セラミド配合「ボタニカルセンシティブシリーズ」

ボタニカルセンシティブシリーズトライアルセットミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)の「ボタニカルセンシティブシリーズ」は、豊かなうるおいで肌をやわらげるヒト型セラミドを配合した、敏感肌にもやさしいスキンケアシリーズ。

3種の植物幹細胞エキス配合で肌のハリとツヤを導き、とろみのあるボタニカルウォーターのやわらかなテクスチャーが、使うたびに肌だけではなく心のバランスまでも整えてくれるようなスキンケアシリーズです。

クレンジング、洗顔フォーム、化粧水、美容液、保湿クリームまで揃っているので、ライン使いするのがおすすめ。これらのアイテムが、より一層くすみのない潤いとハリのある美肌へと導きます!
■ボタニカルセンシティブシリーズ詳細はこちら

内側から輝く肌へ「ミネラルシルクハイライトヴェール」

ミネラルシルクハイライトヴェール メイン
「ミネラルシルクハイライトヴェール」は、粒子の細かなミネラル成分「マイカ」が、肌に上品な大人の輝きをプラスするハイライター。

明るいホワイトのハイライト「ホワイトヴェール」と、肌なじみの良いピンク系の「ピンクパール」のバイカラーなので、ハイライトを初めて使う人にも使い勝手の良いアイテムです。

肌当たりの良い「熊野筆チークブラシ」(別売り)で鼻筋や目の下にさっとのせれば、顔の立体感を出すだけではなく、くすみまでカバーできますよ。

■【Web限定】ミネラルハイライトセット(ハイライトヴェール+熊野筆) 詳細はこちら
<各商品の詳細はこちら>
■ミネラルシルクハイライトヴェール
■熊野筆チークブラシ

潤い彩る血色感「ミネラルシルクチークカラー」

ミネラルシルクチークカラーmainimage
「ミネラルシルクチークカラー」は、パウダーなのにしっとり潤うチーク。そのワケは、粉をリキッド状にした後、再度乾燥させてプレストする、こだわりの湿式処方を採用しているからです。

細かなパール感で上品かつやわらかな発色のため、頬に自然な血色感をプラスすることができます。

カラーはふんわり柔らかな印象の「ローズピンク」と、ヘルシーで自然な印象の「シフォンコーラル」の2色。

メイクの最後に自然な血色をプラスすることで、肌のくすみとはさようなら! よりいっそう透明感あふれる肌へ。

■【Web限定】ミネラルチークセット(チーク+熊野筆) 詳細はこちら
<各商品の詳細はこちら>
■ミネラルシルクチークカラー
■熊野筆チークブラシ

女性にとって肌の悩みはつきませんが、その中でも肌見せファッションの際に気になるのは「二の腕のブツブツ」。「薄着をしたいけれどブツブツが気になって……」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

女性の二の腕

気づかぬうちにできている、二の腕のブツブツ。痛みや痒みなどの症状がないからといって放置していたり、気になって爪で引っ掻いてしまったりすると、よりいっそうブツブツ肌になってしまう危険も!

そうならないためにもこのブツブツの正体を知り、その原因と正しいケア方法を学びましょう!

◆二の腕のブツブツの正体とは?

「二の腕のブツブツ」は、医学的に「毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)」または「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」と呼ばれる皮膚疾患の可能性があります。

多くの場合、これらの皮膚疾患は皮膚にブツブツとした小さな隆起(丘疹)が生じるだけで、痛みや痒みといった症状をともないません。
※人によっては、痒みを感じる場合もあるようです。

ザラザラとした肌触りから「さめ肌」と表現されることもあります。

※丘疹(きゅうしん)とは、皮膚にできる発疹の一種で、2~10mmほどの皮膚の隆起のことです。

二の腕だけではなく、人によっては背中や太もも、お尻などにもできることがあり、見た目は正常な肌色である場合もあれば、赤みや褐色を帯びている場合もあります。

では、このような皮膚疾患は何が原因で起こるのでしょうか?

実はその原因は、肌の古い角質が角栓となって毛穴に詰ることにあります。

詰まった角栓の先端が毛穴から少し顔を出すことで、小さな隆起となりブツブツ・ザラザラとした肌になってしまうのです!

◆ブツブツ(角栓)ができる原因

二の腕にブツブツ(角栓)ができる主な原因は、顔の毛穴悩みでよく挙がる「詰まり毛穴」と同じく、ターンオーバー(肌の代謝)の乱れです。

ターンオーバーの乱れは、食生活の乱れや寝不足、ストレスや運動不足といった生活習慣、また、紫外線による肌へのダメージや乾燥が原因で起こります。

正常な肌であれば、古い角質は自然に垢として剥がれ落ちていきますが、ターンオーバーが乱れると、毛穴に角質が過剰にたまり、角栓となって詰まってしまうのです。

◆二の腕のブツブツはどうケアすればいいの?

二の腕のブツブツのケアにおいて大切なのは、毛穴に詰まった角栓をやさしく取り除き、その後に保湿ケアを行って肌のターンオーバーを整えること。

日頃からしっかりとケアを行い、角栓が詰まりにくいやわらかな肌を保つことで、毛穴詰まりは起こりにくくなります。

そこで、次の4つのポイントを押さえて日々のケアをしていきましょう。

1.角質除去
2.正しい入浴方法
3.保湿ケア
4.紫外線対策

◆角質除去

角質除去におすすめの方法は、マイルドなピーリングや酵素洗顔。

ピーリングは種類によっては肌への刺激が強いものもありますが、AHAが配合された洗い流すタイプのアイテムであれば、肌への刺激が少ないためおすすめです。

【AHAとは】
AHA(アルファヒドロキシ酸)とは、フルーツ酸とも呼ばれ、リンゴや柑橘類、サトウキビなどから抽出される天然由来の酸のこと。角質を柔らかくし除去しやすくする効果があります。

酵素洗顔は顔の角質除去に用いられますが、ボディケアに使用することもおすすめです。

酵素には角質(タンパク質)を分解する働きがあるため、二の腕のブツブツ(角栓)を取り除く効果が期待できます。

◆正しい入浴方法

入浴時に注意したいことは、湯船のお湯の温度入浴時間、そして体の洗い方です。

熱すぎるお湯に長時間つかると、肌は乾燥しやすくなるので注意が必要! 熱いお湯は肌表面の角質層を傷つけ、長時間の入浴は肌の保湿成分が流れ出す原因になります。

お湯の温度は38℃~40℃くらいの低めの温度に設定し、湯船につかる時間は10分~15分を目安にして入浴を行いましょう。

そして、体を洗う際にはタオルでのゴシゴシ洗いはNG!

肌を擦り過ぎると必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌表面のバリア機能の低下を招いてしまうので注意が必要です。

肌を傷めにくい綿(コットン)素材のボディタオルを使用するなど、タオルの素材にも気を配ると良いですね!

◆保湿ケア

入浴後は、必ず保湿ケアを行ってください。

入浴後の肌は、水分が蒸散しやすい状態にあります。そのため、お風呂上がりにはなるべく早く保湿ケアを行い、肌の乾燥を防ぐことが大切です。

ケアを忘れないように、脱衣所にボディクリームやスキンケア用品をスタンバイしておき、「お風呂から上がってきたらすぐに塗る!」と習慣づけるのも良いですね。

二の腕のブツブツケアとして効果が期待できるのは、角質を柔らかくする働きがある「尿素」が配合されたボディクリームです。

ボディクリーム

【尿素配合のアイテムを使う際の注意点】
尿素は、角質を溶かす働きがあるため、使い過ぎると肌表面の正常な角質まで溶かしてしまう可能性があります。

そのため、肌のバリア機能が弱い敏感肌、アトピー肌の方などは、使用に際して注意が必要です。

「わざわざ二の腕ケアのためにボディクリームを準備するのは面倒……」という面倒くさがり屋さんには、顔のスキンケアアイテムで二の腕までケアする方法がおすすめ!

お風呂上がり、顔のスキンケアついでに基礎化粧品を二の腕まで塗りましょう。時間もかからない上、まとめてケアできるので一石二鳥です!

◆紫外線対策

日中のケアとして重要なことは、紫外線対策です。

肌老化の原因の80%は、紫外線によるもの。

肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを破壊してシワやたるみを招いたり、肌表面のバリア機能を破壊してターンオーバーの乱れや乾燥を招いたりと、紫外線が肌へ与える影響は甚大です!

そのため、顔だけではなく、体にも日焼け止めを塗って日々のケアを行いましょう!

顔・ボティ両方に使える日焼け止めであれば、メイクのついでに体にも塗れるので忙しい朝にもおすすめですね。

◆ つるんと美肌で女子力アップ!

二の腕のブツブツをケアする方法についてご紹介しましたが、それ以外に生活習慣を見直すこともボディケアにおいては大切です。

ストレスや運動不足、暴飲暴食やアルコール、喫煙などによっても肌のターンオーバーは乱れるため、規則正しい生活習慣を心がけましょう。

二の腕がきれいな女性

ずっと気になっていた二の腕のブツブツとさよならし、つるんと美肌で女子力アップ! いつものファッションからイメージチェンジして、時には肌見せファッションをめいっぱい楽しんでみてはいかがでしょうか。

贅沢配合の美容成分で極上のハリ肌へ「ボタニカルモイストクリーム」

ボタニカルモイストクリーム
VINTORTE(ヴァントルテ)の「ボタニカルモイストクリーム」は、ヒアルロン酸、コラーゲン、ヒト型セラミドなど、保湿力の高い美容成分を贅沢に配合した上質な保湿クリーム。

肌の乾燥を防ぐだけではなく、高濃度で配合された3種の植物幹細胞が、弾むようなハリとツヤのある肌へと導くため、年齢肌でお悩みの方にもおすすめのアイテムです。

また、植物から抽出したボタニカルウォーターがとろみのあるテクスチャーを実現。肌あたりも良く、敏感肌さんでも安心して使えます。

顔はもちろん、デコルテラインやボディのケアにもおすすめです。