ここ数年ですっかり浸透した「無添加化粧品」という名称。無添加、という言葉のイメージから「お肌に負担のかかる成分が一切含まれていない優良な化粧品」を示していると思われる方は少なくありません。
特に敏感肌などお肌悩みのある方ほど、無添加と書かれている商品に心引かれるのではないでしょうか?
◆何をもって「無添加」なのか
実はこの「無添加」、法律(薬機法など)として表記基準があるわけではありません。そのため各メーカーが各々の判断で、「ある成分を排除している」ことを強調する場合に記載しているのです。
たとえば、合成着色料を排除している商品は「無添加化粧品」を謳うことができます。しかしここで気をつけて欲しい事が!
たとえ合成着色料は添加されていなくても、パラベンやシリコン、さらには一般的に「この成分は肌に悪い」と思われている成分以上に、お肌に負担のかかる成分が配合されているかもしれないのです。
◆無添加表記に安心しないこと
肌に刺激を与える成分が無添加であることは、肌への安全性を考えるならもちろん選ぶ決め手となるでしょう。しかし特定の成分のみを排除していても、その他の添加されている成分に刺激があり、肌が過敏に反応してしまえば全く意味がありません。
また「無添加」の本当の意味を知らなければ、その語感に全幅の信頼を置き、多少肌に違和感を覚えてもそのまま使用し続ける危険性もあります。そのため、「無添加化粧品」とは「メーカーが指定している成分のみが添加されていない化粧品」なのだと考えて下さい。
そしてもしも無添加化粧品を使用して肌トラブルが起こった場合は、添加してある成分に反応した可能性を想定し、皮膚科医に相談しましょう。
◆注意してほしい主要成分
1:シリコン
表記名「ジメチコン」「ジメチコノール」「シクロペンタシロキサン」「シクロメチコン」など。
シリコンは肌ざわりを良くするために、化粧品やヘアケア商品に配合されています。ツルンとした質感が特徴で、ウォータープルーフ系のアイテムによく使われます。
肌表面に膜を張るため通気性が悪くなり、さらには強い洗浄剤(つまりは合成界面活性剤の配合量が多く、必要な皮脂までも落としがち)でなければ落としにくいため、肌にかなりの負担を強います。
2:石油系界面活性剤
表記名:「エデト塩酸」「スフト酸ナトリウム」「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」など。
界面活性剤は大まかに、「(天然)界面活性剤」と「合成界面活性剤」に分けられます。そのなかで、安価で人体への危険性が指摘される「石油系合成界面活性剤」だけでも200種類以上あります。
石油系界面活性剤は水と油分をなじませるために、主にクレンジングなどの洗剤に配合されます。
しかしその強い洗浄力から「角層(肌表面の層。外部刺激からの保護や肌内部の水分蒸発を防ぐ働きをする)を破壊する」性質があり、その他「経皮毒」(皮膚から体内に入り、蓄積される毒)としてアレルギー症状やガンを誘発する可能性が高いモノもあります。
3:防腐剤
表記名:「パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)」など。
化粧品は一般的に未開封で3年保存が出来るとされています。そのため、多くの化粧品には品質保存目的に防腐剤が配合されています。
天然素材の防腐剤も開発されているものの、やはり安価なパラベンなどが使用されている方が主流と言えます。しかしそれらは皮膚炎の原因や発がん性の疑いが持たれており、使用を続けることに注意が必要です。
◆迷ったらミネラルファンデーションを
「無添加」と謳っている商品でも実際に配合されている成分に気をつけないといけない、ということはお分かりいただけたと思います。
しかし、「成分の知識なんてないし、何を選んだらいいか分からない……」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいが「ミネラルコスメ」。中でも特に「ミネラルファンデーション」がおすすめです。
化粧品の中でもファンデーションは毎日使うもの。だからこそ、肌への負担や刺激が少ないものを選ぶに越したことはありません。
一般的にミネラルファンデーションは天然の鉱物(ミネラル)で作られており、前述の「注意してほしい主要成分」で挙げた「シリコン」や「石油系界面活性剤」「防腐剤」などが無添加(不使用)となっています。
特に「ルースタイプ」のミネラルファンデーションは油分や水分なども無添加で、最小限の成分で作られているため、敏感肌の方でも安心して使用しやすいファンデーションであると言えます。
油分が配合されていないのでメイクを落とす際にもクレンジング不要、石けんのみで落とせる点も肌への負担が少ないおすすめポイントです。
無添加化粧品に興味はあるけれど何がいいのか分からない。そんな時には今使っているファンデーションを、ミネラルファンデーションへ替えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
※「ミネラルファンデーション」「ミネラルコスメ」と謳われていても、製品により、「防腐剤などが使用されている」「配合ミネラル成分はほんのわずか」といった場合も否めません。ご購入の際は、各製品の成分表をご確認されることをおすすめします。
■10個の無添加処方のミネラルファンデーション
ミネラルコスメブランドVINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルシルクファンデーション」は、シリコン、石油系界面活性剤、防腐剤(パラベン)、紫外線吸収剤などを含む、肌に刺激となるような10種類の成分が無添加の、ルースタイプのミネラルファンデーションです。
自然素材100%のミネラルシルクファンデーションは、クレンジング不要、石けんのみで落とせるので、メイク中もメイクを落とす際にも肌へ負担がかかりません。
ミネラル成分に加えて保湿力の高いシルクを配合しているので、パウダーなのに乾燥しにくく、健やかな肌を守ります。
◆どの成分が添加・無添加なのかが重要
全ての成分を把握して商品を選ぶのは、非常に難しいですよね。しかし自身の肌や身体のことを想うならば、安易に「無添加」表記に飛びつくのではなく、できる限り成分を精査して使用してみてください。
またこれまでの経験から「自分の肌には合わない」成分に思い当たるなら、その成分こそが無添加なのかどうかを気にかけて、スキンケアアイテムやコスメを選ぶように心がけましょう。
秋冬になり気温が下るほどに悩む人が増えるのが「乾燥」問題。お肌の乾燥からドライアイ、ノドの乾燥にインフルエンザと、湿度が低くなると身体のあらゆる箇所でトラブルが発生してしまいます。
しかしいつでも加湿器を常備し、きちんとお部屋を加湿するのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。そこで加湿器以外を活用し、お部屋の湿度を一定以上に保つお手軽で実践しやすい方法についてご紹介します。
◆美肌と健康を守るための適正湿度って?
「お肌の乾燥を予防できる湿度」と「インフルエンザを予防できる湿度」の目安を、ご存じでしょうか。
お肌の乾燥はなかなかすぐには気づきにくいモノですが、予防できる推奨湿度は「55~65%」と言われています。
またインフルエンザのウィルスは「湿度40%以下」の環境下で活性化するため、予防するには「50~60%」の湿度が推奨されています。
さらには近年、PC・スマホなどの使用過多で増えてきたドライアイも、「湿度50%以下」で起こりやすい症状。
したがって、お肌や目の乾燥とインフルエンザ両方を予防するには、最低でも「55~60%」の湿度が必要なのです。
◆なぜ冬場は湿度が下がるの?
湿度とは、空気中に存在する水蒸気の量のこと。この水蒸気の「空気中に存在できる量」は、気温が下るほどに比例して下がっていってしまいます。
そこで、元々室温が低かったところ(=水蒸気の存在量が最初から少ない)に、暖房器具で室温を上昇させると、「本来水蒸気はもっと存在できるのに、ほとんど空気中に存在しない」ということになり、湿度がかなり低くなるのです。
そのため、冬場に暖房器具を使う際は、同時に湿度も上昇させるように意識しなければいけないのです。
◆バスタオルや洗濯物を干す
一般的に多い乾燥対策として、一番に「バスタオルや洗濯物を部屋干しする」ことが挙げられます。
まずタオルに関しては、フェイスタオル程度の大きさではあまり効果が見られません。そのためタオルを使用する場合は、「バスタオルの大きさ」をオススメします。
洗濯物すべてを干す場合は、バスタオルのみを干すのに比べてあまり見栄えが良くなく、また部屋干し特有のニオイが気になる方もいらっしゃるでしょう。その場合は以下の方法をお試し下さい。
◆観葉植物でインテリア兼用に
植物は葉から水分を蒸発させます。
そのため観葉植物、特に葉の大きなタイプのモノを部屋に常備すると、インテリア感覚で湿度調節を行うことができます。
◆バスタイム後は扉を開放
家のなかで湿度が最も高くなる場所は、当然ながら「入浴後のお風呂場」ですよね。
そのため、冬場は意識してお風呂場の扉を開けっ放しにしておき、リビングなどの乾燥しやすい部屋に湿気が流れるようにしておきましょう。
◆オフィスやベッドサイドにはコップを
ピンポイントで加湿したい場合は、コップに水やお湯を入れておくだけでもOKです。
好きな香りのアロマオイルを数滴垂らせば、リラックス効果やリフレッシュ効果も期待でき、一石二鳥です。
◆冬の乾燥肌は湿度だけが原因じゃない!?
冬になるといつも肌が乾燥して痒くなったり、いつしかシワが増えて戻らなくなったり……。冬の乾燥肌に気分が滅入ってしまうことも多いのでは?
気温が下がる冬は身体の活動も鈍りがちになります。すると代謝が落ちて毛穴からの皮脂分泌量が下がりことに繋がるのです。
「皮脂」と聞くとテカリやニキビの原因としてあまり良いイメージがありませんが、実が皮脂は天然の保湿クリームであり、肌を外部刺激から守ってくれるバリア機能があります。
さらには正常に皮脂が分泌されていれば、その皮脂膜によって、肌内部からの水分の蒸発も防ぐことができているのです。
そこで重要なのが、冬の保湿と紫外線対策。紫外線対策は日差しの強い夏場だけ、と考えている方もいらっしゃいますが、紫外線は1年中地上へと降り注いでいることをお忘れなく。
紫外線は肌表面の角層にダメージを与えるだけでなく、肌内部の真皮層にまでダメージを与えます。すると真皮に存在する、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンは壊されてしまいます。
さらにセラミドをはじめとした保湿保水成分も減少し、肌のターンオーバーは乱れてゴワゴワの乾燥肌に。紫外線の刺激から肌を守るためにメラニン色素が生成されれば、くすみやシミの原因にもなります。
気温も湿度も下がる冬はスキンケアで十分に保湿をしつつ、日中の紫外線対策も合わせてしっかりと行うことが、数年後の肌状態を大幅に変えてしまうのです!
◆1日中、透明美肌が続く日焼け止めパウダー
肌にやさしく紫外線をカット、UVA・UVBから肌を守るノンケミカルの日焼け止めパウダー。
SPF50+PA++++と国内最高数値のカット力ながら軽い付け心地で、メイクの上からでも何度でも塗りなおし可能な透明タイプです!
シリコン、石油由来界面活性剤、タルク、紫外線吸収剤は不使用。毛穴をふさがず、石けんで簡単にメイクオフできます。
また天然ミネラルパウダーでテカリ崩れも防止。シルクの保湿効果で、パウダーなのにしっとり潤う新感覚も好評です。
ナチュラルメイク時にもリキッドファンデーションの仕上げにも、さらにはプレストファンデーションの前に塗れば崩れにくいサラサラ肌にも仕上げてくれる、大活躍な「ミネラルUVパウダー」――季節を問わずにあなたの繊細なお肌を紫外線や乾燥から守りぬきます!
■ミネラルUVパウダーの商品詳細はこちら!
◆紫外線・環境ストレスから肌を守るUVクリーム
100%自然素材で作られたSPF50+PA++++のリキッドタイプの日焼け止めベース「ミネラルUVクリーム」。
紫外線をしっかりと防ぎながら、エーデルワイスを中心とした6種の植物エキスと3種の植物オイルが、乾燥ダメージを受けた肌をしっとりと包む込み、キメを整えます。
また、PM2.5などの大気汚染物質が影響してくる「環境ストレス」からも肌をガード。なめらかに伸びてべたつかず、顔全体をトーンアップさせ、ナチュラルなツヤを与えます。
毛穴をふさがず、石けんで簡単にメイクオフできるので、クレンジングで皮脂を過剰に落とす心配がありません!
ボディにも使えるので、バッグに入れておけば年齢の出やすい手の甲にもササッと塗ることができますね。
■9つの無添加をお約束・・・石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、鉱物油、シリコン、タルク、パラベン、アルコール、合成着色料、合成香料はすべて無添加です。
◆加湿過多はカビの原因にも!
乾燥はお肌の乾燥トラブルのほか、風邪やインフルエンザウィルスを活性化させますが、加湿のし過ぎもカビなどの弊害を招いてしまうため注意が必要です!
たとえば、冬場になると「結露」に悩まされることはないでしょうか。結露は「低い外気温」と「高い室内の温度・湿度」の高低差によって発生します。
過剰な湿度はカビの原因になるため、結露になった場合はすぐに除去し、室内の湿度を下げるようにしてみてくださいね。
できれば湿度計を置いて、お肌にも身体にも快適な湿度を保ちつつ、心身ともに健康的な環境作りを目指しましょう!
毎日きちんとスキンケアをして、食事やサプリメントにも気をつけているのに、なんとなくいつも肌荒れしていたり、大人ニキビがいつまでたっても治らなかったり……。お肌の調子が良くならないのはどうして?
そのような疑問があるトラブル敏感肌さん――ご自身のお肌だけでなく、メイクグッズまでお手入れされていますか?
ファンデーションのパフやスポンジ、チークのブラシなど、お肌に直接触れるモノは、実は目には見えなくても雑菌が繁殖しやすいのです。つまり汚れたままの道具をお肌に接触させることは、肌を美しくしているどころか雑菌を顔に塗りつけているコトに!
そこで主なメイクグッズのお手入れ方法について、ご紹介していきます。
◆スポンジ、パフの洗い方
スポンジ・パフ共に、ファンデーションと皮脂や汗が混じりあい、「最も雑菌が繁殖しやすいグッズ」と言えます。さらにスポンジ・パフは顔の広範囲にポンポンと使用するため、顕著にお肌の調子を左右する重要なアイテムです!
まずは「中性洗剤」もしくは「石鹸」や「専用クリーナー」でもみ洗いし、ぬるま湯で洗剤が残らないように十分にすすぎます。目安は「染みこんでいたファンデーションの色が出なくなるまで」です。
※毛足の長いパフの場合、柔軟剤が入っている洗剤を使用したり、後から柔軟剤をプラスしたりすると、パフがふわふわになります!
また湿気は雑菌繁殖の原因になるため、タオルやキッチンペーパーなどである程度水分を取り除いてから、「陰干し」をしましょう。中までしっかり乾かしてから、コンパクトなどに収納してください。
※必ず「陰干し」をしてください。直射日光に当てて乾かすと、スポンジの素材が硬くなりやすく、製品によってはポロポロと粉が出る場合があります。
出来れば3~4日に1回は洗ってほしいのですが、難しいようなら最低でも1週間に1度は洗いましょう!
※スポンジの場合、片面の半分が1回使用分のため、両面使用なら「4回」で全体を洗えばOKです。
頻繁にスポンジ・パフを洗えない場合は、雑菌がついた汚れたままで使い続けるよりも「使い捨て」のスポンジやパフをご利用されることをオススメします。
◆フェイス・チーク・アイメイク用ブラシの洗い方
スポンジ以上にあまり洗わないのが、フェイス・チーク・アイメイク用のブラシでは?
しかし、たとえばチーク部分にニキビなどのトラブルが多いのなら、もしかするとチークブラシに問題があるのかもしれませんね。
まずは使用する度に、ブラシの「柄の部分」⇒「毛の根元」⇒「毛先」へと、ティッシュをすべらせて、毛表面に残ったパウダーを拭き取りましょう。
汚れがひどい場合は、シャンプーで洗浄します。ティッシュをすべらせる順番と同じく、毛流れに沿って押し洗いし、よくすすぎましょう。
仕上げにリンスをしてすすげば、肌触りが良くなりますよ。
最後にタオルやキッチンペーパーなどである程度水分を取り除いてから、「寝かした状態」で陰干しをしましょう。乾かす際は「毛並み」を整えることを忘れずに。
あまり頻繁に洗うと毛が痛むため、だいたい1ヶ月に1度程度を目安にして下さい。ただし毎日の「ティッシュでの拭き取り」は欠かさないようにしてくださいね!
◆リップブラシの洗い方
リップの油分がたっぷりとついたリップブラシは、特に汚れがひどいと言えます。
そのためリップブラシは使う度に、出来ればタオルで拭き取りましょう。ティッシュを使用する場合は、毛の根元にティッシュの粉がたまってしまうため、定期的に石けんで丁寧に洗浄してください。
◆VINTORTE(ヴァントルテ)が提案する【優しさ×機能性】な3種のパフ&ブラシ
①ポンポン3Dパフ(メイク下地、リキッドファンデーション、コンシーラー、チークなど)
なめらかで肌当たりがやわらかなパフは、こだわりぬいたフォルムと持ちやすい大きさで、小鼻や目のくぼみにピッタリフィット!
テクニックいらずで、うるおいをたたえたツヤ肌を作り上げます。
メイク下地、リキッドファンデーション、コンシーラー、チークなど、さまざまなアイテムに使えるマルチなパフです!
②ふわふわエアリーパフ(パウダー専用)
毛足の長いパフだから、パウダーをしっかりキャッチ。ふわふわの柔らかい感触なので肌への刺激が少なく、優しく包み込みます。ふんわりとしたナチュラルな風合いに。
③シフォンヴェールパフ(プレスト専用)
スクワランを配合しているため、しっとりした感触で肌に刺激が少ないパフ。起毛面では、ナチュラルでキメ細かい仕上がり、スポンジ面ではしっかりとした仕上がり。
1つで2wayの仕上がりが楽しめる優秀パフです。
④熊野筆チークブラシ
素材にこだわり、究極の使い心地を求めて、熊野筆を採用しました――優しい肌あたりが自然な仕上りに!
厳選された毛質と穂先形状が完成度の高いメイクを導いてくれます。
繊細な肌に優しく触れる質感が、気持ちを高め、内面から溢れ出る美しさを導いてくれますよ。
◆キレイは使う道具にも宿る!
メイクグッズのお手入れはスキンケアの一部と捉えても良いほどに、お肌の状態に影響を与えます。
美肌を目指すなら、まずは毎日手に取るアイテムの見直しから。身近なものを清潔にすることで、新しいキレイな毎日が始まります!
「肌サビ」という言葉をお聞きになったことはありますか? あまり知られていませんが、なんと「金属のサビ」のような現象が、私たちの肌にも起きているのです。
肌の老化を進行させ、肌トラブルを引き起こす恐ろしい肌のサビ。その原因とサビを防止するためのスキンケア方法をご紹介します。
◆肌サビってなに?原因は?
鉄が酸素に触れることで酸化し、サビ(錆)て茶色くなるのと同じように、肌も「酸化してサビる」のをご存じでしょうか? 実はその「酸化」が原因となり、年々シワやシミ、くすみ、たるみなどの肌悩みが増え、お肌の老化が加速してしまいます。
肌の酸化には「活性酸素」が大きく関わっています。活性酸素とは本来、身体の免疫力を上げるために必要な物質なのですが、増え過ぎると肌細胞をはじめ、身体の各細胞に悪影響を与えてしまう諸刃の剣でもあります。
「紫外線が肌に悪い」ということをご存じの方は多いかと思います。しかしそれは単純に「肌が焼けてシミができるから」ではありません。厳密には、「紫外線が活性酸素の発生に影響を与えるから」なのです。
私たちの身体は紫外線を浴びると、その害から身を守るために体内で活性酸素を大量に作ります。しかしこの増えた活性酸素によって、皮肉にも肌の酸化までもが進行してしまうのです。
活性酸素による酸化の働きは、体内にある「抗酸化酵素」の働きで防ぐことができます。しかしあまりに活性酸素が増え過ぎると、残念ながら抗酸化酵素が足りずに防止し切れません。また、加齢に伴い、抗酸化酵素の働きは弱くなります。
防ぎ切れず残った活性酸素がシミの原因である「メラニン色素」を増やし、肌の弾力を司る「コラーゲン」を少なくするために、シミやシワなどの肌トラブルが起こるのです。
また肌のターンオーバー(新陳代謝)もスムーズに行われなくなるため、いつまでの古い角質細胞が肌の上に残り、厚い角質層を作って肌をくすませたり、毛穴に詰まってニキビの原因になったりとすることもあります。
◆酸化防止のためのスキンケア3つ
活性酸素を増やし過ぎないためには、紫外線などの外的刺激から肌を守ることが大切です。ビタミンCやE、βカロチンなど抗酸化物質を含む食事とともに、スキンケアにも力を入れましょう。
◆酸化防止スキンケア1.UV(紫外線)ケア
夏の強い日差しだけではなく、春秋冬の空からも紫外線は容赦なく降り注いでいます。
たとえば残暑の9月と春先の4月は、ほぼ同量の紫外線量が観測されています。また真冬時や曇り、雨天であっても、紫外線が降り注いでいることには変わりません。そのため気温や天気に関わらず、外出時には日焼け止めクリームを使用しましょう。
ただし紫外線カット数値が高いモノの中には、肌に負担をかけやすい製品もあるため、ここでも注意が必要です。
日焼け止め効果による肌荒れを避けるためには、敏感肌でも使用できる成分を配合していたり、反対に負担がかかる成分は無添加であったり、またはあまり数値が高過ぎなかったりと、ご自身の肌質にあった日焼け止めアイテムをご使用になることをオススメします。
また日焼け止めアイテムは、1日のうちに何度かこまめに塗り直すこともポイントに。なぜなら紫外線カット成分として「紫外線吸収剤」が配合されている場合、紫外線吸収剤が紫外線を吸収すると肌の上で化学反応を起こし、分子が壊れていくからです。そのため数時間で紫外線カット効果がなくなってしまいます。
「紫外線散乱剤」(「ノンケミカル」と表示)を使用している場合、紫外線散乱剤は紫外線を跳ね返すため、その成分自体が壊れることはありません。そのため紫外線吸収剤と比べて効果は長持ちします。しかし汗や手洗いなどでどうしても取れてしまうため、やはりきちんと紫外線を防止するには、数時間ごとに塗り直すことが推奨されます。
紫外線・環境ストレスから守る敏感肌用日焼け止めクリーム!
敏感肌さんでも安心して日焼け止めクリームを使ってほしい――そんな想いからミネラルコスメブランドのVINTORTE(ヴァントルテ)が開発したのが、石けんで落ちる敏感肌用日焼け止めクリーム『ミネラルUVクリーム』です!
『ミネラルUVクリーム』は100%自然素材で作られた【SPF50+PA++++】(国内最高UVクリームカット値)のリキッドタイプの日焼け止めベース。
紫外線をしっかりと防ぎながら、エーデルワイスを中心とした6種の植物エキスと3種の植物オイルが、乾燥ダメージを受けた肌をしっとりと包む込み、キメを整えます。
またPM2.5などの大気汚染物質が影響してくる「環境ストレス」からも繊細な肌をガード。
なめらかに伸びてべたつかず、顔全体をトーンアップさせ、ナチュラルなツヤを与えます。毛穴をふさがず、石けんで簡単にオフできるのも魅力的。
お化粧下地としてもボディ用としても使え、(石けんで落とせるため)お子様もご使用になれるほどに優しい使い心地です。
■ミネラルUVクリームの商品詳細はこちら!
◆酸化防止スキンケア2.抗酸化成分を活用
美肌のために欠かせないビタミンC。そのビタミンCを効果的に肌に浸透しやすくしたのが「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンCは抗酸化作用だけでなく、シワ予防に欠かせない「コラーゲンの生成」なども期待できる美肌成分。そのためうっかり紫外線を浴びる前に、ビタミンC誘導体配合の化粧水をたっぷりとつけて事前にカバーしましょう。もちろん日焼け後のスキンケアにも効果◎。
※「ビタミンC誘導体」には複数あり、性質も多少異なります。「APPS」は通称「スーパービタミンC誘導体」と呼ばれています。
例)
■水溶性ビタミンC誘導体:リン酸アスコルビン酸3Na、リン酸アスコルビルNaなど
■油溶性ビタミンC誘導体:イソパルミチン酸型ビタミンC誘導体(VCIP)など
■両親媒性ビタミンC誘導体(水溶性+油溶性):パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
また最近では、ビタミンC以上の抗酸化力をもつ美容成分配合のスキンケアアイテムも多種多様に開発されています。それらの効能や肌への優しさをチェックした上で、通常のスキンケアにプラス・ワンしてみては?
◆酸化防止スキンケア3.ターンオーバーを促進
活性酸素が増えて酸化しサビた肌は、ターンオーバー(新陳代謝)が乱れています。そのため、正常な周期では剥がれ落ちるはずの角質細胞が肌表面に居座ることになり、結果としてシミやシワ、くすみ、大人ニキビなど肌荒れの原因となります。
夜にはきちんとメイクを落とし、すぐに保湿をしっかり行う――このような基本的なスキンケアこそが、ターンオーバーを正常な周期に戻すことにつながります。
肌をサビさせる酸化は、紫外線だけのせいではありません。活性酸素を増やす原因には、ストレスや喫煙、寝不足、脂質の多い偏った食生活なども挙げられます。
1日のメイクや汚れをしっかり洗い流し、質の良い睡眠をとることでストレスも軽減します。抗酸化作用のある栄養素をバランス良く取り入れるために、食生活も見直してみましょう。
【抗酸化作用のあるおすすめ食材例】バナナ、大豆、アーモンド、キャベツ、カボチャ、ニンジン、アボカド、ショウガ、ニンニク、ネギ、緑茶、ベリー類
元々アトピー性皮膚炎など、外界からの刺激に過敏に反応してしまう体質の方から、大人になって突然肌トラブルが起こるようになってしまった方までを対象に、ここ数年で「敏感肌(センシティブスキン)」という言葉が頻繁に使われるようになりました。
その原因のひとつに、食生活の変化が挙げられます。食事に様々な選択肢が出来た分、不摂生による栄養の偏りが出てきてしまい、その影響が肌にも及んでいるのです。
そこで、お肌と体のためにぜひ摂ってほしい食べ物についてご説明します。
◆美肌にあまりオススメでない食べ物
ここ数日の食事を思い出してください。ラーメンやパスタなど、炭水化物が多くありませんか?
炭水化物でお腹を膨らましていると、肌細胞を新しく生成する栄養素の摂取量が減るため、必然的に健康的な肌を得ることができません。
また炭水化物とは「食物繊維」と「糖質」を合わせたもの。そのため炭水化物ばかりを多く摂取していると、肌を含め細胞が「糖化」(砂糖を熱すると茶色く焦げ付くような現象)してしまい、老化を早めてしまいます。
肌の老化現象とは、シミ・シワ・たるみはもちろんのこと、肌のゴワつきや肌荒れなど、敏感肌の症状までも含まれます。
美肌づくりのためにも、炭水化物の過剰摂取は控えましょう。ちなみに炭水化物は穀類や砂糖に多く含まれているため、それらを使ったお菓子やパン類も該当しますよ!
【炭水化物が多い食材例】
●穀類:白米、パン、(パスタ、うどん、そばなどの)麺類、コーンフレークなど
●いも・根菜類:じゃがいも、さつまいも、ニンジン、れんこん、かぼちゃなど
●甘いお菓子類:ケーキやクッキー、スナック菓子、清涼飲料水など砂糖が多く使用されているモノ
※炭水化物は人間にとっての3大栄養素のひとつであり、体内で分解されると「ブドウ糖」となって脳・体のエネルギー源となります。
そのため「炭水化物ダイエット」などを行い、炭水化物を過度に摂取しないでいると、脳も体も疲れやすくなり、肝機能を悪くしてしまうためご注意ください。
◆冷たい飲食物で体を冷やさない!
肌のために栄養を摂ろうと生野菜ばかりを食べるのは、あまりオススメできません。というのも、冷たい飲食物は血行を低下させるため、肌の代謝が悪くなるのです。
野菜を食べる時は温野菜にするなど、「生」ばかりを摂取しないように意識しましょう!
※飲食物ではありませんが、タバコも血行不良を引き起こすため、肌にとって良くありません。
◆アルコール、カフェインは適量を
過剰に摂取すると、肌の生成に必要な栄養素や水分を余分に排出または消費するため、肌にまで水分・栄養素が行き渡らなくなります。
また日本酒やビールなど、お酒の種類によっては糖質が多いために、肌の糖化を促進させてしまいます。
さらにコーヒーなどに含まれるカフェインは、(後述する)ビタミンCを破壊してしまうため、美肌づくりを阻害してしまいます!
◆肌のために摂取したい栄養素と含まれる食べ物
体内で作ることがほぼ出来ないビタミン類。そのため食事から積極的に体に取り込む必要があります。そのなかでも特に健康な肌に欠かせないものとして、ビタミンCとAが挙げられます。
1:ビタミンC
抗酸化力が強いため、酸化による肌の老化を防ぎます。またメラニン色素に働きかけるため、シミを薄くし予防します。さらにタンパク質・鉄分とともにコラーゲンを生成し、肌にハリを与えます。
【ビタミンCが多い食材例】
●ピーマン・パプリカ類、芽キャベツ、ケール、ブロッコリーなど
●アセロラ、キウイフルーツ、柿、いちご など
●ハム、ベーコン
※体外に排出されやすいため、毎食ごとに分けて1日分を摂取しましょう。
2:ビタミンA
粘膜や皮膚を正常に保ち、免疫作用を維持します。
【ビタミンAが多い食材例】
●鶏・ブタのレバー
●ニンジン、かぼちゃ、モロヘイヤ、しそ、ほうれん草など
●うなぎ、銀だら、あなご など
◆栄養素をバランスよく
肌を含め、体を作る元となるのは食事から摂る栄養素です。忙しさにかまけて食事をおろそかにすると、結局は自身の体の不調に繋がってしまいます。
なかなか治らない敏感肌に悩まされているのなら、まずは食生活から改善してみましょう!
笑顔がステキな女性は、一緒にいるだけで周囲を明るくする魅力にあふれていますよね。その反対に、目の下に陰ったクマがあるだけで、なんだか笑顔が曇ってみえること、ありませんか?
疲れていないのに「大丈夫?」と心配されたり、実年齢よりも老けて見られたり、あまり嬉しくない目の下に居座るクマ――そんなしつこいクマを改善し、またメイクで見えなくするために、まずはあなたのクマはどのタイプか知ってみましょう!
◆あなたのクマはどのタイプ?
「クマ(隈)」と一括りにしがちですが、実はクマのタイプは次の3つに分類できます。
1.青クマ……血行不良(冷え)、疲れ目、寝不足
2.茶クマ……シミ(色素沈着)
3.黒クマ……たるみ(影)
もしもご自分のクマがどのタイプか分からない場合は、以下の方法で確認することができます。
1.正面を見ながら、斜め下に引っ張ると薄くなるなら「青クマ」
2.顔ごと上を見上げた状態で鏡を見て、消えないなら「茶クマ」
3.顔ごと上を見上げた状態で鏡を見て、消えるなら「黒クマ」
◆青クマタイプの対策は?
色白の方や皮膚が薄い方に多い青クマタイプ。寝不足やストレスの他にも、顔だけではなく「全身の冷え」による血行不良が、青クマの原因と言われています。
そのため第一に睡眠不足を解消し、身体をしっかりと温めるために入浴時はシャワーのみだけで済まさずに、湯船に浸かって全身を温めましょう。
また目の周りの毛細血管の血流を良くするために、顔全体のマッサージも忘れずに行いましょう。青クマが出ているということは、顔全体の血行が悪いため、目の周囲だけをピンポイントでグイグイと押すのではなく、顔全体、もしくは体全体を動かして血行促進を意識してください。
◆青クマタイプには甘酒が良い!?
また、青クマタイプさんは貧血気味の方も多いため、貧血改善に「鉄分・葉酸」を食事やサプリメントで意識的に摂取することをオススメします。
最近では「(酒粕と米麹が配合されている)甘酒」によって皮膚温度が上昇し、青クマ改善に役立つという報告もされています。甘酒には美肌・美髪効果もあるため、美容全般のためにも毎日飲んでみてはいかがでしょうか。
◆青クマタイプにはオレンジ系コンシーラー!?
青クマ隠しに使うコンシーラーの色は、一般的に青色の補色(反対色)の「オレンジ系」が良いと言われます。しかしあまりにクマ部分のみ肌の色から浮いてしまうと、厚塗り感満点で反対に目立ってしまうことに!
そこでもしも肌色に近いコンシーラーでは青クマが隠せない場合は、ファンデーション、もしくは肌色系コンシーラーの前にオレンジ系コンシーラーまたはコントロールカラーを仕込み、上から肌色に近いファンデーションまたはコンシーラーを軽く乗せて、地肌となじませるようにしましょう。
◆茶クマタイプの対策は?
花粉症やコンタクト使用などで、目をよくこすったり触ったりする方に多い茶クマタイプ。実は茶クマとは、いわゆる「シミ」と同じなのです!
そのためどれだけ寝不足を解消したり、マッサージをして血行を促しても、ほぼ薄くなることはありません。反対にマッサージのし過ぎで摩擦が起こり、色素沈着を誘発している可能性も否めないのです。
そこで茶クマタイプの場合は、ビタミンC誘導体などが配合された「美白系」のアイケア化粧品を使い、メラニン色素を薄くするのがベストな対策方法です。毎日「まぶたの下」までUVケアを心がけ、これ以上シミを沈着させないようにしましょう。
◆茶クマタイプにはイエロー系コンシーラー!?
コンシーラーを使うときは、茶クマの場合は補色として「イエロー系」がオススメとされています。しかし青クマの場合と同じく、目の下部分だけ浮いてしまうほど黄色をべったりと塗るのは避けてください。
もしも黄色が浮いてしまう場合は、肌色に近いファンデーションやコンシーラーを上から軽くなじませて、あくまで「隠し色」としてイエロー系を仕込みましょう。
※メイクをする際は、目の周りをこれ以上こすらないようにご注意ください。
◆黒クマタイプの対策は?
残念ながら、まぶたがたるんで影になっているのが黒クマタイプ。涙袋が大きい方や彫りの深い方、むくみがちな方に多いクマタイプです。
原因は肌のたるみのため、レチノールなどが配合された「リフトアップ系」のアイケア化粧品を使って、これ以上たるませないように予防・改善しましょう!
◆黒クマタイプにはピンク系アイシャドウ!?
黒クマタイプの場合はコンシーラーでカバーするのは難しいため、たるみの影部分にピンクホワイト系のアイシャドウを塗って「ふっくら感」をプラス。
さらにはチークやリップに明るい色を使い、他のパーツに視線が行くようにするのもテクニックのひとつです。
どのクマもすぐに改善させるのは難しいですが、輝くような目元が手に入ることを信じてケアを続けてみてください。
繰り返しますが、クマを隠そうとコンシーラーを厚塗りすると余計に目立ち、シワっぽくなる場合もあるため注意が必要です。コンシーラーはポンポンと軽くなじませて、上からパウダーファンデーションか透明なフェイスパウダーで押さえ、肌へ自然に密着させるようにしましょう!
◆石けんで落ちるコンシーラー「ミネラルシルクコンシーラー」
特長1:クレンジング不要、石鹸で落とせる
デリケートな目元のクマ隠しに大活躍なコンシーラーこそ、クレンジング不要・石けんで落とせなくては、ますますクマができることに!
ミネラルシルクコンシーラーは石けん・洗顔料だけで落とせるため、クレンジングによるインナードライ(肌内部が乾燥している状態)の予防にもなります。
特長2:不要な成分はカット。保湿美容成分でしっとりに
界面活性剤や鉱物油など、お肌の負担になる成分は不使用。シルクやセラミド、ホホバ種子油といった保湿成分が目元をしっとりとカバーします。
特長3:SPF25 PA++で、紫外線カットもOK
紫外線が当たるとメラニンが過剰に発生して、シミの原因になります。シミからくる茶クマを予防するためにも、紫外線カットが重要です。
●商品名:ミネラルシルクコンシーラー
●色展開:全1色
●価格:2,530円(税込)
「ミネラルシルクコンシーラー」の商品詳細はこちら!
ふとした瞬間の香りによって(異性・同性にかかわらず)誰かを思い出したり、昔の出来事が突然脳裏に浮かぶことはないでしょうか?
実は香りを感知する嗅覚は、他の感覚とは異なり脳にダイレクトにつながっているのです。そのため「記憶」と「香り」はかなり密接な関係があると言われています。
大人の女性にとって香りもまた、メイクやファッションと同じように自分に合ったモノを上品にまとうことができれば、さり気なくも印象的な存在感を演出することができるアイテムのひとつなのです。
◆香水は1種類じゃない?
とはいえ「香水」と一括りに呼んではいるものの、有名ブランドの香水の名称をよく見てみると「パルファン(parfum)」や「オードトワレ(Eau de Toilette)」など、表記されている名称が違うことに戸惑うことはありませんか?
実際、「パルファン」「オードトワレ」や「オードパルファン」など、呼び方がなぜ異なるのか、きちんと説明できる方はほぼいらっしゃらないのではないかと思います。
そこで「香水」と呼ばれる製品において、どうして呼び方がいくつもあるのか、それらの違いについてご説明します!
◆香水の呼び方、それぞれの特徴説明
香水は大きく分けて、以下の4つに分類されます。
1.パルファン、もしくはパルファム(parfum)
2.オーデパルファン、もしくはオードパルファン(Eau de parfum)
3.オーデトワレ、もしくはオードトワレ(Eau de Toilette)
4.オーデコロン(Eau de Cologne)
これら4種類の違いはずばり、「エタノール濃度」と「香りの持続時間」の差から生まれています。上から順に「エタノール濃度」が高く、さらには「香りの持続時間」が長いのです。
そのため価格においても、上から順番に高価なモノになっていると判断できます。
香水の種類における香る持続時間の目安
では香水にとって命とも言える「香り」の持続時間の目安はどの程度なのでしょうか。各種類における目安時間を以下に挙げます。
1.パルファン、もしくはパルファム(parfum)・・・5~12時間
2.オーデパルファン、もしくはオードパルファン(Eau de parfum)・・・5~12時間
3.オーデトワレ、もしくはオードトワレ(Eau de Toilette)・・・2~5時間
4.オーデコロン(Eau de Cologne)・・・1~2時間
以上の持続時間はあくまで目安のため、これらの表記がされている製品すべてに当てはまるとは言えません。
さらには「パルファン」などの名称自体も厳密に法律によって管理されている訳ではないため、各メーカーによってどの名称を使用するのか判断が任されているのが現状です。
◆パルファン、オーデ、トワレ、コロンってどういう意味?
とはいえ、いきなりこれら香水の種類の順番を覚えようと思っても、混乱してしまって難しいかもしれませんね。そのため言葉の意味を知って、そのイメージから覚えてみてはいかがでしょうか。
まずいちばんエタノール濃度が高く高額な「パルファン」――これはフランス語でまさに「香水」という意味であり、本来「香水」と言えば、このレベルのモノのみを指しました。そのため「パルファン」を香水の基準と覚えておきましょう。
では次の「オーデパルファン」の「オーデ」(Eau de)とはどのような意味なのでしょうか――「オーデ」とは「水の」という意味です。
つまり、一番濃度の濃いパルファンよりも水で濃度が薄まっている、というイメージなのです。「オーデ」と付けば水っぽい、と単純に覚えてしまえば簡単ですね。
では次の「オーデトワレ」もまた、「水のトワレ」という意味であることが推測できます。とはいえ「トワレ」(Toilette)とスペルを見ると、なんとなく「トイレ」を想像してしまう方もいるかもしれません。
が、フランス語で「トワレ」(Toilette)とは「化粧、身づくろい」という意味。そのためオーデトワレとは、直訳すると「化粧水」となります。
※いわゆるスキンケアとして、洗顔後に顔につける化粧水とは異なります!「オーデトワレ」を化粧水としてご使用にならないようにご注意ください。
そのため、本来の香水である「パルファン」が名前につく種類よりも水っぽく、より軽い感覚で付けられるのが「オーデトワレ」だと、覚えてください。
では最後の「オーデコロン(Eau de Cologne)」の「コロン」とは、どのような意味でしょうか。意外にもコロンとは、ドイツの都市「ケルン」を指します。つまりオーデコロンとは「ケルンの水」(ケルン水とも呼ばれる)という意味。
「ケルンの水」=「オーデコロン」は世界最古の香水とも呼ばれており、ケルンに移住していたイタリア人調香師が1709年に製造しました。そのためケルン市は、オーデコロン発祥の地として有名です。
このケルン水は現在でもアロマテラピーで使用されるように、柑橘系の香りが軽く爽やかに香る程度。そのため香りをしっかりとつける香水、というよりも、リフレッシュしたい時やシャワーの後などにつける香りづけ、という感覚で使用できます。
◆香水の「いい香り」と「臭いがキツイ」は紙一重!?
「いつでも良い香りの女性」と聞くと、ステキな大人の女性のイメージが想像できますね。
とはいえ、香りの好みは人それぞれであり、ニオイに敏感な方も少なくなりません。
そのため香水はあまり過剰につけるのではなく、ふんわりと漂わせる程度にし、またTPOに合わせて香りの質や量を調整することをオススメします。
多少ともお肌のことが気になる女性は、化粧水や美容液などのスキンケア・アイテムやファンデーションなどのメイクアイテムに気を使いがち。でも実際は、メイクを落とすクレンジングの段階からスキンケア、さらには「エイジングケア」までも始まっています!
特にお肌が敏感になっている時や慢性的な肌トラブルのある方は、クレンジングの種類、テクスチャーやクレンジング方法を見直すだけで、ずいぶん肌状態が改善されることもあります。
◆クレンジングの種類と洗浄力・刺激の強さ
クレンジングの種類は大きく分けて5つ挙げられます。以下、一般的に肌にとって刺激の強い順に並べます。
※厳密には各商品によって成分が異なるため、あくまで「一般的な」考え方をご紹介します。
【強】 シートタイプ > オイルタイプ > ジェルタイプ > クリームタイプ > ミルクタイプ 【弱】
クレンジングタイプ1:シート(拭き取りタイプ)
シートタイプとは、通常使用時にコットンに染み込ませるローション系のクレンジング剤を、はじめからシートに染みませているタイプを指します。
シートタイプは場所を選ばずにメイクを素早く手軽に拭き取ることができ、移動中などに持ち運びやすいメリットがある反面、肌に直接シートを当ててこすってしまうため、摩擦によって肌表面に傷がつきやすいデメリットがあります。
またシートタイプの多くは油分でメイクを浮かせずに、合成界面活性剤、もしくはアルコールでメイクを落とすため、肌にとって刺激がたいへん強いといえるのです。毎日長期間使用していると、角質が厚くなり、くすみやシミ・シワの原因になる可能性も(製品によるため、成分を必ずご確認ください)。
そのため、旅行や出張中、外出先でメイクを落とさなくてはいけない場合などに重宝するアイテム、と言えます。
【補足事項】
●合成界面活性剤:水分と油分をなじませるために、クレンジングなどの洗剤に配合されるもの。その強い洗浄力から「角層(肌表面の層。外部刺激からの保護や肌内部の水分蒸発を防ぐ働きをする)を破壊する」性質がある。
●天然界面活性剤:「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」という成分表示のあるもの。通常「石けん」と呼ばれる。上記成分以外の界面活性剤は「合成界面活性剤」に分類される。
クレンジングタイプ2:オイル(洗い流すタイプ)
洗浄力が強い分、合成界面活性剤の配合量が多く、油分も多いために、多用すると肌が乾燥しやすくなることがあります。
脂性の人ほど使っているケースが多いですが、実はオイルクレンジングによって肌が乾燥し、皮脂量が増えている可能性は否めません。
そのため使用する際は、乾いた手でクレンジング剤とメイクを素早くなじませた後、手を濡らしてオイルと水分を混ぜて乳化させた後、しっかりとすべて洗い流しましょう。
どうしても使用したい場合は、濃いメイク時のみオイルクレンジング剤を使用するなど、その時々によって使い分けをしましょう。
※乾燥肌の方はさらに乾燥が加速するため、オイルタイプはご使用にならないことをオススメします。
クレンジングタイプ3:ジェル(洗い流すタイプ)
ジェルタイプには「水性タイプ」と「油性タイプ」があります。油性タイプの方が洗浄力はある反面、オイルタイプと同様まつげエクステには使用不可のため、商品説明をよく確認しましょう。
水性タイプの場合、ニキビ肌の方などオイルが苦手・不向きな肌質の方に使いやすく、メイクをしっかり落としたいものの、オイルタイプでは刺激を感じる時にオススメです。
クレンジングタイプ4:クリーム(拭き取るタイプ、洗い流すタイプ)
基本的には、クリームタイプのクレンジング剤は油分と界面活性剤が適度に配合されているため、刺激が弱い割には洗浄力があると言えます。
ただしクリームタイプには「拭き取るタイプ」と「洗い流すタイプ」とがあり、その違いは界面活性剤の配合量となります。
拭き取りタイプの場合は、肌に残しても良いということからもわかるように、保湿クリームのように界面活性剤を乳化剤(クリームを作る成分)として使用しています。
しかし洗い流すタイプの場合は、上記の乳化剤としての界面活性剤の他に、シャンプーなどと同じく「洗浄成分」としての界面活性剤も含まれています。
そのため、成分のみを見れば、拭き取りタイプのクリームクレンジング剤の方が(肌に残っても大丈夫なほど)肌にやさしいと言えます。
ただし、拭き取りタイプはコットンやティッシュペーパーなどで拭き取る際に肌を擦って痛める可能性があり、その点がデメリットとなります。拭き取る際は優しく行い、肌にしっとり感があることを確認してください。
クレンジングクリームは他のタイプのクレンジング剤と比較すると、メイクへの洗浄力がありつつも低刺激のため、日常使いにオススメできます。しかし同じクリームタイプでも拭き取りと洗い流すタイプとで多少特徴に違いがあることを理解しておきましょう。
クレンジングタイプ5:ミルク(洗い流すタイプ)
比較的水分が多いため洗浄力は弱い反面、肌への刺激も弱いとされています。そのためメイクが薄い時や、肌が敏感になっている時にオススメです。
ただし最近では、ミルクタイプのクレンジング剤のなかにも、洗浄力の強い合成界面活性剤を使用している商品が増えてきている傾向にあります。
そのため「ミルクタイプのクレンジングはすべて肌に優しいから安心」とは判断せず、使用成分を確認されることをオススメします。
◆正しいクレンジング方法
基本的にどのタイプであろうとも、メーカー指定の「適量」を守りましょう。少なすぎると肌を過剰にゴシゴシとこすったり、落ちにくいために必要以上に長く肌に乗せていることになります。
※拭き取りタイプのクレンジングクリームでマッサージをする場合は、一度メイク成分を落としてから、新しいクリームを肌に乗せるようにしてください。
また、マスカラなどのアイメイクや口紅が濃い場合は、先に専用のポイントメイク・リムーバーで落としておきましょう。
また、アイメイクや口紅が濃い場合は、先にポイントメイク・リムーバーで落としておきましょう。その際はコットンに充分染み込ませ、両目とリップに1分程度乗せてから、やさしく拭います。目元、口元は皮膚が薄く色素沈着しやすいため、無理に擦り取らないようにして下さい!
1:皮脂量が多く肌に厚みのあるTゾーン(額から鼻)にクレンジング剤を乗せ、やさしくメイクとなじませます。汚れがたまりやすい小鼻は指の腹を使ってクルクルと。
2:次に乾燥しやすいUゾーン(顎から両頬)に乗せ、やさしくメイクとなじませます。
3:目元、口元にも乗せ、特にやさしくメイクとなじませます。
4:33度前後のぬるま湯で(高温だと過剰に皮脂が流れやすくなります)、肌をこすらずにすすいでください。
◆正しいクレンジングが美肌の土台に
どれだけ成分にこだわったお化粧品や高級な美容液を使用しても、お肌が素になるクレンジングで肌表面を痛めていてはムダになってしまいます。しかし油分を含んだメイクをする限り、クレンジング剤は必ず使わなくてはいけません。
メイクを楽しむためにも、クレンジング方法(そして洗顔方法も)を見なおして、お肌状態を上向きにしていきましょう。
■クレンジングを含むスキンケアについてもっと詳しくはこちら
『敏感肌の正しいスキンケアを徹底解説!原因とどんな化粧品を選ぶべきか』
『スキンケアの正しい順番を朝夜別に徹底解説!ケアの目的から注意点まで』
夏の暑さが和らぎ、気温・湿度ともに過ごしやすい秋の季節が到来。顔に噴き出る汗や皮脂の量が減ったためにメイクくずれが気にならなくなった……、と思いきや、肝心のベースのお肌の調子が悪くて困ってしまう人が増えています。
そこで「春から夏」「夏から秋」といった、季節の変わり目になると必ず肌トラブルが起こる敏感肌(ゆらぎ肌)さんのために、どうして気候の変化が肌にまで影響を与えるのかをご紹介し、おすすめの肌トラブル対処法についてご説明します。
◆秋は肌が敏感になりやすい原因って?
日差しが弱い秋になると、いつも肌荒れや乾燥肌がひどくなる――このような肌の悩みを抱えている場合、「夏の紫外線の後遺症」が原因の可能性が高いと考えられます。
紫外線にはUVA波とUVB波があり、UVA波は肌奥の真皮にまで到達し、肌の弾力を担うコラーゲンにダメージを与えます。UVB波は肌表面をやけど状態にして肌を赤く、ひどい場合には水ぶくれなどの炎症を起こし、シミのみならず皮膚がんを発症させることもあります。
このように皮膚を構成する肌細胞に、夏の間じゅう強い紫外線がダメージを与え続けることで、肌表面の細胞はもろく弱いモノとなり、また角層(角質層)内にある天然の保湿成分「セラミド」なども不足して、肌内部から乾燥状態となっています。
夏の間に水分量が減ってしまった肌はカサカサ、ゴワゴワ。さらにはバリア機能が乱れているために、ちょっとした外部刺激にでも敏感に反応してしまう「乾燥性敏感肌」になっているのです。
またUVB波によって作られたメラニン色素も、健康な肌ならば肌の生まれ変わり(ターンオーバー、新陳代謝)によって自然と排出されアカとなって剥がれ落ちますが、ターンオーバー自体が正常に行われない場合、いつまでも肌表面に残ってしまいます。
このような夏の強い紫外線の肌への影響が、夏が終わり秋を迎える頃に肌表面に現れ、乾燥やシミ・シワ、かゆみや痛みなどの肌荒れがしやすい状態になっているのです。
◆気温、湿度変化に肌がついていけないことも!
さらに秋冬に向かっては、気温が急激に下がり、空気が乾燥します。
その気温・湿度変化に適応しようと肌は皮脂量や汗の量を調整しますが、季節の変わり目は気温変化も一定ではないために、肌の状態も安定せずに皮脂量が急激に減少し、肌表面のバリア機能が乱れて肌内部の水分が蒸発し、潤い不足になるなどのアンバランスな状態になってしまいます。
◆季節の変わり目に合わせたスキンケア方法
いつも季節の変わり目になると肌トラブルが増えるなら、適切なスキンケアができていないのかもしれません。
夏に使っていたさっぱり系の化粧水や乳液を軽く塗っているだけでは、肌の乾きは加速し、過剰な皮脂分泌が起こりニキビができやすくなったり、正常なターンオーバーが行われずに角質細胞が弱り、すこしの外的刺激でヒリヒリと炎症が起きたりするのです。
秋の始まりには、夏で受けた紫外線の後遺症をケアしつつ、肌の奥からの保湿力・保水力を高めて守るスキンケアが重要。そこでたとえば、クレンジングは洗浄力が弱めのミルクタイプに替え、洗顔時には肌を手でこすらないように泡洗顔を心がけましょう。
※クレンジングの注意:洗浄力が弱いタイプはメイクが落ちにくいために、肌を長時間こすってしまうことがあります。「落としにくいポイントメイク部分は専用クレンジング剤を使用する」「メイクが濃い日のみ洗浄力が強めのオイルクレンジングなどを使う」など、クレンジング剤の使い分けがオススメです。
またスキンケアアイテムは、セラミド、スクワラン、ヒアルロン酸など保湿・保水成分やレシチンのような皮膚保護成分が入ったものを選び、日焼け後のくすみが気になるようなら、ビタミンC誘導体配合のスキンケアアイテムを追加してみましょう。
なお、肌荒れがひどくすぐに刺激を感じる場合は、余分な成分が入っていないシンプルケアで、まずはターンオーバーを正常にさせることが第一です。
乾燥がひどい場合は化粧水で保湿後、ワセリン(通常の白色ワセリンを精製した「プロペト」や「サンホワイト」が、肌荒れがひどい場合にはおすすめ)で水分蒸発を防ぐ方法が有効です。
◆ゆらぎ肌の原因は生活習慣の可能性も!?
季節の変わり目で起こりやすい敏感肌、ゆらぎ肌は夏が終わる前から対策することで改善されます。
日差しが弱くなっても紫外線量はほぼ変わらないため、紫外線(UV)カットアイテムは継続して使用し、保湿ケアは手抜きをしないようにしましょう!
また睡眠不足やストレス、栄養の偏った食事も肌荒れの原因になります。肌の調子が悪いと感じたら、日々の生活習慣を見なおすことも忘れないようにしてくださいね。
◆忘れがちな紫外線対策にはミネラルUVファンデーション!
秋とは言え、9月10月の紫外線量は真夏の70%前後。過ごしやすい気候のために外出時間が増えるものの、ついつい日焼け止めクリームを塗り忘れて……。
そんなうっかり敏感肌さんにオススメなのが、パウダータイプの「ミネラルUVファンデーション」。スキンケア後、お化粧下地ナシでポンポンとパフで塗るだけで、毛穴もシミもしっかりカバーしつつ透明感あるツヤ肌に!
さらに国内最高SPF50+ PA++++のUVカット値が、紫外線による光老化(シミ・シワ、たるみなど)を防ぎます。
保湿力の高いピュアシルクパウダー配合で一日中うるおい、崩れにくいのも人気の秘密です。クレンジング不要、石けん(洗顔料)だけで落ちるので、クレンジングによる肌乾燥のリスクも避けられます。
肌荒れは気になるけれど、ファンデーションで素肌をキレイに見せて紫外線対策もしたい――季節の変わり目による肌のゆらぎに悩むすべての肌質の方にオススメしたい、UVカット値国内最高かつお肌に優しいミネラルファンデーションです。
「ミネラルUVファンデーション」商品詳細はコチラ
◆クリアなフェイスパウダー派には「ミネラルUVパウダー」
ミネラルUVファンデーションと同じく、国内最高UVカット値のSPF50+PA++++な「ミネラルUVパウダー」。こちらはミネラルUVファンデーションとは異なり、色がつかないクリアタイプのフェイスパウダーです。
肌色を選ばないため、お手持ちのファンデーションの上から重ねたり、メイク下地不要のため「ミネラルUVパウダー」のみでナチュラルメイクを仕上げたりと、幅広く使って頂けるお役立ちアイテムです!
お肌の乾燥が気になる季節--でもカサカサになってしまうのは頬だけではないですよね。唇の潤いもなくなって、ひどい場合にはひび割れになってしまうことも!
そんな唇に乾燥トラブルを持っている方の必需品といえば「リップクリーム」。しかし知らずにリップクリームの誤った使い方を繰り返すことで、逆にさらなる唇の乾燥や荒れを招いている可能性があるのです!
そこでリップクリームの正しい選び方や使い方のポイントについてご紹介します。
◆皮脂分泌ゼロ、水分保持力が少ない唇
なぜ唇はカサカサと荒れやすいのでしょうか。それはまず、唇が「皮脂分泌できない」パーツだからです。
また細胞内の水分をキープする天然の保湿成分「細胞間脂質(セラミドなど)」も唇には少ないため、水分保持が難しいのです。さらに皮膚表面にある角層が(顔の皮膚の角層よりも)薄いため、外気や紫外線、化粧品成分などの外的刺激に弱く、すぐに角質細胞(肌表面の皮膚細胞)が剥けてしまうことに!
そのためすぐに唇が乾いてひび割れてしまう方は、そのままでは皮脂分泌ができない分、外から「保湿・保水成分」と「油分」を補う必要があります。そこでリップクリームが活躍するのですが、その使用法にはいくつか注意点がああるのです。
◆リップクリーム依存症になっていませんか?
リップクリームは1日に何回使用していますか? もしも1日に6回以上塗布しているのなら、そのリップクリームこそが、あなたの乾燥唇トラブルの一因になっているかもしれません!
というのも第一に、皮膚の層が薄い唇にリップクリームを押し付けて塗ることは、余計に「摩擦を与える」のと同じだからです。さらにリップクリームの成分が肌質と合っていない場合、荒れてバリア機能の弱った唇に過剰な刺激(ストレス)を与え続けていることになります。
第二に、常にリップクリームで覆われることで唇のターンオーバー(新陳代謝)が乱れ、健康な細胞が育つのを阻害していると考えられます。本来唇自身が作るべき保護膜がなくなってしまうことで、リップクリームを保護膜代わりに「塗らざるを得ない」という本末転倒な結果になっている可能性も!
◆時間、肌タイプ別おすすめリップクリームの種類
リップクリームには、肌質や時間帯に合わせて適したおすすめの種類があります。
1:外出時――UVカット処方のもので紫外線対策を。唇も日焼けをし、シミ・そばかすができます!
※過度の日焼けにより、唇に水ぶくれや腫れ、痛みがある場合は、リップクリームではまったく治療できません。やけど状態になっているため、病院の診察を受け、適切な処置を受けましょう。
2:就寝前や敏感肌の方――UVカット処方のリップクリームは、余分な刺激を唇に与える可能性があります。
外出用のUVカット系のリップクリームは避け、「白色ワセリン」(ハチミツを合わせても良い)などのシンプルな油分を足すアイテムを使用しましょう。精製された白色ワセリンは余分な成分が入っていないため刺激がなく、敏感肌の方でも安全にご使用になれます。
3:唇の荒れがひどい方――上記の敏感肌の方と同じく、刺激のない白色ワセリン(ハチミツを合わせても良い)や「第三類医薬品」のリップクリームを使用しましょう。
※メントールなど刺激物の入ったリップクリームは絶対に使わないこと!
◆リップクリームを塗る方向は「縦向き」が正解
リップクリームを塗る際は、横向きではなく「縦向き」で、縦じわに沿って塗りましょう!
なおスティック状のものは、固いままだと唇に摩擦を与えてしまうため、唇の上にしばらく先を乗せて体温で柔らかくしてから、縦向きに動かしてくださいね。
◆リップクリームは適切な頻度で適切な成分を!
唇は内臓の色を表すというほど、健康状態を表すもの。そのためどんなにキレイにメイクをしても、唇が荒れていると痛々しく、元気がないように見えてしまうこともありますよね。
しかしいくら唇が乾いていても決して舌でなめたり、指でめくれた皮膚をひっぱったりはしないように! 適切な頻度で適切な成分のリップクリームを優しく唇に乗せて、そのカサカサ痛みから1日でもはやく解放されましょう。
◆トリートメント効果のあるミネラルルージュ
美容液のような高いトリートメント効果で、つけるたびに美しく、ふっくらジューシーな唇へと導くVINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルルージュ」。
つけた瞬間とろけるように肌になじみ、リップクリームのように軽やかでなめらかなつけ心地が人気のミネラルルージュが、優しさはそのままに「高発色」&「色持ちアップ」でリニューアル!
デリケートな唇のために、やさしい低刺激処方--その優しさは「石けんとぬるま湯で落ちる」ほど。シリコンやタール色素、合成香料など、お肌に不要な6成分はフリーです。
スクワラン、ホホバ、オリーブ、ピーナッツのオイルがとろけるようになじんで唇に潤いを与え、インカチンオイルとシアバターエキスがみずみずしくハリのある唇へ導きます。
さらには大人の唇のために「ビタミンA」「ビタミンC」を採用。クスミのない透明感のある唇を実感して頂けますよ。
■カラー展開は3色:アプリコットベージュ、ハニーテラコッタ、クラシックベリー
「唇の皮膚が弱いから、色付きリップは苦手」「ナチュラルメイクでも唇には血色感を出したい!」という大人の女性にこそ試して頂きたい、優しくツヤと潤いを与える美的「ミネラルルージュ」です。
ここ数年で口コミ人気が広がっているホットクレンジング剤(温感クレンジング剤)。「ホットクレンジング」とは、肌に塗るとじんわり温かさを感じるクレンジング剤のことです。多くがジェル状のため、「温感ジェル」と言われることもあります。
多くの化粧品メーカーやブランドが発売しているため、一度はお店やネットで目にされたはず。とはいえ「どうしてメイク落としが発熱するの?」「クレンジングの時に温かくなるメリットって何?」など、疑問もあるのではないでしょうか?
そこでここでは、ホットクレンジング剤の肌への効果とクレンジングの注意点についてご説明します。
◆ホットクレンジングの肌への効果って?
ホットクレンジングと言えば、まさに肌に伸ばすとホットに感じる「温感」効果! ですが、そもそもどうしてメイクを落とす時に肌を温める必要があるのでしょうか?
そこでクレンジング(メイク落とし)をしながら、肌が温かさを感じるメリットについて以下に挙げます。
①毛穴が開いて黒ずみ詰まりが取れやすくなる!
肌に乗せると温かくなるジェルの温感作用によって、こわばった肌自体も柔らかくなります。
すると肌に存在する毛穴の出口も柔らかくなるため、毛穴に詰まったメイク汚れなどの黒ずみ詰まりが表面に浮きやすくなるため、結果として取れやすくなります。
②スキンケアが浸透しやすくなる!
①で述べたように、肌を温めるとこわばりが取れて柔らかくなります。すると後からつける化粧水や美容液などのスキンケアアイテムは浸透しやすくなるため、スキンケア効果が通常よりも上がります。
③洗浄力の強いクレンジング剤と比べてマイルド
一口に「クレンジング剤」と言っても、その洗浄力は千差万別。
洗浄力が強いクレンジングの場合、メイク汚れだけではなく、お肌に必要な保湿成分(角層に存在するセラミドなどの細胞間脂質や、バリア機能を司る皮脂など)まで洗い流され、乾燥肌から乾燥性敏感肌にまでなってしまうことも珍しくありません。
ホットクレンジングジェルの多くは、その温感作用でメイク汚れを優しく浮かして取れやすくするため、比較的肌に必要な保湿成分をキープできます。
※製品によって配合成分が異なるため、全てのホットクレンジング剤の洗浄力がマイルドとは言えません。お肌に合わない場合はすぐにご使用をお止めください。
◆どうしてホットクレンジングジェルには温感作用があるの?
どうして他のクレンジング剤は温かくないのに、「ホットクレンジングジェル」は温かくなるの?――このような疑問の答えは、配合成分の「グリセリン」にあります。
グリセリンとは、天然油脂を元にした保湿成分。多くの化粧品に使用されており、手作り化粧品づくりの材料としても販売されています。
※「石油化学原料を元にした合成グリセリン」もありますが、化粧品に使用されているのはほぼ上記の「植物性グリセリン」です。
このグリセリンの性質のひとつに「水と混ざると熱を発する(=溶解熱)」性質があります。多くのホットクレンジング剤はグリセリンを多く配合することで、この溶解熱を発するようにしているのです。
ホットクレンジング剤に配合されているグリセリンの発熱作用はそれほど強いものではありませんが、敏感肌の方や現在肌荒れをしている方など、刺激に弱い肌の場合は、この溶解熱に反応してしまうこともあります。そのためお肌の調子が気になる場合はパッチテストを行うことをおすすめします。
※グリセリン以外の温感成分を配合しているホットクレンジング剤もあります。使用成分をチェックし、ご自分のお肌に合わないものは避けるようにしましょう。
◆クレンジングの注意点
メイクを楽しむ女性なら、どうしてもクレンジングは避けられません。そのため敏感肌であっても、様々なタイプのクレンジング剤を使用されていることがあります。
しかし実はそのクレンジング行為がお肌を痛め、さらなる乾燥肌やインナードライ肌、敏感肌や大人ニキビ肌へと誘っているのかもしれません!!
というのも、クレンジングによって油分であるメイク汚れを落とすために必要な界面活性剤が、同時にお肌に潤いを与えている細胞間脂質(セラミドなどの天然保湿成分)まで洗い流してしまっている可能性が高いからです。
そのため、もしもどうしてもクレンジング剤をご使用になる場合は、比較的洗浄力が弱いとされるミルクタイプを使用し、しっかりメイクの時のみ洗浄力の強いオイルタイプやジェルタイプをご使用になることをオススメします。
◆クレンジング不要、石けんで落とせるコスメ VINTORTE
ミネラルコスメブランドが「VINTORTE(ヴァントルテ)」がご提供するコスメは、ファンデーションからアイシャドウやチークなどのカラーコスメまで、全てクレンジング不要、石けんで落とせます。
敏感肌、乾燥肌、ニキビ肌などお肌トラブルを抱える方でもお使い頂けるように、お肌に負担をかける余分な成分はフリー。ミネラルとシルクの優しさを、あなたのお肌でも実感してみてください。
■VINTORTEミネラルシルクファンデーションシリーズ一覧
■「ミネラルファンデーションの選び方」はこちら
気がつけば、秋冬シーズンはもうまもなく始まります。選ぶ服や小物はだんだんと深いカラーになるのに、メイクだけ1年中同じままでは気持ちが切り替わらなかったり、ファッションとしっくりこなかったり……。
でも結局はマンネリメイクから抜け出せなくて--そんなメイクに対するお悩みを持つ方のために、ここでは「大人のチーク使い」についてご紹介します!
◆大人の透ける血色メイク
少し前に流行したメイクのひとつに、レッド系のクリームやジェルチークを目の下に目立つように幅広く塗るものがありました。しかし大人の女性が施すと、お洋服のタイプと合わずにお顔だけ浮いてしまうこともあるのでは?
そこでこの秋冬にオススメしたいのが、潤いたっぷりな『ミネラルルージュ』を軽く頬に伸ばす、「大人の透明感あふれる血色チーク」です。
というのも、今シーズン秋冬のトレンドメイクは「目元、口もと」のカラーで個性を出す傾向に。アイメイクは人気のレッドやピンク系シャドウが引き続きトレンドを牽引。
さらにカラーアイライナーで、ワンランク上の遊びを加えるのも旬テクニックです。
リップにはプラム系のバーガンディー(深い赤ワインのような色味)など、やはり秋冬らしい深みのあるカラー使いが人気です。また反対に透明感あるツヤリップでセンシュアルな魅力を表現することも。
そのため、チークまでガッツリと目立つように入れてしまうとツゥーマッチな印象に--大人の女性こそ引き算メイクでヌケ感をつくるのが上級テクになるのです!
◆チークを塗る前のベースづくり
大人の血色チークを作る際には、できる限り事前にメイク下地、ファンデーション、コンシーラーでニキビやニキビ跡、シミ、色ムラをカバーし、毛穴が目立たないベースを作っておくことが大切です。
この基本の工程により、後から乗せるチークの発色が全く変わってしまいます。
◆メイク下地にもこだわりを
メイク下地を選ぶ際は、自然な血色感をプラスしたいなら「ピンク系」のものを選びましょう。
くすみが気になる方は、ブルー系の下地を使われることもあります。しかしブルー系のコントロールカラーを顔一面に塗ってしまうと、全体的に青白く不健康になってしまうため、あくまでくすみが気になる部分のみにしましょう。
また、青みのあるピンク色のチークを塗る際は、イエロー系の下地は避けてください。というのもイエローは、青みピンクとの相性が悪いためです。
逆にオレンジ系のチークを塗る際は、「イエロー系」のメイク下地にすることで肌なじみを良くしましょう。
それぞれの色の相性を見てメイクアイテムの組み合わせを考えると、顔色に統一感が出て、内側から溢れるような生き生きとした美しさを表現できます。
◆透ける血色をプラスで印象UP! ミネラルルージュ
さり気なくも頬から透ける血色感を演出するには、「ツヤ」×「潤い」×「発色」が叶う『ミネラルルージュ』のひと塗りを!
パウダーファンデーションやフェイスパウダーを乗せた後に、ミネラルルージュを直接頬に塗ってトントンと伸ばすだけ。上からパウダーを乗せなくても、ヨレずにナチュラルな血色感をプラスできます。
※もしもベタつきが気になる場合は、ミネラルルージュの上から、色みのない「ミネラルUVパウダー」を乗せてください。肌色のついたファンデーションを乗せると、ミネラルルージュの自然な色みが消えてしまいます。
■さらさら&透明感UPなフェイスパウダー「ミネラルUVパウダー」(SPF50+PA++++) 詳細はコチラ!
◆パウダーチーク派は大きなブラシを使って
やっぱりチークはパウダータイプが使いやすい……。そんなパウダーチーク派は、大きめチークブラシを使ってふんわりと入れるのがオススメ。
まずはチークをブラシにとります。このとき余分な粉がついていると「やり過ぎ」になってしまうため、余分な粉は必ずティッシュなどでオフします。
基本的にチークの位置は、頬骨の一番高い場所を目安にしてください。そこにチークをのせ、円を描くようにブラシを動かします。
※「チークは入れ方で美人度倍増!顔型別おすすめチークの入れ方」記事もご参考ください!
さらに、ふんわりとした優しいチークを目指すときは、円形で描くがオススメです。しかし子どもっぽくなりすぎる、という場合は楕円形にしてください。
チークをお顔に塗ったら、指先でとんとんと押さえてチークを頬になじませます。特にチークと地肌の境目は、なるべくはっきりさせないように、よくなじましょう。
最後にティッシュやパフでチークを上から軽く押さえ、余分なチークを落としたら完成です。
◆VINTORTEミネラルシルクチークカラー
春からの新しいチークのイメージはお持ちになられましたか? しかしお肌トラブルを抱える敏感肌の方などは、新しいコスメアイテムを簡単には選びにくいですよね。
そこでオススメしたいのがVINTORTEの「ミネラルシルクチークカラー」。パウダーながらしっとりとしたテクスチャーで、乾燥肌の方でも安心してお使い頂けます。
さらには界面活性剤・タルク・シリコン・鉱物油・合成着色/香料・防腐剤は不使用。紫外線吸収剤フリーのノンケミカル処方(SPF20 PA++相当)のため、クレンジングなしで落とせるのも嬉しいですね。
■「ミネラルシルクチークカラー」の商品詳細はこちら
◆熊野筆チークブラシ
ふんわりとチークを塗りたくても、付属の固いブラシでは肌を傷つけてしまうことも。
そこでVINTORTEでは、上質の熊野筆をご用意しました。柔らかさとコシ・ハリを持つ高級山羊毛(黄尖峰)を使用しているため、メイク初心者の方でもチークを上手に乗せることができます。
一生に一本の熊野筆――その優しさに一度触れれば、手放せなくなりそうです。
■「熊野筆チークブラシ」の商品詳細はこちら
さらにセットなら10%オフで揃えて頂けるチーク&ブラシキット。なくなり次第終了のため、お早めにチェックしてみてくださいね。